芹沢亀吉
2025-11-03 19:43:35
45065文字
Public 菊タブー
 

逃亡先にて

暴虐な軍国主義者の楠木武が大恥をかく物語の通算120話目。かなり濃厚な性描写もあるので18歳未満の閲覧はお断り。そして⚠️が付いている章は食事中には読まないこと!


 元の世界にいた時は泣き叫ぶ部下を逆さ吊りにして痛めつける蛮行を楽しんでいた癖に「穏やかな心を持ちながら」とかどの口で言うのやら。

「撃て❗️あの黄金の痴れ者を始末しろ‼️行き場の無い中生活の面倒を見た恩を忘れたあの痴れ者を‼️」

 教団本部に幽閉したのを「行き場の無い中生活の面倒を見た」と言い張る教祖楠木は恩着せがましいにも程がある。勘の鋭い読者の方は敢えて全裸男楠木を生かしておいていざとなれば使い捨ての影武者として利用する腹積もりだったことに気付いた頃か。

「くたばれ!金色の変態野郎!」

「俺達に喧嘩売ったのを地獄で後悔しやがれ!」

 高機動車、装甲車に据え付けられた機銃が一斉に火を噴いたのを皮切りに戦車も砲撃をおっ始め、凄まじい爆音と共に全裸男楠木の全身を爆炎が覆う。

「やったか?」

 自衛官連中並びに教祖楠木の意に反し、薄れてきた黒煙のど真ん中には全裸男楠木が仁王立ちし全身から黄金の輝きを放ち続けている。

「グハハハハ!超大和人には銃弾も砲弾も効かぬ!効かぬ!効かぬぅ!何しろ今の俺様は全身が金色!下の毛もだぁ!」

 本人が言った通り全身に銃弾そして砲弾を浴びても全裸男楠木は無傷のまま、そして下品な声を上げ大笑いし己の裸体を見せびらかすのは黄金化する前のまま。ちなみに今の全裸男楠木に銃弾も砲弾も効かないのはそれだけ身体が頑丈になったからであり、身体が金色になったのと直接関係は無い。あと読者の皆様は全裸男楠木の真似をして下の毛の色の自慢などしないように。

「やばい、やば過ぎる。あのオッサン化け物だ!」

「お、俺もう帰って良いかな?」

 先程民間人を轢き殺すのを楽しんでいたクズ自衛官共は全裸男楠木が最早自分達の手に負える存在ではないことを悟り、早くも戦意喪失済み。

「さぁて、思う存分撃たせてやったのだから今度は俺様が思う存分やらせてもらう!天皇陛下を蔑ろにし、あまつさえその地位を狙う不届き者よ!天皇陛下に代わってお仕置きだぁ!」

 そう叫んだ全裸男楠木は両手両足の指先に加え股間から引力光線そっくりの雷撃を放ち、自衛隊車両を次々爆砕していく。乗っている車両が隊列後部のため雷撃の直撃こそ免れたとはいえ、全裸男楠木の圧倒的な強さを目の当たりにした教祖楠木の股間からは独特の悪臭を放つ液体がポタポタ漏れ、菊門からは茶色い物体💩が漏れ出てこれまた独特の悪臭を放つ。

「や、役立たずの自衛官共め❗️か、かくなる上は❗️」

 同行するウヨポネ教徒達も自衛官共も全員見捨てて一人逃走した教祖楠木の目の前に強烈な閃光が降り注ぎ、そこには全裸男楠木の姿が。

「何処へ行く気だぁ?俺様の余りの強さにビビッて逃げるつもりだったのだろうが、生憎俺様は貴様の気配を察知し何処へ逃げようとすぐに追いつく。たとえ逃亡先がサハラ砂漠だろうと、南極だろうと。」

「な、何を言う⁉️このまほろば・すさのおが逃げる筈無いだろ‼️」

「それなら何故仲間全員を置き去りにして自分一人だけ走る?」