enoki181
2024-06-21 13:05:09
101489文字
Public リプレイ
 

【CoC】ラプラスの遺言(柑爾×巴)

PL:黝さん、エノキ(KP兼任)
シナリオ https://shirohappa.booth.pm/items/4503304


【巴 2日目・夜の夢】

[HO2] KP:君は奇妙な夢を見る。

[HO2] KP:藤の花の美しい景色の中で、十羅矢椎の首を絞める男がいた。

[HO2] KP:彼から呼吸を奪う男がいる。
彼から、言葉を奪う男がいる。
彼から、落語を、命を奪う男がいる。

[HO2] KP:「鈴鹿巴さんは、利用させてもらいますよ」

[HO2] KP:浅葱色の髪を束ねた男は、もがき苦しむ十羅矢に言葉を吐いた。

[HO2] KP:「可哀想ですね。貴方の杜撰な目論見は、あの方の嫌いな極道に全て台無しにされる」
「けれど、あの方は貴方を軽蔑する。別に、いいでしょう?あの色欲の神が憑いてる限りは私は触れることは出来ない」

[HO2] KP:「大切なお友達を守れるなら、安いものでしょう?」
「ほうら、早く、死にましょうね。貴方はこれから、言葉を持たぬ傀儡になるのですから」

[HO2] KP:心底楽しそうな声を最後に、十羅矢は動かなくなった。
夢だと、悪夢だと思うのに、これが夢や幻で済まないものだと感じるのは何故だろう。

[HO2] KP:君はとっさに飛び起きる。

SANチェック 1/1d5

[HO2] 鈴鹿 巴:1D100<=74 正気度ロール (1D100<=74) > 82 > 失敗

[HO2] 鈴鹿 巴:1D5 (1D5) > 5

[HO2] [ 鈴鹿 巴 ] SAN:74 → 69

[HO2] 鈴鹿 巴:CCB<=75 アイデア (1D100<=75) > 43 > 成功

[HO2] 鈴鹿 巴:1D10 (1D10) > 7

[HO2] KP:幻覚あるいは妄想

[HO2] KP:飛び起きた君は、近くで眠る柑爾を見る。
その体は血に塗れているように見えた。


鈴鹿 巴:飛び起きて一番最初に見たのは若さんだった。
さっき忍び込んだのだから近くにいるはずだ。あんな悪夢を見たのは何かの気のせいだ。そう思いたくて視線をやったのに、そこには血に濡れて横たわっている若さんの姿があった。

「あ、ああ……若さん……!」

思わず彼の体に触れるが、そこで再び目を凝らすと、彼は血に濡れておらず、寝る前と同じだった。
それに思わず安堵してポフリと布団にうずくまる。

金雀枝 柑爾:「んんん……?」
少し唸るが起きない。

鈴鹿 巴:若さんの唸る声をわずかに聞いて、俺は大きな安堵からか、そのまま、またすぐに眠りについてしまった。


【柑爾 3日目・二度寝の夢】

[HO1] KP:君は夢を見る。

夢の中は、薄暗い場所だった。
どこかの組の極道がうじゃうじゃと居る。

[メイン] KP:その中心、ボロ雑巾のように殴られ蹴られを繰り返されている人物がいる。

鈴鹿巴だ。

痛いと言いながら震えている。

[メイン] KP:君は何を思うだろうか。
その獲物は自分のもので、そんな風に嬲るのすら自分だけしか認めない、と思うのだろうか?それとも心を痛め、傷つけた相手に怒りを覚えるのだろうか。

[メイン] KP:どんな想いにしたって、止めようという衝動で動き出そうとする。

けれど、どうしてだろうか。手が動かない。足が動かない。

[メイン] KP:君は、これを肯定した。そう、漠然とそう思った。

君が、鈴鹿巴を、『仲間』に売った。
そう漠然と思った。

なぜかはわからないのに、君はそう感じたのだ。

[メイン] KP:そして、君は隣に立つ男を見る。
そこには牡丹華蛇がいる。

[メイン] KP:彼は君を見ることはなく優しく呟く。

[メイン] 牡丹 華蛇:「良い事をしましたね」
「ありがとう、金雀枝柑爾さん」

[メイン] KP:その言葉にゾッとするのに、悪寒がするのに。
自身の、脈が全く拍動していないことを君は気づいた。これは、ただの夢なのだろうか?

