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ちよど
2024-11-16 13:46:37
37826文字
Public
わし様など
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練習1P 300個記念企画短編化まとめ
#練習1P、のタグで書いていたもの。
このたび、読んでくださったみなさまのおかげで300個書けたので記念企画としていくつか短編化しました。
リクエストしてくださった方々ありがとうございました。
ご注意。わし様中心SS。節操なくCP混在しています。
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No.4 アシュヨダ 「わざとやってるよね」
■原文■
「アシュヴァッターマンが死んだ!!このひとでなし!!」
集合場所に現れた一臨姿のドゥリーヨダナにマスターの少女は叫んだ。その横でカルナが泡を吹いて倒れたアシュヴァッターマンの介抱をしている。
「わし様が悪いのかぁ?事の原因はマスターだろう?」
素知らぬ顔で言うドゥリーヨダナにマスターは詰め寄った。正確にはその胸のバンド?に。そこには、
「確かにアシュヴァッターマンのもちをあげたのは私だけど!こんな持ち方をしろなんて言ってない!!」
ドゥリーヨダナの胸のバンドにはもちが挟まっていた。何故か後ろ向きに。もちはその豊かな胸に顔を埋めている。
「これから周回だろう?こうでもせねば両手が空かないではないか」
「じゃあなんでその向きにしたの!?」
マスターの詰問にドゥリーヨダナは胸からもちを取り出した。
「なに、かわいいもちに血なまぐさい戦闘など見せるべきではないだろう?もち主こころという奴だ。──ん?汗をかいたから少し濡れてしまったな」
断末魔があがった。
「息をしろ。無理だと思うが」
カルナが断末魔の主に声を掛ける。それを気に留めずドゥリーヨダナはにやりともちに話しかけた。
「汚れてしまったなぁ。わし様と入浴する名誉を与えよう」
■短編■
「アシュヴァッターマンが死んだ!!このひとでなし!!」
周回へと出かける集合場所に現れたドゥリーヨダナにマスターは叫んだ。
突然の糾弾に素知らぬ顔をするドゥリーヨダナは一臨のラフな格好だ。その視線が流れる。
「うむ。無事に死んでおるな」
心底楽しそうに微笑む紫の瞳には、泡を吹いて倒れたアシュヴァッターマンと彼を介抱するカルナが映っている。
ドゥリーヨダナはわざとらしく自身の顎を撫でた。
「だが。わし様が悪いのかぁ?事の原因はマスターだろう?」
「確かに原因は私かもしれない!!でもっ!!」
責任を問われたマスターがドゥリーヨダナに詰め寄り。その胸を横切るバンドを指差す。そこには
「私があげたアシュヴァッターマンのもちを、なんで!そんな持ち方してるのっ!?」
かわいらしくデフォルメされたアシュヴァッターマンのもちもちのぬいぐるみが挟まっていた。何故か後頭部をマスターに向けて。
アシュヴァッターマンのうめき声が大きくなる。
彼のもちはよりによってドゥリーヨダナの豊かな胸に顔を埋めていた。
──ところで、このもちは普通のぬいぐるみではない。
稀によくあるサーヴァントの余剰魔力が実体化したもので。まあ、ぶっちゃけて言うと分身のようなものだ。
あまり自分のもちが好きそうではなかったアシュヴァッターマンの代わりに、なんのかんのと面倒見が良いドゥリーヨダナにアシュヴァッターマンのもちを渡したのはマスターのミスであった。
ろくでなしな男は笑う。
「これから周回だろう?こうでもせねば両手が空かないではないか」
わざとらしくドゥリーヨダナが両手を広げると、胸のバンドが引っ張られもちがぎゅっと胸に押し付けられる。
アシュヴァッターマンが悲鳴をあげた。
…
もしかして感覚を共有しているのかもしれない。
哀れな男を背にマスターは性悪男を詰問する。
「だからと言って、その向きにする必要なんてないよね!」
「あるとも!!かわいいもちに血なまぐさい戦闘など見せられんだろう?もち主ごころというヤツだ」
そこでドゥリーヨダナは演技力たっぷりに首を傾げた。
「ん?汗をかいたから少し濡れてしまったな」
断末魔の悲鳴があがった。
「アシュヴァッターマン。息をしろ。無理だと思うが」
カルナが声を掛けるがアシュヴァッターマンはそれどころではなく地面をのたうち回っている。
そんな光景を気に留めず、ドゥリーヨダナは胸元からもちを取り出した。
微笑んでその頭を撫でる。
「うーむ。汚れてしまったなぁ。
…
そうだ!おまえにわし様と一緒に入浴する名誉を与えよう!」
静かな沈黙が流れた。
カルナが沈痛な面持ちで項垂れる。
「アシュヴァッターマンよ。死んでしまうとは情けない」
「カルナさん。ガネーシャ神から影響を受けすぎ。──ドゥリーヨダナ!!」
マスターは諸悪の元凶を指さした。断言する。
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読んでくださってありがとうございます。
少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。
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