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お芋さん太郎
2022-07-26 21:11:55
38092文字
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僕のヒーロー
#ツイステ×映画ベイマックスのクロスオーバー
#シュラウド兄弟
#設定捏造
#オリキャラ・モブキャラ
#爽やか読後感
#最後にオマケあり
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◆
自由の身になったオルトを回収したのは、ヒロとベイマックスだ。ヒロは先ほどのオルトの攻撃に大興奮でオルトの健闘を讃えた。
「オルト!君、やっぱりすごいよ」
オルトは静かにかぶりを振る。
「ううん、すごいのは僕じゃなくて兄さんさ」
「
…
、うん。そうだ。すごいのは『兄さん』だ」
人は支え合って生きていると、学校の先生や偉い人は言う。兄弟、家族、友人。様々な関係性の中で人は成り立ち、大切な人との信頼が人を成長させる。まるでオルトとイデアのように。
では、大切な人との別れは?
胸にぽっかりと開いた大きな穴は、心のどこに繋がるのだろう。どこまで広がるのだろう。
ヒロは無意識にオルトから視線を外し、誰にも聞こえないようにズッと鼻をすする。だがそれを見逃さないのがベイマックスだ。
『愛情とスキンシップが必要です』
「ちょ、ベイマックス!
…
オルト⁉」
オルトがヒロを腕の中に閉じ込める。固いが、しかし柔らかさも感じる。きっと貴重な新素材だ。冷たくて、でも温かさも感じる。きっとこれが愛情なのだ。
ヒロの心の穴が、少しだけふさがるのを感じた。タダシの愛情はタダシのままに。その隙間に少しずつ、オルトが満たされていく感覚だった。
それだけじゃない。キャスやベイマックス、一緒に戦ってくれている友人たち。周りのたくさんの人との関わりが、ヒロの心を優しく包んだ。
いや、少し違う。ずっと包んでくれていたのだ。自分がそれに気が付かなかっただけで。
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