[メイン] KP:〈聞き耳〉

[メイン] 金雀枝 柑爾:CCB<=45 聞き耳 (1D100<=45) > 56 > 失敗

[メイン] KP:男が何か呟いているようだが、聞こえなかった。



【3日目・朝】

KP:では、翌朝。

KP:先に起きた巴くんが気付く。
柑爾の身体が淡い粒子に包まれているのだ。

鈴鹿 巴:「え?!なに???」
それを見て若さんを起こしていいのか、いけないのかがわからなくておろおろする。

金雀枝 柑爾:「んん……なんだよ、巴?お前、なんでここに……
と起き上がったところで自分の異常に気が付く。
「な、なんだぁ!?」

KP:少し慌てているうちに粒子は消えてしまう。

KP:〈目星〉

金雀枝 柑爾:CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 51 > 成功

鈴鹿 巴:CCB<=60 目星 (1D100<=60) > 30 > 成功

KP:一瞬、身体の一部が透けていた。触れることは出来るが、大丈夫なのだろうか。

鈴鹿 巴:「若さん、消えちゃうの……?」

金雀枝 柑爾:「消えねえ!!……が、時間があんまりないのは事実だ。襲にも言われた」
ハァ、と息を吐き出す。
「何とかする、大丈夫だ」

鈴鹿 巴:「うん、うん……何とかしよう」
なんとか泣きそうになるのを堪えながら、俺は若さんにそう応える。
だって泣きむしって言われたくないもんね!

金雀枝 柑爾:「じゃ、昨日言ったとおりに。まずは早乙女に連絡を取るぞ。暁連合について情報寄越せ、ってな」

鈴鹿 巴:「わかった、じゃあ連絡入れるね」
そう言ってスマホを取る俺の目元にはうっすらクマができているのをスマホの画面越しに見てしまった。また夜が来た時に俺はちゃんと眠れるのかな?

KP:早乙女綴に連絡をすると「迎えに行くから警視庁の地下駐車場で待ってくれ」と返事がくる。

鈴鹿 巴:俺は「わかった」と返事を返して、スマホから視線を離す。

金雀枝 柑爾:「そういやアイツ警察だったなぁ……いや忘れてたんじゃないけどよ」
「なんか調子よくなさそうだな、朝飯食えるか?」
目元のクマをつつき。

鈴鹿 巴:「あ、ああ……いやな夢、見ちゃってあんまり寝つけなくて」

そう笑うと、ご飯食べたら元気出るかもだから行こう?と俺は若さんを促す。

金雀枝 柑爾:「また夢か。朝に強いお前とか調子狂うから、ちゃんと寝ろよ」
一緒に朝食を食べてから出かけるかなー

鈴鹿 巴:「寝たいのはやまやまなんだけどね~!」

【早乙女と 警視庁】

KP:君たちが言われた通りに警視庁の地下駐車場で待っていると、早乙女綴がやってくる。
車の鍵を持ち、手を振っている。手にはビニール袋を提げている。

早乙女 綴:「さて、暁連合の情報が欲しいんだよね?なら、さくっと事務所に行こう。今なら都合つくしね」

早乙女 綴:こっちこっち~と車に案内するよ。

鈴鹿 巴:俺は「事務所行っていいの?」って言いながらついていく。

早乙女 綴:「あっそうだ。朝ごはん食べた?このおにぎり食ってもいいよ」
ビニール袋をほいっと渡すと、中にはおにぎりがいくつか。

鈴鹿 巴:「ご飯は食べたよ」
「そういう乙女ちゃんは食べたの?」
俺は早乙女さんに「トモちゃん」と呼ばれてるので、こっちは「乙女ちゃん」と呼ぶことにした。

早乙女 綴:「うん。最近、オレが潜入してるとこ人が出払っててさ。全然帰ってきてないんだよね。人が。だからコソコソ調べものしやすいかなって。なんか、大抵が本部に……招集?されてるみたいでね」
「まぁ、いざ人が来ても直ぐに逃げられるルートは確保してるから。安心して調べ物できるよん」

鈴鹿 巴:「そうなんだ、それなら調べものしても大丈夫かな」

早乙女 綴:「たべたんならよし!ごはんな大事だよお」
「俺はこれが朝ごはんー」
運転席に座っておにぎりを開ける。その瞬間、距離があるのになんとなく目が痛いような……おにぎりの具が激辛であるとうかがえる。

