外伝 瑠璃色の真珠【完全版】

あらすじ
かつてこの国には名探偵がいた。あらゆる謎を解き明かしたその探偵は、悪の教典と共に暗い滝壺で眠っている。
舞台は英国。不可思議な事件を巡る、残された者の物語__。
月が一際大きく輝く日。ヒトの姿に擬態できないエマ=ジェームズ・ワトソンはバケツの中でのんびり過ごしていた。そんなある日ワトソンの元に奇妙な案件が持ち込まれる。四人の女性に『購入した覚えのない宝石が突然届いた』という。その宝石は瑠璃色に輝く真珠で__? その宝石が持つ意味は何か。背後で渦巻く愛憎と犯罪とは……?
「窒息しそうな思いの果てに、あなたは何を願うのかしら」


ッシャオラ~~~~!!!! パワーで完結させました。『瑠璃色の真珠』!! 多分大体二か月ちょっと放置していた気がするんですけどもなんとか終わりました。
こっちもこっちで新章みを残しておくみたいな感じで終わらせたのはアレです。雰囲気です。雰囲気大事。なんだかすみません。全部繋がった状態の完全版なので長いです。お時間あるときに読んでください。パワーゴリ押し完結なのであんまりこう、その、何と言いますか。パワーです。はい。
楽しんで頂けたら幸いです!
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登場人物

エマ=ジェームズ・ワトソン
ベイカー・ストリート221Bに住む小説家。
その正体は雌雄同体の人魚、あるいは海竜と定義される原生神秘・原初の泡「アンシーリーコート」。
最近は『解き明かす者』という役目に自覚的であり、幻想の身でありながら探偵の役回りに納得し始めている。


シャルルマーニュ・ハイドノーブル
馬子。人名を『神代黒璽』。黒の一族と呼ばれる高貴、ハイドノーブル家の直系子孫。
幻想の内側へ戻りつつ__回帰しつつあり、妖精や幻想種がはっきり見える上対話できるようになってきた。
ベイカー・ストリート221Bの三階を間借りしつつワトソンの手伝いをしつつ、普段は一階にあるカフェ・ドイルでバイトをしている。


エマ
『瑠璃色の真珠』だと思われていた竜の卵から生まれてきた幼子。
絶滅危惧種である竜種『泡泳竜』。


ハイドヘカチェリーナ・アマネセール
馬子。弁護士。
シャル同様ハイドノーブル家の直系。渡りの一族と呼ばれる高貴、アマネセール家に嫁入りした。


シルヴィアウッド・ソールズベリー
『絞首の魔女』。長く生きる魔女族のうち、神秘管理局に医務官として務める。彼らとは長いこと協力関係だが、その一方で同族殺しの謗りを受ける人。
長髪のイケメンに弱い。


バレル・ホークアイ
スコットランドヤードの刑事。半馬子。ワトソンの元に妙な事件を持ち込んで解かせ、ちゃっかり自分の手柄にしている。



マクシミリアン・オフェム
学術課所属の魔術師。専門は人形魔術。長髪イケメンなシルヴィアウッドの彼氏。
身に覚えのない浮気騒動をどうにかしてほしいとハイドヘカチェリーナの元を訪れた。

キャサリン・ドーベル
シャンソン歌手。『瑠璃色の真珠』を何者かから譲り受けたうちの一人。

ミザリー・シュピッツナー
物理学者。『瑠璃色の真珠』を何者かから譲り受けたうちの一人。

ユリカ・コリンス
外資系IT企業の社員。『瑠璃色の真珠』を何者かから譲り受けたうちの一人。

アリスティアラ・イーグルアイ
馬子。鷹の一族ことイーグルアイ家の直系。『瑠璃色の真珠』を何者かから譲り受けたうちの一人。


ジュワイユーズ・イシュタリテ
星の一族ことイシュタリテ家の現当主。ミザリーの友人。原種変態能力を有する稀有な馬子。

キリル
『幽閉の魔女』。とても強力な力を持ち、悠久の時を生きる旧い魔女族のうちの一人。黒い肌、白金の髪、男の肉体に馬の足を持つ。