Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
芹沢亀吉
2024-09-07 01:06:07
257331文字
Public
キングギドラ
Clear cache
巨神聖戦記
2020年6月11日にTwitterに投稿した暴虐な軍国主義者、楠木武が恥をかく物語の通算11話目の加筆修正版をPrivatter+に投稿。キングギドラが主人公を担いゴジラ、モスラ、ラドンも大活躍。残忍描写濃い目なので閲覧注意。菊タブー?何それ?
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
この古史羅の骨は肉食恐竜に似た形状かつゴジラを彷彿とさせる背びれを有するとはいえ、1940年頃に出現した古史羅は程なくして旧日本海軍の通常兵器により容易く討伐される体たらくと、1954年の原潜ノーチラスの潜行時に出現し数十回の核攻撃に耐え抜いた本物のゴジラには遠く及ばない。
「感じる、感じるぞ。骨が発する電波が強まっていくのを肌で感じるぞ。」
電波を肌で感じるなどと自ら宣うこの男に啞然とした読者もいることだろう。とはいえ確かにこの謎の骨は電波を発し、しかも最近になって突然その電波が強まり始めたのだ。ミサキオク地上階の監視センター並びに館山市内の無人の洋館にて鉱石ラジオがひとりでに作動し奇妙な歌謡曲を流しているのもこの電波の影響に他ならない。なおその洋館は葦原の旧宅であるという。
「いよいよ破局が始まる。さあ愚民共、俺様の論文を解読し破局を阻止するのか、それとも何も出来ないまま滅び去るのか、貴様らの真価が問われるぞ、グフフフフ。」
この男が言う「破局」とは一体何を意味するのだろうか。
再びエレベーターに搭乗した男がミサキオク1階の応接室に移動すると、窓際に
海
かい
建宏
たけひろ
が佇んでいた。この金髪男は真っ黒なサングラスをかけノリの軽そうな雰囲気を全身に漂わせ、独立自営ジャーナリストを自称しているとはいえ実際のところは何をしているのかさっぱりわからない。
「よう、葦原道幸サン、随分遅かったじゃないか。地下で何やってたんだ?」
「何だって良いだろう。話したところでどうせ貴様には理解出来んのだからな。そんなことより連中はまだ到着しないのか?」
海にそう呼ばれているあたり、どうやらこの男は葦原本人のようだ。
「相変わらず傲慢だな。まあそれがあんたの個性ってやつなんだろうが。ここに来る前スティーブンさんに電話で聞いたけど早ければあと3日で到着だとよ。知っての通り例のサイバーテロで出発遅れちまったからな。にしても一体ここは何だ?この建物が見えてきた途端にスマホが電波圏外になったし、あのラジオからは妙な歌が流れているし。って、あんたに聞いても無駄だったな。」
「ほう、思ったよりものわかりが良いな。この前は見境無く質問してきて正直鬱陶しかったが、そんな貴様も少しは成長出来ることを学ばせてもらったよ。それでは貴様のものわかりの良さに免じて特別に教えてやる。ここミサキオクの地下にはかつて日本海軍に討伐された怪物、古史羅の骨が秘蔵してあるのは知っているだろう。あの骨が発している電波の影響だよ。」
葦原が指差した『古史羅ノ図』、即ち約200年前に描かれた屛風絵は昔からこの地に古史羅の伝説が伝わっていた証。10000年の眠りについていた、即ち有史以前から生き続けてきた本物のゴジラと比べれば遥かに浅い歴史だが。
葦原の下らない自慢話が鼻につくこの場面は一旦終了とし、物語の舞台を太陽系の外に移そう。
全長約2kmの葉巻型UFOが宇宙空間を漂っている。数世紀前惑星ラゴモから飛び立ったこのUFO、搭乗しているのは戦争と環境破壊で死の星と化した母星を捨てたラゴモ人達だ。ラゴモ人は地球人より遥かに長寿とはいえ数世紀分の食料を船内に搭載するのは不可能なため全員冷凍睡眠状態、UFOは時々巨大な帆を広げ恒星が発したプラズマをかき集めて動力としている。
「飛行物体接近!飛行物体接近!信号を直ちに確認せよ!」
船内放送が鳴り響く中冷凍睡眠から覚めたクルー達は操縦室に駆け込んだ。このUFOは普段は自動操縦で緊急事態に際してはクルー達の冷凍睡眠が自動的に解除される。早速信号を確認したクルー達は皆動揺を隠せない。
「信じられん、この信号は例の機体のものだ。よし、信号を発している機を映し出せ。」
「妙です、映像をご覧下さい。明らかに例の機体とは形状が異なります。」
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内