金雀枝 柑爾:「なるほどな。まだるっこしいのより分かりやすい方がいい」
……それ食い物か????」

鈴鹿 巴:「なんかすごい見た目的にも、色々と辛そうなおにぎりだね??」

早乙女 綴:「そんな辛くないって!でも、大体皆に変な顔されるんだよなー」
顔色ひとつ変えずにもぐもぐ。
「お腹空いたらいつでも食べていいからね?」

鈴鹿 巴:「もしかして、袋の中にあるの全部辛いの?!」

早乙女 綴:「そんなことないよ~」

KP:袋の中にはおにぎりが6個。うち4個は辛いです。

鈴鹿 巴:「若さん、食べなよ~」
からかいながら若さんに言う。

金雀枝 柑爾:「食わねぇ。腹いっぱいだ」
相手を小突く

KP:暁連合について、何か知っていることがあるかの判定
HO1〈アイデア〉 HO2〈知識〉-20

鈴鹿 巴:CCB<=75-20 知識 (1D100<=55) > 37 > 成功

金雀枝 柑爾:CCB<=45 アイデア (1D100<=45) > 96 > 致命的失敗

KP:柑爾は目がやたらシパシパする。早乙女の食べているおにぎりの具にやられてる。

KP:暁連合について、思い出せることがある。

暁連合は、星俠会に並ぶ大きな極道組織である。関西を中心に活動をしている。
任侠道を重んじる極道が多い星俠会に対して、荒っぽく気性の荒い極道者が多い。
インターネットのコアなニュースでは、暁連合傘下の組織が格闘技の大会に絡んでいる、とよく話が上がる。血の気も多いが、その分腕っ節が経つものも多いらしい。

金雀枝 柑爾:目が痛くてそれどこじゃなかった。
「それ食いもんじゃねぇだろ!?なんでこんな目に……クソッ……!」
窓を開ける。

鈴鹿 巴:「若さん……
目がシパシパしてる若さんをよそ目に、俺は先程思い出したことを話す。

「暁連合、なんか結構荒っぽい人が多いって聞いた事あるよ」

早乙女 綴:「そうそう」
同意しながら車を走らせていく。

早乙女 綴:「にしても、西の極道なのに、関東にシマ置いてるなんて凄いでしょ」
「なんでも、星俠会の直系幹部と代紋違いの兄弟さんみたいでさ。本部にいたところ、組を立てることになったみたいで。んで、まぁ、シノギが上手くいったからね。暁連合は組をここに構えてるらしいよ」

早乙女 綴:「でもまあ、星俠会からしたら目の上のたんこぶだよね。縄張りが被るんだから。暁連合からしたら、凶と出るか吉と出るか……だから、潜入場所に選んだんだぁ」
「義理人情、組のメンツ、極道のプライド……色々言ってもさぁ、結局はビジネスが成功すりゃどうにでもなっちゃうんだよねぇ。お金が全てだからさ」

金雀枝 柑爾:「まあなあ、稼ぎの取り合いになるか」
「うちのオヤジからは特に話を聞いたことなかったが」

鈴鹿 巴:「なるほど、極道の世界でも色々あるんだね」

金雀枝 柑爾:「暁連合の組長さんはどんな人なんだ?」

早乙女 綴:「気性は荒いけど、悪さしてるわけじゃないよ。でも、元本部の人間だからそれ相応の情報は持ってるだろうねぇ。オレもこれからそれを調べるんだけど」
「組長さん自体はいい人だよ、喧嘩っ早いけど。事務所の下の階に入ってるバーも、シノギの一環ちゃあそうなんだけど。凄い仲良しだし」


