2020年6月11日にTwitterに投稿した暴虐な軍国主義者、楠木武が恥をかく物語の通算11話目の加筆修正版をPrivatter+に投稿。キングギドラが主人公を担いゴジラ、モスラ、ラドンも大活躍。残忍描写濃い目なので閲覧注意。菊タブー?何それ?
楠木の目の前にあるメガトン級の核弾頭は元々嘉手納基地に秘蔵されていたもの。金星人達は在日アメリカ軍基地を制圧した際基地内の核弾頭全てを回収し、ホシェルはそのうちの1発を楠木に譲渡しどのように使うか試す所存。
「この俺様が折角大和民族の英雄になれる最高の機会を用意したのに何故誰も名乗り出ない!?早く名乗り出んかぁ!」
誰一人挙手しない状況に苛立つ楠木、無論この男は自分がゴジラに特攻する気は全く無い。
「司令官、この軽部が行きたいと言ってます!」
海上自衛官共はこのままだと自分達が特攻させられるという焦りから、軽部の右腕を掴み無理矢理上げさせた。
「よし軽部、貴様が行け!おお、合意してくれるか!流石日本男児だ!靖国の英霊達もお前を誇りに思っているぞ!一ノ瀬由衣とかいう尻の青い小娘がゴジラを殺すのが間違っているとか抜かしていたが、戦後の左翼教育があの小娘みたいな平和ボケを量産し続けた中で日本男児の意地と誇りを示した君に感謝したい。全く!女に教育の機会や選挙権を与えるとろくなことにならん!」
楠木は女性差別丸出しの暴言を連発しながら軽部に詰め寄り、至近距離から彼をギロリと睨んだ上新調した「軍人精神注入棒」により下顎をコンコンと突く。気弱な軽部一人を犠牲にすることに合意し一斉に拍手と他の自衛官共の振る舞いも卑劣の極みだが。
「軽部!腰抜けの貴様に日頃から軍人精神を注入し続けたあたごの艦長ら海自の皆さんと、自らの命と引き換えに核でゴジラを殺った偉大なる英雄として後世に名を残す最高の機会を用意したこの俺様に感謝するんだぞ!勿論貴様は靖国神社に英霊として祀られるから他の英霊達によろしく言っておいてくれ!グハハハハ!それでは諸君!この烈士を万歳三唱で見送ろうではないか!」
楠木に威圧され半泣き状態な軽部は声を出せない。そして金星人2人に遊就館を案内した時同様図に乗った楠木の笑い声はとにかく下品。自分に向かって万歳と叫ぶ自衛官全員がとても恨めしく思える軽部であった。
「楠木司令官、現在ゴジラは小笠原諸島近海を遊泳中です。この距離なら回天による作戦実行は十分可能です。」
「うむ、では核弾頭を搭載した回天の出撃準備をせよ。作戦開始だ!成功を祈る!」
あたごからの連絡を受け楠木が檄を飛ばす。太平洋戦争末期に開発された人間魚雷の同型に核弾頭を搭載し気弱な軽部に操縦を強要という楠木の卑劣なやり方にホシェルは戦慄し、やはり日本人に核を使わせてはいけないと思いを新たにしている。
「こちらあたごです。安全圏への移動を完了しました。」
「よし出番だ、軽部!頼むぞ!お前のど根性をゴジラに見せてやれ!行け、軽部!」
熱血教師を気取るこの外道に軽部を威圧し特攻を強要したことへの罪悪感など一切無いのは見ての通り。
狭苦しい操縦席に座る軽部は手動により起動させた核弾頭と共に泣き叫びながらゴジラに特攻し、凄まじい閃光が夜空を照らし轟音と共に巨大なキノコ雲が上がった。作戦通り核弾頭が命中したとはいえ、本当にゴジラを抹殺出来たかどうかはまだ不明。
「軽部よくやった!俺はお前を誇りに思うよ!これでゴジラも木っ端微塵だな!グハハハハ!ってあれ?」
大笑い中の楠木に水を差すかのように海面を割り出現したゴジラは身体のどの部分も全く負傷しておらず、核爆発時の膨大な核エネルギーを全て吸収した身故天に向けて吐く放射熱線の威力も桁外れ。結局楠木が強行した核攻撃はゴジラ抹殺どころか更なる強大化をお膳立てしてしまった。核攻撃によりゴジラを打倒する発想自体が根本的に間違っていたと言わざるを得ない。
「いいか!俺の作戦は間違ってない!回天に乗った途端にビビって逃亡しゴジラから遠く離れた場所で核弾頭を起爆させた腰抜けの軽部が全部悪い!わかったな!」
死人に口無しなのをいいことに作戦の失敗を軽部のせいにする楠木、この人間のクズはどこまで卑劣なのだろうか。

核攻撃をものともせず天に向け放射熱線を吐くゴジラ。かねてより非核三原則を敵視していた楠木武陸将はメガトン級の核弾頭によるゴジラ抹殺を企てたものの、気弱な軽部孝士1等海士に核弾頭の起爆を強いる非道な作戦は大失敗。ゴジラに多量の核エネルギーを提供し更なる強大化をお膳立てする破目に。
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.