外伝 バスカヴィルの魔犬【後編】

あらすじ
舞台は英国。不可思議な事件を巡る、残された者の物語――。
ベイカー・ストリート221Bに暮らす小説家、エマ=ジェームズ・ワトソンにある人物からとある純血貴族の不可解な死を解き明かしてほしい、と依頼が届く。忽然と姿を現した魔の犬。青い炎を吐き出す口、真っ黒なその犬に狂気を見出して死んだ男。これは殺人か、それとも神秘の気紛れか? ワトソンとシャルルマーニュはその地、ダートムーアへと向かう。
前編→ https://privatter.me/page/6596ce95596b9
中編→ https://privatter.me/page/6598c6d08eaa3

ついに後編です。クソ長いです。これで終わりなのでお付き合いいただければ~。頑張ってミステリっぽくしていますが、ガチでミステリ書いてる人が読んだら怒りそうだな…とちょっと思っています。概要欄に色々書いたら余計なネタバレしそうなので黙っとこうね~~。
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スペシャルサンクス:笋様、Littorio様
いつも遊んでくださってありがとうございます。
笋様より『鳥の一族』の皆さまのお名前や一部語録などをお借りしております。
Littorio様より『渡りの一族』の皆さま、アマネセール家の御家名をお借りしております。

主なキャラクター紹介



エマ=ジェームズ・ワトソン
ベイカー・ストリート221Bに居を構える小説家。その正体は幻想種であり、雌雄同体の人魚『アンシーリーコート』。
今は男の姿に変身中。『ジェームズ・ワトソン』と名乗る探偵役。

シャルルマーニュ・ハイドノーブル
『黒の一族』と呼ばれる馬子家系の直系子孫。諸般の事情により221Bの三階を間借りしている。

バレル・ホークアイ
スコットランドヤードの刑事。ワトソンの力を借りるため221Bによく顔を出す。

ジョージ・レストレード
バレルの上司。同じくヤードの刑事。ワトソンの正体を知っているが、頑なに一般人扱いする。


チャールズ・バスカヴィル
馬子の男性。資産家。ダートムーアに所領を持つ純血貴族家の家長。

フィニア・バスカヴィル
アメリカのIT企業に勤めていたが、バスカヴィル家の遺産相続手続きのため渡英してきた。人間。

ハイドヘカチェリーナ・アマネセール
馬子の女性。弁護士。相続の調停役としてバスカヴィル家に同行する。シャルルマーニュの従姉妹。

ジンイチ・セガワ(瀬川迅一)
日本から派遣されてきた神秘にまつわる事件捜査を行う専門家『螺旋捜査官』。ある神秘の遺物の回収を目的にバスカヴィル家を訪れる。

ジョージ・ステープルトン
考古学者。ダートムーアにある遺跡を調査するためバスカヴィル家に滞在している。

ベリル・イライザ
ステープルトンの恋人。共にバスカヴィル家に滞在している。

ロビン・モーティマー
プリンスタウンの町医者。チャールズ卿の診察を長い事行っていた。