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零ミリ
2026-04-26 18:26:40
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輝石と筆跡2026毎日ワンライ
がんばります
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伏せ字の答えを教えてあげる(きみが×き)
本から顔を上げて隣の无諦を盗み見る。今は无諦の部屋で文机を並べて本を読んでいる。今日の无諦は執筆をお休みだそうだ。勉強兼休みの時間だ。
背中を丸めて本に視線を落とす无諦の後ろに回り込む。ちょっとしたイタズラをしよう。背中に指を当てて、つつ、となぞる。无諦はこちらを向かずに尋ねる。
「なんだ? 藍桐」
「背中に文字を書くから当ててみて!」
指を大きく動かして无諦の背中に文字を書く。
「き」
「み」
「が」
「す」
「き」
きの字の最後を大きく流して、无諦の顔を覗き込む。
「どう? 无諦!」
「うーん、き、み、が、飛んで、き」
无諦は覗き込んでいる僕の顔を見て、にやりと笑う。
「分からないな」
絶対に分かっている顔だ。僕も分からないという无諦に乗っかることにした。
「四文字目はさ行だよ!」
「きみがさき」
「先ではないな!」
「きみがしき」
「四季? 指揮? ちょっと違うかな!」
「きみがせき」
「君は関さんじゃないだろう!」
「きみがそき」
「文章になってないよ!」
「分からないな」
无諦はわざとらしく首をひねってとぼける。无諦に言ってほしかったけれど、仕方ない!
「あのね、」
无諦の耳元に唇を寄せて手を立てる。そっと答えを教える。
「きみがすき」
「
……
藍桐」
无諦がこちらを向いたかと思うと、優しく床に押し倒される。
「私もだ」
无諦は僕の頬を優しく撫でそのまま誘うように唇をなぞる。
「すき、无諦」
僕は无諦の口付けを受け入れた。
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