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DRRV11037
2025-06-13 12:11:00
28595文字
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DRRV: Prolonged 前編
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私と榊くんは、外の全体像を把握するため歩き回った。こうして見ると、あちこちに金属の箱が転がされているのは、工事中だからと合点がいった。床のタイル、整えられた芝生や樹木
……
こういうのも全部、犯人が用意したんだろうか。
足を使って調査していると、女の子に出会った。
「やほー!アンタらも探検中?」
見たことのない可愛い制服だ。きっと都会の子なんだ。肩に零れた金髪が日光を受けて輝き、折ったどころか切ったような短さのスカートから白い太ももを覗かせている。でも何だかちょっと
……
その眼帯のせいかな?異質なオーラがあって近寄りがたい。
「そうだよ。どこかに抜け穴がないかって探してるんだ。」
「あー。この壁から出なきゃだもんね。でもマジヤバくね?一切気づかれずに超高校級を誘拐とか、手練どころの話じゃないわよ。」
彼女は名乗り遅れたというように付け足して、歯を見せて笑った。
「あ、アタシのことはレイカちゃんって呼んでね。二人は?」
「榊光。才能は忘れちまったんだよな」
「えっと、四葉結です。超高校級の幸運なんだ。レイカさんにはどんな才能があるの?」
「え、そこまで言わなきゃ駄目?んー、」
彼女は肩を竦めて、黒の眼帯に覆われていないほうの瞳を意地悪く細めた。
「超高校級のガンマンの
裁門
さいもん
冷火
れいか
。海の向こうの民間軍事会社所属、紛争に暗殺に大忙しなのよ」
民間
…
軍事会社
…
?
「えっ?じゃあ
…
軍人なのか?」
榊くんが尋ねた。
「
…
まっ、大体そーいうことになるわね!ただ、非常事態の今はともかくさ、基本はアタシって軍人である前に高校生だから。ビビらなくていいのよ?こっから出るまでの間、よろしくね!」
…
不思議な人。だけど明るくて頼もしい。超高校級のガンマンまでいるなら、きっと私たち大丈夫だよね、と思わせてくれる。裏を返せば、私たちの敵は軍人さえ誘拐できる実力者だということになってしまう
…
けど。
「うん、よろしくね
…
!」
「脱出したらイ〇スタ交換しよ!」
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