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camellia57
2026-02-01 18:27:30
67473文字
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火アリSSメーカーまとめ
2024~2025年に書いたSSのまとめ。全年齢のみ。ごちゃまぜ
話は独立していてつながっていません。基本的にはページが後ろの方が古いです
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「あっ
……
」
送信ボタンを押すと同時に誤字を発見し、取り消しはどこで操作するのだと慌てているうちに既読がついてしまいさらに慌てる。
「ど、どないしょ
……
」
『また近いうちに恋愛するわ』
予測変換というやつは碌なことをしない。予測しなくてもおかしな変換をするのに勝手に想像してこちらの考えとは別のものを表示させるのだから困ったものだ。
私は『連絡』と言いたかっただけなのに!
「ま、まあ、うっかりしたってことくらいわかるやろ。でもまあ一応伝えておくか
……
」
そんなことを言っているとスマホが震えた。掛けてきたのはたった今間違いメッセージを送った相手である火村。からかうつもりなのかと電話に出れば低い声をさらに低くさせて挨拶もなしに「誰と?」と聞いてくる。
……
えらく不機嫌では?
「あ、あのな」
「誰とするんだ?」
「お、落ち着いて、俺の話を聞いてくれ」
「この上なく落ち着いているが?」
どこがやねん!!
「さっきのは間違いやねん」
「
……
間違い?」
誤解が解けたようでなによりだ。
「そう、せやからな」
私が言い終える前にまた火村が「誰と?」と問うてくる。
……
まったく解けていなかったようだ。
「そういう意味やなくて」
「本当は誰に送るつもりだったんだ?」
「え?」
なんでそんな発想になるんや!? もしやこいつ、偽者か?
「アリスが頻繁にやり取りをする相手だろ? まさか
……
片桐さんか?」
「いや、だからな」
「思わぬ伏兵がいたな
……
」
「いや、ちょっと待てって」
いつもの察しのよさはどこへ行ってしまったんや!?
「確かにある意味ではアリスのことを俺よりも理解しているだろう。もてなし力も高いし相談相手として選ばれるのもわかる。これは強敵出現だな
……
」
「だから! 恋愛ちゃうくて! 連絡するって言いたかったんやって!!」
「
……
え?」
「もう! なんで俺の話を聞いてくれへんの! 火村のアホ!!」
「わ、悪かった
……
」
さっきまでの剣呑な空気は吹き飛んで、電話の向こうで火村がバツが悪そうな顔をしているのが浮かぶ。
「わかったんならええ、ほな、またな」
「あ、あぁ
……
、連絡、待ってる」
通話終了を確かめて、思わず気持ちが溢れる。
「恋愛ならずっとしてるわ
……
。いい加減気づけや」
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