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芹沢亀吉
2024-09-04 01:16:26
143708文字
Public
菊タブー
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108と108
暴虐なナルシストかつ軍国主義者な楠木武が恥をかく物語の通算108話目。仏教において人間一人が持つ煩悩の数は108とされ今回はその108に焦点を当ててみた。いつも通り特盛の残忍描写に加え今回は性描写も色濃く、18歳未満の方が読むのはお勧め出来ない。
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「ところで私のこと通報とかしないのかな?こんな物騒な銃持ってるし、由衣の目の前で3人も殺したんだけど。」
「しないしない!絶対しない!志保先輩が来なかったら今頃私何されてたか。大体日本の警察は性犯罪には物凄く甘くて泣き寝入りした人大勢いるし。それはそうと先輩、今から時間ある、かな?」
一ノ瀬は藤崎と手を繋ぎ自宅アパートへと向かった。二人が部屋に入ったのを見計らうように空が曇り、路上に転がるクズ男三人の遺体に冷たい通り雨が降り注ぐ。
その夜生まれたままの姿の一ノ瀬と藤崎が身体を重ね、互いに愛を確かめ合う。数年ぶりによりを戻した二人は最早大学時代のように手を繋ぐだけでは満足出来ない。2月の寒波が日本列島を覆う中、ベッドの中の二人は全身の白い肌を薄紅色に染め高熱を発し続ける。日本列島が二つの国に分断されてもこの二人を分断することは出来ない。
「すっ、数日前に、ゆっ、夢を見たんです。てっ、天女様と激しく愛し合う夢です。その天女様、顔が志保先輩でした。」
「そうなんだ。私も最近そういう夢見たよ。天女様の顔が由衣だった。お互いそういう夢見るあたり私達やっぱり結ばれる運命だったんだよ。それと由衣、私に対して敬語使うのラブレターくれた時以来だね。別に普段通りタメ口で良いんだけど、初々しくて可愛い。」
ただでさえ紅潮している一ノ瀬の両頬そして両耳が真紅に染まる。
「い、今凄く変な気持ちになってて膝が勝手に開いちゃうからあそこの部分を先輩に舐めて欲しい。せっ、先輩は他の女の人の着替えとか裸見ると変な気持ちになるから更衣室とか女風呂に入るのが辛いんだよね。で、でも今は変な気持ちになるのを我慢する必要なんか無いよ。愛しの先輩が舐めてくれたら私も気持ちよくなれそう。」
「フフ、じゃあ可愛い後輩のお言葉に甘えて。」
藤崎に下の毛が生えている箇所をねっとりと舐められ、一ノ瀬の全身を迸るのはかつてない快感。余りの気持ちよさに一ノ瀬が涎を垂らしていることに気付き、藤崎はベッド横のティッシュ箱からティッシュペーパーを1枚取り出し彼女の口の周りを優しく拭う。
「こんな、こんな時でも志保先輩はじ、自分の欲望より私への気遣いを優先してくれる。そんな先輩が私大好き。あ、あと、口の中濯いだ方がいっ、良いと思う。ぜっ、全部終わった後で良いけど。」
仰向け状態の一ノ瀬が肩で息をしながらそう呟くと、藤崎は思わず微笑んだ。
「由衣だって今気持ち良過ぎて頭の中真っ白の筈なのにあそこを舐めた私に口濯ぐよう言ってくれたし、元々そんなに伸ばしてない爪をさっきシャワー浴びる前丁寧に切ってたのも私のデリケートな部分を極力傷付けないためだよね。私由衣のそういう優しいところ大好き。そうだ、ここ揉んでも良いかな?」
一ノ瀬が両目を閉じ身体を小刻みに震わせながら頷くと、藤崎は彼女の身体の一部をそれぞれの手により鷲掴みにした。藤崎も一ノ瀬同様手足の爪を短く切っているため、たとえ力任せに揉んでも相手の身体を傷付けることはまず無い。一ノ瀬も藤崎も心の奥底から性衝動が絶え間なく湧き出る中相手を気遣う慈悲の心を保つ。
「由衣のおっきくて、柔らかくて最高。もち肌なのもあるだろうけど揉めば揉む程気持ちいい。由衣さえ良ければこのまま一晩中揉み続けたいよ。」
急に黙り込み一ノ瀬の身体の一部を揉むのを止めた藤崎は表情が暗い。一ノ瀬が事情を聴くと海外派兵された際入浴中に上官に襲われそうになった記憶が蘇ったのだという。その時藤崎はとっさに相手の右耳を噛みちぎり、クズ上官が怯んだ隙に銃を奪い即座に射殺しそのまま隊を脱走した。藤崎が死亡扱いになったのはこの一件を何としてでも隠蔽したい地球防衛軍上層部の意向なのはまず間違いない。
今度は一ノ瀬がティッシュペーパーを1枚手に取り藤崎の両頬を伝う涙をそっと拭く。
「ごめん、由衣。折角良い雰囲気だったのにぶち壊しにしちゃった。」
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