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kurotera
2025-02-24 08:27:05
174619文字
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You are what your back bears
2022年6月に発行したイノセントブレス IB本の再録です。
発行から一年経ち、頒布も終了しているので掲載。
当時手に取っていただいたかた、ありがとうございます。
【概要】
ぼくのかんがえたさいきょうのイノセントブレス本(非公式)
無印三部前提
出てくるメンバー:教会勢、ラプラスの悪魔、ダーククロウ、LL、無銘
ですが無銘の四名とダーククロウさんは本当に一瞬です。あくまでIB中心。
戦闘と日常の比率は6:4ぐらい。当社比。
書き手の趣味が爆発してえらいことになりました。
要素/注意
九割捏造。特に過去。
公式ファンブック旧版と一部キャラクターメッセージカードを元に当時は執筆していますが、未所持のカードもあるので設定にずれが生じています。
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「ハニエル」
日もそろそろ傾きだして片付けを始めた頃、サンダルフォンはハニエルを呼び止めた。
「はい」
琥珀色の眼差しを向けて小さく首を傾げるハニエルに、歩み寄る。
「ハニエル、ありがとう」
「
……
?」
「出かけようって言ってくれて、ありがとう。今日は
……
改めてオレの居場所はここだって気付かされたよ」
「
……
サンダルフォンさん」
ハニエルがはにかむ。揺れるリラの髪をサンダルフォンがそっと撫でる。
「サマエルの言う通りです、何度でもここに来ましょう。オレ、皆とずっと一緒にいたいです。だから、夏も、秋も冬も、楽しい時も
……
つらい時も
……
五人でここに来ることが出来たら
……
」
ハニエルが口を閉ざす。いつもは俯きがちな顔をすっと上げて、夕日に滲む聖都を見つめた。
「そう思えば、きっと頑張れるんです。どれだけ世界が怖くても」
ハニエルが微笑めば深く頷いて、そうだね、とサンダルフォンが笑みを浮かべる。
騒がしかった三人も夕焼けに照らされる聖都を眺める為に集まっていた。その美しさに五人は暫く言葉を失いながら、夜を迎える世界の姿を目に焼き付けている。
「
……
綺麗だね」
ぽつりとサンダルフォンが呟く。
ぬるく柔らかな風が、そのプラチナブロンドを揺らした。
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