ユーリ・ローウェルの日記

青年が日記を書く話。


眠れない。
……いつの間にか、おっさんを目で追うようになっていた。……なっていた、んだと思う。じゃなきゃおっさんが視界の中にいない今、こんなに落ち着かない理由が見つからない。いつからだ? 日記を読み返してみてもよくわからねぇ。最初からだったようにも思うし、ごく最近になってからのような気もする。とにかく最初からうさんくさくて得体のしれないおっさんだったから、警戒するのは当たり前、目で追うのも当たり前ってことだ。
恩を売ったり売られたり、利用したりされたり。
……オレと、オレたちと、おっさんは、”仲間”だったんだろうか。
いつから違和感なく”仲間”として受け入れていたんだろうか。
おっさんにとっちゃ、こんな風に急に姿を消しても差し支えない、いっときの随行者に過ぎなかったんだろうか。
それは、
……そうだとしたら。
……悔しい。
……何を書きたいのかわからなくなってきた。そろそろ戻る。