Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
芹沢亀吉
2024-09-07 01:06:07
257331文字
Public
キングギドラ
Clear cache
巨神聖戦記
2020年6月11日にTwitterに投稿した暴虐な軍国主義者、楠木武が恥をかく物語の通算11話目の加筆修正版をPrivatter+に投稿。キングギドラが主人公を担いゴジラ、モスラ、ラドンも大活躍。残忍描写濃い目なので閲覧注意。菊タブー?何それ?
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
怒り故かキングギドラの左右の首が吐く引力光線は昨日よりも威力が高く、ゴジラの背びれを軽々と抉り取る。悲鳴を上げたゴジラではあるものの背びれを失い体内原子炉の制御が難しくなったのを逆手に取り、全身から体内放射を拡散し空中のキングギドラを吹き飛ばした。無理な技を使い力尽きたのかゴジラはそのまま海中へと沈んだが。
空高く吹き飛ばされたキングギドラはそのまま飛翔を開始し、大西洋北西に広がる沿岸を目指す。奇しくもこの時キングギドラが着地した沿岸こそ現在のヴァージニアビーチに他ならない。キングギドラの左の首は少し前まで中央の首が生えていた箇所を悲しげに眺め、右の首は中央の首を守れなかった自分の不甲斐なさを呪いたい気持ちで一杯だ。
突然キングギドラの中央の首の付け根がムクムク動き、傷口から半透明の羊膜により覆われた新たな首が生えてきた。驚いた左右の首が羊膜を噛み破ると中から完全な形の中央の首が出てきて両目を開き咆哮する。何を隠そうキングギドラが再生能力を発揮したのは今回が初。これまで使ったことの無い再生能力を使わざるを得ない相手、それがゴジラである。
「貴様!自分がやったことの重大さをわかっているのか!他には未開人しかいないこの星で我々が苦労して築き上げた偉大な文明を滅ぼしたのだぞ!我々が遺伝子工学の英知を結集させ誕生させた神々を皆殺しにした罪の重さを少しは考えろ!」
近くに漂着していたアトランティスの生存者達はキングギドラを罵倒したものの、直後に引力光線を浴び全員仲良く消し飛んだ。
地球の生態系を破壊しかねない生体兵器を生み出した大罪を偉大な功績と思い込む愚劣な輩は死ぬまで反省しない。人造怪物や人造怪鳥を神と言い張るのは、それらを生み出した自分達が地球で一番偉いと思い込む傲慢さの現れだ。高度な遺伝子工学を確立して増長し、自然の摂理を無視した生体兵器開発を行った罪深きアトランティス文明への報いには文明自体の滅亡が相応しい。
同じ地球人を未開人と見下すのもアトランティスの人々の傲慢さの現れ。そしてキングギドラとゴジラの激闘を描いた壁画がそうであるように、アトランティス以外の人々にもそれぞれ独自の文化や技能がある。自分達の愚劣さに気付かないまま滅亡したアトランティスの人々は高度な文明を確立すると愚かで傲慢になる文明人の典型と言えるだろう。
今回キングギドラが地球に来たのは地球の何処かに潜伏していると思しき金星人を探すため。地球を一周しても金星人がいた形跡自体が見つからずこれ以上探しても埒が明かないとはいえ人造怪物並びに人造怪鳥を生み出した罪深き文明を完全に滅ぼしたのは大きく、これだけでも今回地球に来た意義は十分過ぎるほどある。
キングギドラの各首は相談し今回のゴジラとの対決は痛み分けで良いと結論付けた。地球の主である巨神の中でも最強の存在、ゴジラの強さを文字通り痛感し、また明確な競合相手が出来たため更なる精進に励めるからである。再びゴジラと戦う機会の訪れを楽しみにしながらキングギドラは地球を後にした。
10000年前の死闘を回想し終えたゴジラの目の前に広がるのは日没直後のヴァージニアビーチ。無論現在のヴァージニアビーチ沿岸にキングギドラの姿は無く自衛隊の空爆による焼け野原が広がるだけとはいえ、ゴジラの脳裏には沿岸に着地し瞬く間に中央の首を再生させたキングギドラの映像が浮かんでいる。なおその時引力光線により抉り取られたゴジラの背びれも程なくして再生し現在は元通り。
ゴジラの背びれの上にとまっていたモスラの全身が突然金色の粒子と化す。再びキングギドラと戦う決意を固めたゴジラと融合し自身も共に戦う、それがモスラの決意だ。ゴジラは金色の粒子を全身に浴びながら咆哮し、背びれが赤く発光している。
一方現在のキングギドラは太陽系から1光年ほど離れた宇宙空間にて謎の巨大怪物相手に激闘の真っ最中。その怪物は背部を中心に全身の殆どを尖った結晶体により覆い、本体と思しき部分はゴジラに酷似している。ゴジラに酷似した宇宙怪物、さしずめスペースゴジラといったところか。スペースゴジラは口からコロナビームなる赤色の光線を吐きキングギドラを攻撃した。
スペースゴジラはコロナビームを自由自在に屈曲させ、様々な角度から標的を狙うことが出来る。キングギドラもコロナビームに負けじと各首が引力光線を吐いた。両者の光線が激しくぶつかり合い、宇宙空間を明るく照らす。
コロナビームの威力は引力光線とほぼ互角。しかし三つ首龍であるキングギドラは引力光線1発をコロナビームにぶつけ相殺しつつ、他の首が吐く2発をスペースゴジラの身体に直撃させられる。2発の引力光線が直撃した途端にスペースゴジラが悲鳴を上げ、このまま宇宙空間にて撃ち合いを続ければキングギドラの勝利は確実だろう。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内