Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
芹沢亀吉
2024-09-07 01:06:07
257331文字
Public
キングギドラ
Clear cache
巨神聖戦記
2020年6月11日にTwitterに投稿した暴虐な軍国主義者、楠木武が恥をかく物語の通算11話目の加筆修正版をPrivatter+に投稿。キングギドラが主人公を担いゴジラ、モスラ、ラドンも大活躍。残忍描写濃い目なので閲覧注意。菊タブー?何それ?
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
門長は何故自分が皇嗣に怒鳴られたのか全く理解出来ないまま参内を急ぐ。兄清仁を亡き者にする企てをホシェルに挫かれ、今日はもうこれ以上兄の顔を見たくないし声も聞きたくない義仁は逃げるように宮中から退出した。先程は自分を気遣ってくれた侍従を罵倒し今度は鉢合わせした門長を罵倒とこの皇嗣の八つ当たりは止まる所を知らない。
「な、なぁ、俺何か殿下を怒らせるようなことしたか?」
「殿下も今は相当お疲れなのでしょう。それより総理、陛下はあちらにおいでです。」
「さっき来たからそんなことはわかっている!お前はいちいちうるさいんだよ!馬鹿野郎!」
義仁に怒鳴られた門長がその鬱憤を晴らすため秘書官に怒鳴り散らす、これがパワハラの連鎖か。
「よいか門長、空母ロナルド・レーガンは爆発事故で沈没したと公表せよ。ゴジラは無関係だ、わかったな。ワシントンを見事に陥落させ我が国を戦勝に導いたF-2部隊がゴジラに壊滅させられたとあっては戦勝祝いの妨げになる。幸いにも搭乗者は全滅し現場を知る者は誰もいない。ゴジラめ、本当に余計なことを!」
門長から空母ロナルド・レーガン沈没の経緯を聞いた天皇清仁は憤激し、両手で机上を力任せに叩いた。この振動により机の上の水の入ったコップが床に落ちてパリンと割れ、清仁が着ている特注オーダーメイドスーツはズボンの裾がびしょ濡れ。
「早く掃除せよ!現人神である朕をこれ以上苛立たせるな!そなた達平民に温情で仕事を与えた朕に報いる姿勢を示せ!そなた達などいつでもクビに出来るのだからな!」
清掃員達は天皇清仁の怒鳴り声に怯えながらその清仁が落として割ったガラスのコップの破片を回収している。清仁が清掃員達に怒鳴り散らすのは、先程侍従や門長に怒鳴り散らした義仁と同じく完全な八つ当たり。
「朕は今門長と大事な話をしている。そなた達平民は今すぐこの部屋を出て行くように。」
自分でコップを落として割っておきながら、そのコップの破片を綺麗に片付けた清掃員達に対し天皇清仁は傲岸不遜な姿勢を崩さない。数々の特権により甘やかされ続けると人間ここまで傲慢かつ自分勝手になるのだ。慌てて部屋を出て行く清掃員達を目の当たりにした門長はいつも以上にこの今上天皇へのご機嫌取りが必要と悟り、体中の冷や汗が止まらない。
「へ、陛下、ほ、本日はお休みになられて下さい。わ、私も、か、官邸に戻りますので。あ、明日は、一般参賀の日です。ゴッ、ゴジラが何をしようと、わ、我が国が、ア、アメリカに戦勝した事実は、ゆ、揺らぎません。こ、国民と共に、せ、戦勝を祝いましょう。」
門長には脱税疑惑の追及から逃れるため仮病を使い首相の職責を放棄した過去があり、ここまで天皇清仁のわがままに振り回される毎日だと今度は本当に病気により首相辞任も十分あり得ることに気付き怯える一方、今辞任すると首相としての権限を駆使し隠蔽し続けてきた不正が全て暴露され塀の中で名前を番号で呼ばれる毎日が始まるのでは、という不安もある。
「本日はドクターホエールさんの講演を拝聴しました。あの方の素敵なお言葉により私の中の宇宙が大きく大きく広がります。貴方も一度お聞きになられてはいかがですか?今ある悩みもきっと全部消えますよ。by門長
通江
みちえ
20:17/2019/6/8」
公用車の車内にて配偶者からのメールを読んだ門長は大声で叫びたい衝動に駆られ、スマートフォンを足元に叩きつけた。怪しげな腕輪をぼったくり価格により販売等数々の悪徳商法により名高い人物の講演会に首相夫人が参加となればまず世間が黙っていない。通江が悩みを増やしたと知った四郎は両手で頭を抱え、足元のスマートフォンを誤って踏んでしまった。
「おい、貴様!今俺が落としたスマホを踏んで壊したのを見て笑っただろ!」
「と、とんでもございません。今目の前の信号が変わるのを見ていたところです。」
いきなり門長に難癖をつけられ運転手は困惑を隠せない。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内