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影喰い
2024-10-09 22:39:55
20307文字
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零れ話
TLの練習まとめ。
時間軸バラバラ。カプじゃないものもあります。
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【夜半】
・本編軸。伊←剣感覚の剣陣営
剣を虚空に納めた。
あれ以来、たまに一人で夜のアサクサに見回りをしている。民が皆眠りに落ちた時間で。今日も滞りなく終わってしまった。
何の火もなく、煙もなく。まさに平らかな世に間違いない。
どうしようもなく嬉しくと思う。
亡者の自分は責任から解放された故か。
そしてここで、彼の顔が頭に浮かんだ。
はて。
勿論マスターとして相当に不足に見える。彼の目的を認め、共に戦いに許しただけ。それなのに。
「セイバー」
と、筐体の名を呼ばれた度にその声を応じていたの己がいる。彼の弱さもエドの営みの一部だ。
可笑しいと考える一方、それはなんだが
——
帰り場所、みたいな感じがする。
サーヴァントは睡眠を取らない。夢も見ない。この夢見心地のような思考は果たして影法師の呻きにすぎない、か。
仮初の体が大きく息を吸い、呼吸の真似をしてみた。
昼と比べて少し冷たい空気が冴える、それでも要らぬ考え方を振り切れない。
「
……
帰るか」
そう小さく呟いた後、白妙の剣士がまた、民の間に「あの」噂の幽霊長屋に戻る。
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