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さもゆ
2024-11-16 22:21:28
45032文字
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BF
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【BF腐】ツイログ
ツイッターまとめ!女体化とか学パロとか暗かったりとかもあるから地雷原です!
最初の1ページだけ月英。あとはA英、CPなし。
2020.4.4 たまごのお粥pixiv投稿作品
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(既に付き合ってるしたぶん結婚してるA英)
だんごむし
仕事から帰って来たらソファにでっかいダンゴムシが丸まっている。
膝を抱き込み、頭を抱え、広いソファにこじんまり横になって転がっている。
寝ているわけでは、ないだろう。あの格好じゃ寝苦しそうだ。
ダンゴムシとはつついたらもっと丸くなるものだ。なら、動き出すまで、待たなければならない。
けれど、アッシュは、ダンゴムシがなぜ丸まらなければならなかったのか、つついたものを知りたくなった。
コートを脱ぎ、背もたれにかけ、ネクタイも放る。広いソファのたくさん空いたスペース、ダンゴムシの隣に腰かけた。
「どうした?」
彼が帰ってきたことを、この丸まったかわいこちゃんは、とっくに気づいているはずだった。
横になっているから顎のラインが見えるのだが、鼻から上は黒髪に隠されてしまっている。やがて、引き結ばれていた唇が、もぞりと動いた。
「きみは、今朝、言いましたね」
なんだか具合の悪そうな言い方だった。
でも体調不良というわけじゃなさそうだと思ったし、言葉から思い当たることがひとつあったし、アッシュはひとまず事態はそう悪くはないのだろうと頷いて見せた。「ああ」今日お互い早帰りで明日も暇なら、夜に抱くって言った。男同士において必要不可欠な、事前連絡だ。
「
……
イヤだった?」
窺うように訊ねると、黒髪がぱさぱさソファにこすれた。“No”.
「とても、言いにくいんだけど
……
」
ダンゴムシがもぞもぞ身じろいだ。
片腕をふらふら頼りなげに彷徨わせ、見兼ねたアッシュがその手を掴む。もぞもぞ、きゅっ。ばらばらに握っていた指先が、手探りでぴったり噛み合う。
それから、ダンゴムシは、ようよう、頭を少しもたげ、うっとうしく顔にかかった黒髪から、恥ずかしそうに黒目を覗かせた。
「まず、お願いがあって
……
」
その下の頬が、ほんのり赤く染まっている。
黒目には、熱そうな涙の膜が張っている。
「僕のこと、き、嫌いにならないでほしいんだけど」
アッシュはなんだか具合が悪くなってきた。
心臓がどこどこしている。そしてなるほどと思った。
こいつをつついてダンゴムシにさせたの、俺か。
英二が言う。
「じゅ、準備してたら、はじめて、なっ
……
なかだけで、いけてしまった」
そしてわっと丸くなる。巻き込まれたアッシュの手がぐきっと変な音を鳴らした。
アッシュはそのまま英二の上にくっついて、ぎゅうぎゅう丸くなった。わあわあ言い合う。
ソファの上に、ダンゴムシがふたつ、できた。
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