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enoki181
2024-06-21 13:05:09
101489文字
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リプレイ
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【CoC】ラプラスの遺言(柑爾×巴)
PL:黝さん、エノキ(KP兼任)
シナリオ
https://shirohappa.booth.pm/items/4503304
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【再び藤の中へ】
KP:藤の花棚の景色の中、どこからか声が聞こえてくる。
黒八鬼 襲:「君たちは知っての通り、これから華蛇に殺される。彼は君たちを尾行している。工事現場の裏手に回れば、現場に入ることが出来る。モノリスがあるから、簡単に奇襲を仕掛けるような真似をしない筈だ」
KP:君たちの見る景色の奥に、美しい舞台が現れる。
座布団一枚が敷かれた場所は正しく、客席の無い寄席だ。
黒八鬼 襲:「巴さんは、華蛇の力を抑える為に、椎君が描いた物語をこの場で演じてもらう」
「物語自体はすぐに頭に入るようになっている。それを使うのに必要なのは少しの魔力と、突出した天才的な演技力だ」
黒八鬼 襲:「安いものだろう
……
あァ、違うか。高くつくその力を、存分に発揮すればいい」
「巴さんのその力があれば、柑爾も華蛇に対抗することが出来るだろう」
黒八鬼 襲:「柑爾。君は一足先に現代に戻り、華蛇と戦ってもらおうか」
「組の、そして星俠会の命運は君に懸かっている」
黒八鬼 襲:「さあ、二人とも。自分の戦場に向かうといい」
黒八鬼 襲:「
……
あぁ、それと一つ」
「命の灯火を絶やしたくなくば、自分の思う最も良いことをするといい」
黒八鬼 襲:「世界ってのは、随分アドリブを好まないことの方が多いから、どうか後悔がないようにね」
KP:《特殊戦闘ルール》
華蛇は特殊な力を有している。それに対抗するため、HO2は十羅矢の残した落語を演じることになる。その間にHO1が華蛇と戦闘をする。
【PL向け説明】
二手に分かれ、行動を戦闘ラウンドとして処理していく。
落語家:特殊な空間に残り、落語を行う。
極道者:現実に帰り、華蛇との戦闘を行う。
※戦闘終了条件は後ほど。合間にイベントが挟まります。
◆HO2の戦闘ルール
毎ラウンドの最初に〈落語技能〉判定
成功でHO1の行動時に以下の補正が入る。失敗の場合は補正なし。
◆落語技能成功時のHO1へ補正
:装甲を5ポイント(以降、減らない)
:戦闘、回避技能+20%
:ダメージボーナスとは別に+1d6
金雀枝 柑爾:正直言って、あの華蛇の前にコイツを連れてかなくていいってのには安堵した。
庇われて身の縮こまるような思いなんて、もう十分だ。
「俺のやることはわかりやすくていい。ぶん殴ってくりゃいいだけだろ」
「はじめての落語か
……
師匠、やれんのか?」
鈴鹿 巴:「お互いの戦場にこれから向かうってことだよね
……
」
若さんの言葉に俺は「う〜ん」と再度日記に書かれている落語に目を通す。
「大丈夫。初めてでもやると決めた落語なら最後まで諦めずに演じるまで」
「何があっても俺諦めないからさ、若さんも大変かもしんないけど俺のこと信じてあの蛇さんと戦ってきてよ」
もうこの前の泣いてるだけの俺なんかじゃない。ちゃんと俺だって落語で戦えるってとこ見せてやんなきゃじゃん?だからにっと若さんに笑ってから言う。
「俺は桃樂亭片喰だ」
「やれるに決まってんでしょ」
金雀枝 柑爾:「
……
そうだな、心配するだけ野暮だった」
「テメェに喧嘩ができないように、俺にも落語なんざわかんねぇ。その名前の価値だって。どうも人気と実力はあるらしいが、どんなもんかも知らねぇ」
よく泣きわめいてチョロくてクソガキ、って印象はいつまで経っても変わらない。何度も夜を過ごして、あんまり離れると苛立つようになってもだ。
「けど、お前だから信じる」
「俺が死んでべそべそ泣いてたテメェだからな。もうあんな顔はさせない」
「俺の命は預けた。頼む、桃樂亭片喰」
そう言って肩を軽く小突き、笑った。
鈴鹿 巴:「うっ!!もうあの時のことは忘れてよ!恥ずかしい
……
!!でも、若さんが死んだらああなっちゃうってのがわかっちゃったからもう死ぬなんてことしないでよね!」
顔を赤くしながらわーわーと言い返す俺を見て笑う若さん。ここで俺が落語をやれないと本当に若さんもお陀仏してしまう。それは俺としても望むところではない、だからここが俺にとっての勝負どころというわけだ。
皆に協力してもらってやっと見つけた若さんを助ける方法。
この勝負に勝たなくては俺の明日も、未来もないのだから。
「若さん」
「お互い頑張ろうね」
そう言って手を精一杯伸ばしてでかい若さんに届く様にぴょんぴょんと飛ぶ。
ほら、こういう場面ってハイタッチするのが定番じゃん?だから、ほら。ハイタッチ!
金雀枝 柑爾:「んだよ、ちっちぇなぁ」
身長差に屈み、手を合わせる。乾いた音が高らかに響いた。
「襲、いいぜ。戻してくれ」
そのまま歩く。振り向かない。
巴を信頼しているのだから、あとは任せるだけ。俺も俺の仕事をきっちりやるだけだ。
KP:柑爾の姿が消える。
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