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camellia57
2025-12-13 19:47:56
38479文字
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降っても晴れても 君の隣で(川玉SSまとめ 26.5.18更新)
川瀬エンド後の川玉小話まとめ
下に行くほど新しいです
リンク先R18はパス限
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川瀬は偶に面倒くさい。
「玉森くん、俺のこと好き?」
また始まった。
ソファでくっついて髪を撫でながら確認することでもないだろう。
「そうだな」
呆れを籠めた声で返す。
この言葉では川瀬が納得しないことは経験上知っている。
しかし素直に好きと言える私であればそもそも川瀬がこんなことを聞いてこないのだ。
「好きか嫌いで答えて」
いっそ嫌いと言ってやろうか?
いや、そんなことを言ったらなにをされるかわかったものではない。
危ない橋は渡らないに限る。
しかし私ばかりが言わされるのは面白くない。
「好きだと言って欲しいのならお前から言うべきではないか?」
うむ、それが正しい手順というものだ。
さあどうだ? と川瀬の顔を見れば真剣な目でなにやら考え込んでいる。
しかも指を顎に当てているではないか。なんだなんだ。
……
嫌な予感がしてきた。
「玉森くんは覚えていないみたいだけど、ベッドの中でちゃんと伝えてるんだよ」
「ん、なッ」
「でも
……
まあ、玉森くんの言うことも一理あるから」
私の手を丁寧に取って、指をなぞりながら一本一本絡めていく。
ぎゅっと握った手を引き寄せて指先に軽く口づけた後、「好きだよ」と優しい目で笑った。
「!!」
「玉森くん、好きだよ」
「わ、わ、わかった、わかってる」
「照れてるの? 可愛いね。そういうところも好きだよ」
「だから! わかったから! もういい!」
ぶんぶんと手を振って解こうとしても強い力で握り返される。
仕方がないので片手で顔を覆う。
「大好きだよ」
「〜〜!」
ぐいっと手を引かれ、川瀬の上に倒れ込む形になる。
「じゃあ次は玉森くんの番だよ」
「え」
「俺が言ったら君も言ってくれるって話だったよね?」
そ、それはたしかに
……
。
いつの間に手を離したのか、逃さないとばかりに私を両腕で抱き締めてくる川瀬。
「俺が満足するまで、よろしくね」
この後、川瀬の面倒くささを嫌と言うほど知ることになる。
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