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fedge
2026-03-10 20:20:19
53651文字
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ドラゴンテールへようこそ!
ナタ+αのCPなしオールキャラ。
竜とふれあいながら飲めるイベント「ドラゴンテール」を開催することになったナタの面々。お呼ばれした風神と付いてきたファルカも混ざって大宴会!
※普段カピオロ書いてる奴の文章です。ご了承願います
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酒宴への招待
まだ日も高く暖かな風が吹く頃。開店前のエンジェルズシェアのドアベルが、カランカランと鳴らされた。
「おっと、こんな時間に先客がいるとは」
音を鳴らした本人
――
ファルカは驚きで目を丸くした。執務室脱出タイムアタックをしてきた自分より早く、馴染みの酒場に人がいたのだ。
「こんにちは、ファルカ。また書類仕事を抜け出してきたの?」
カウンターに座っているウェンティの隣の椅子を引き、ファルカはどかりと腰を下ろす。
「もうすぐまたナド・クライに向かうんでしょ?」
「ああ
……
大丈夫だ、発つ前には終わらせる」
放り出してきた書類の山を思い出し、ファルカは頭を振った。ハァ~と大きくため息をつきながら、蒲公英酒を一杯!と力強くオーダーする。
「ファルカ大団長、まだ営業時間外だ」
「固いこと言わずに出してくれないか?俺とお前の仲だろう、それに、バル
……
ウェンティも飲んでたんじゃないのか?」
やれやれと諦めた具合で、チャールズが蒲公英酒を注ぐ。ファルカはジョッキを受け取り、ぐぃと一息で喉へ流し込んだ。ぷはぁと豪快に飲み切ってすぐに二杯目を強請り、ジョッキには再び並々と酒が注がれる。
「ボクは贈り物の準備をしにきただけだよ、まだ飲んでない」
「蒲公英酒を二樽、ナタまでだったな。一か月後なら船便で十分間に合うだろう。念のため確認してくるから、少し待っていてくれ」
「うん、大丈夫。じゃあそれでお願いするね。お代は
――
ファルカにツケといて」
「おいおい、どーして俺が飲んでない酒代を
……
おーい、ちゃんとこいつにツケてくれ!」
あいよー、とチャールズが返事を返し、店の奥へと在庫を確認しにいった。チャールズの姿が奥に消えると、ファルカは椅子に座りなおしてジョッキに再び口をつける。
「ナタに酒を贈るのか?またどうして」
「ふふーん。ちょっとこれを読んで」
ウェンティが得意げに差し出してきたのは、ナタ独自の文様が描かれた厚手の便箋だった。それには炎神・マーヴィカの署名がはっきりと記されている。
「なんだ? 七神同士の重要機密事項か?」
「そう。とびっきりのね」
「どれどれ
……
何!? 竜の酒場『ドラゴンテール』へのご招待、だと!?」
「ボク、それにお呼ばれしたんだ~。いいでしょ。この間味わったナタの蜜酒、とっても美味しかったなぁ~。前に行ったときに飲めなかったナタのお酒もあるから、今度こそ全制覇するんだ~」
ニタニタと自慢げに笑うウェンティを前に、ファルカはがたりと椅子を傾けて立ち上がった。高々と蒲公英酒のジョッキを掲げ、力強く声を上げる。
「俺も行く。酒が俺を呼んでいるッ!」
「ファルカは仕事があるでしょ」
「なに、一月後なら俺はナド・クライに居る。ナド・クライからナタならそう遠くはない、時間は作れる。いや、絶対に作る。まったく問題は無い!」
「まあいっか、宴に人は多いほうが楽しいからね。炎神には友人を連れていく、って伝えておくよ」
「よし、そうと決まれば善は急げだ。チャールズ!ナタに贈る酒を一樽追加してくれ!」
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