【早乙女と 暁連合事務所】

KP:車は街を離れ、随分遠くへと来た。
駐車場に停め、そこから歩いて向かうことになる。

KP:とある路地裏へと入り、そのままビルの裏手に併設された階段を上る。
カンカンと音が響くが、ビル街特有の雑音以外には特に聞こえない、実に簡素な場所だ。

ビルの一階はコンビニ。二階はバー。三階はテナント募集中。四階が事務所になるようだ。事務所の規模は小さいものだと感じる。

KP:今、君たちの目の前には暁連合事務所の入り口の扉がある。

KP:〈聞き耳〉

鈴鹿 巴:CCB<=75 聞き耳 (1D100<=75) > 67 > 成功

金雀枝 柑爾:CCB<=45 聞き耳 (1D100<=45) > 14 > 成功

KP:扉の向こうからは人の気配はしません。

金雀枝 柑爾:「……血?」
すんと鼻を鳴らし、小声で呟く。

鈴鹿 巴:「え?血?」

金雀枝 柑爾:「いや……気のせいかもしれねぇが、血の匂いがする。気引き締めていくぞ」

早乙女 綴:「中から物音はしないけどね。開けるよ」

鈴鹿 巴:「わかった、慎重に行こう」

KP:事務所の中に入る。
人の姿はない。
極道事務所らしいちらかりは見うけられるが。

KP:デスクの後ろには「為虎添翼」と達筆に書かれている掛け軸を見つける。
他にも、趣味を疑うような金ぴかな像や、派手なスーツの上着も置いてある。

KP:早乙女は部屋奥の重厚な扉へ向かい、慣れた手つきで鍵を差し込む。

早乙女 綴:「ここは、鍵がないと入れないんだけど、親父さんからくすねたんだ。バレないように返さないとなぁ」

鈴鹿 巴:「人は、いないみたいだね?」
「え、鍵ってくすねられるの?!乙女ちゃんってすごいね?!」

金雀枝 柑爾:「ああ……気張りすぎたか?」
頭を掻く。

早乙女 綴:「ま、オレのいる特務課では当たり前だよ。極道なんて簡単に捻り潰すめっちゃ強い脳筋ゴリラも居るし、七変化できる変装のプロもいるし、ハッキングのプロもいる。オレは手先が器用なの」

早乙女 綴:ちょっと得意気。

早乙女 綴:「ほいっと。開いた。じゃ、進もうか」

鈴鹿 巴:「え、そうなの?!」
俺は純粋に警察も凄いんだなぁ〜!って感心してしまった。

KP:奥の扉を開け、更に進んで行く。

KP:部屋の中には、大量のファイルが敷きつめられた棚があった。

KP:だが、それよりもまっ先に君たちが釘付けになったのは、別のものだ。

――資料の前で倒れ伏した、男の姿。

資料棚にもたれるように倒れたのか、血痕はおびただしく伸びている。
赤黒いそれが薄暗い部屋に広がっている。

KP:SANチェック 1/1d4

鈴鹿 巴:1D100<=69 正気度ロール (1D100<=69) > 32 > 成功

金雀枝 柑爾:1D100<=47 正気度ロール (1D100<=47) > 61 > 失敗

金雀枝 柑爾:1d4 (1D4) > 4

[ 鈴鹿 巴 ] SAN:69 → 68

[ 金雀枝 柑爾 ] SAN:47 → 43

早乙女 綴:「あ〜……マジか……
「あれ、若頭だよ。なんでこんなことに」

KP:早乙女は声のトーンを下げて、彼に近づいていく。

鈴鹿 巴:「ええ?!なんでそんな人がこんな所にいるの??」

早乙女 綴:「危険な状態だな……いや、これは……もう助からない」
首を横に振る。

KP:■探索可能箇所
・男
・棚

金雀枝 柑爾:「招集で出払ってるんじゃなかったのかよ」
文句を垂れながら男に近付いてみる。

鈴鹿 巴:若さんに続いて男に近付いてみる。

KP:男の年齢は、20代後半から30代辺りだろう。致命傷に近い怪我を負っているようだ。

KP:不意に早乙女が君たちの方を振り向く。

早乙女 綴:「君らにサイコメトリーで記憶を見せてあげる。こいつに何があったか、知りたいでしょ」

早乙女 綴:「言ったでしょ、人に見せることも出来るよって」
「さ、手を出して」

鈴鹿 巴:「知りたい!それにその能力興味ある!」
俺は素直に乙女ちゃんに手を出す。

金雀枝 柑爾:「ヘンテコ能力なんて信じちゃいねぇ方だったんだが……まず俺たちがヘンテコな存在なんだよな……
ブツブツ言いながら手を出す。

KP:早乙女は二人の手を取り、目を瞑る。
そうすると、頭の中に映像が流れてきた。

KP:〈男に関する記憶〉

薄暗い部屋の中に男がいる。恐らくはこの部屋だろう。何かを見ている。真剣な眼差しで、資料を捲っている。

「なんてこった……もう時間が無いじゃないか」
「これが、暁の野望……?全く何を考えてやがるんだ」
「ひとまず、組長に……オヤジに連絡を」

彼がスマホを手に取ろうとしたその時だ。
彼の身体を鈍い音と共に、何かが貫いた。
それは、淡く黄色に光る触手だ。
男の口から血が吐かれ、苦しみに耐えきれず、そのまま棚の方へともたれて倒れてしまう。

回想はそこで終わる。

[HO2] KP:あの触手は、時間移動する前に工事現場で悲劇をもたらした触手とよく似ている。

早乙女 綴:「……見えた?」

鈴鹿 巴:「待って……あの、触手って……!!」
俺は思い出して咄嗟に口元を手で押さえる。

金雀枝 柑爾:「ヘンテコが増えやがった……なんだありゃあ」
眉間に皺を寄せ。

金雀枝 柑爾:「覚えあんのか?」

鈴鹿 巴:「あの時、若さんを刺した触手と同じやつだよ……

金雀枝 柑爾:「へえ……ビンゴ」
「陰謀ってのが絡んでる可能性、高くなってきやがった」
にやりと笑う

金雀枝 柑爾:「さっさと調べるぞ」
と棚の方に向かう。

鈴鹿 巴:「……うん」
若さんが刺された時のことを思い出してちょっと気分が沈んでるけど調べものもしなくちゃ。近くの棚に何かないかな?

