探索開始から3時間後
「うーん、なかなか見つからんなぁ〜あ、お菓子みっけ〜」
「リンリン殿、消費期限の確認は
…遅かったか
…」
樊凌とカラベラフィルム。彼らは先程の建物の後方を探索することにした。いくつかの建物を見て周り、今は学校らしき建物の図書館を探索している。
図書館なら何かしら情報があるかもしれないと思ったが児童書や図鑑ばかりであまり参考になりそうなものは見つからない。それに加え、頼れる光は月明かりと1つの消えかけの懐中電灯のみと探索は難航していた。
「そもそもどうして図書館にお菓子が
…ん?樊凌殿、その本の後ろに何か紙が挟まっていないか?」
「哦〜!ふぉんまやぁ〜!ちょーうど、この飴ふぁんが置いてあったふぉん(本)のうひろひゃなぁ」
モゴモゴと飴を舐めながら話す樊凌はその本を退けて、紙を手に取った。その紙をカラベラフィルムに渡し、手に持っていた懐中電灯でその紙を照らす。それはどうやら児童向けの新聞のようだった。
「ふむ
…東ヨーロッパあたりの言語だろうか。」
「あ!これ!さっきシノちゃんが言うとったどろーん、っちゅうやつやない?」
飴を噛み砕いた樊凌はその新聞に載っていたドローンの写真を指さす。カラベラフィルムと樊凌は顔を見合わせ頷いた。
「これは時間をかけて翻訳するだけの価値はあるだろう。」
「交给我吧!せやったら辞書持ってくるわ!」
こうして2人はその新聞の翻訳を始めた。
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