KP:棚には先程まで男が見ていたファイルや、他にも見られそうなものがありそうだ。

KP:〈目星〉or〈図書館〉

鈴鹿 巴:CCB<=60 図書館 (1D100<=60) > 14 > 成功

金雀枝 柑爾:CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 25 > 成功

KP:まずは男の見ていたファイルに手早く目を通すことが出来る。

KP:《男がみていたファイル》

〔風神招来計画〕

※この資料は暁連合の本部の人間のみが所持できる。決して情報漏洩がないように気をつけて欲しい。

暁連合はかねてから星俠会との争いを続けてきた。
表向きには抗争自体はないものの、水面下、そして一部の派閥とは常にぶつかっている。
当計画は、星俠会のとある一派が目論む「海底都市浮上計画」の阻止、そしてあらゆる邪魔者を一網打尽にする目的がある。

これは、星俠会を確実に落とすために、関東で行われる必要がある。

日時:○月×日(※明日の日時)○○時
場所:鼠花芸術文化ホール

また、生贄の量産についてだが、死体さえあれば死体から最大で5名の人間は生み出せる。だが、何やらヒトクローン技術を使っているようで自我の形成等が行われるらしく、ただ言うことを聞く人形にはできないらしい。誘導する者とされる者がいると好ましい。また、10年前から設備を整えていた動物や人間の血液を巡らせるパイプも状態は良好である。地下の状態も問題なし、モノリスも問題なし、協力者からの連絡も滞りはない。

KP:もうひとつ、関連してそうな資料を見つける。

KP:《モノリスについての資料》
モノリスとは、主には四角柱の巨石である。
形はそれぞれで、巨大ではあるが山々の一枚岩を指すこともある。前者の四角柱のものは人工物であるのがほとんどである。こうした作られた物はSF作品では予てから、新たな転移世界の扉を開く役割を持つというものも多い。例えば地球外生命体の生み出したものであることも多い。分かりにくいと思うため、資料を添付しておく。

KP:〈アイデア〉

鈴鹿 巴:CCB<=75 アイデア (1D100<=75) > 13 > スペシャル

金雀枝 柑爾:CCB<=45 アイデア (1D100<=45) > 29 > 成功

KP:添付された資料の写真が、工事現場で見た長方形の鏡石と酷似している。

早乙女 綴:「結構やばめの話になってきたかもなぁ」
後ろから資料を覗き込みながら頬を掻く。

鈴鹿 巴:「これ、あのホールができる前、工事してる時に見たよね?」

金雀枝 柑爾:「ああ、似てる……いや、そのものじゃねぇか?」

鈴鹿 巴:「うん、そうだね」
「まさかあの場所がやばい事に使われるために建てられたってこと?」

金雀枝 柑爾:「かもしれない。デカい計画なら何年もかけて準備ってのもあるよなぁ……

KP:不意に、男の小さな呻き声が聞こえてくる。
気を失っていた若頭が目を覚ましたらしい。

KP:彼は、早乙女の方に目を向けて、掠れた声を出す。

KP:「さおとめ、と、だれだか、しらね、が……たのむ、おやじを……
「おやじが、下のバーに、いる、奴が、いってしまう」
「たのむ、このまま、だと……まちが、……にんげん、が……

KP:そこまで言うと、完全に事切れてしまう。

早乙女 綴:「……若」
近付いて手首を取る。
脈をはかり、首を横に振った。

鈴鹿 巴:俺は内心「生きてたの?!」ってびっくりする。
だけど意識が戻ったなら何とかすれば助かるかも!とも思ったが、乙女ちゃんの仕草で彼はもうこと切れてしまったのがわかった。

「その、おやじさんがバーにいるってことだけど、どうする?」

金雀枝 柑爾:「行くぞ」
間髪入れずに声を発する。
「ここを襲った奴もいる可能性がある。なんかしら手がかりも掴めるだろ」
……コイツのオヤジが助かる可能性は、あまり考えちゃいない。人間離れした力を使う奴だからな……

鈴鹿 巴:俺は一抹の不安を抱えながらも、若さんの言葉に頷いてから「わかった。行こう」とそう返すしかなかった。

早乙女 綴:「こっち、裏の階段から行こう」
案内するよ

鈴鹿 巴:俺は若さんと一緒に、案内する早乙女さんに大人しくついて行く。