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はしびろこう
2026-01-29 21:30:58
25104文字
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メカクレ特異点
メカクレ特異点再録
アシュヨダと、ちらっとパーバソが香るかも
バーソロミュー、アシュヴァッターマン、ドゥリーヨダナ、カルナ、岡田以蔵、最後にパーシヴァルがそっと出てきます
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作戦会議2
ざっくりとした計画を聞くと、この時代のバーソロミューを呼び出している間に、こちらのサーヴァントであるバーソロミューをロイヤルフォーチュン号に乗り込ませて、船長室に堂々と入り聖杯を偽物と交換してくる、と言う作戦らしい。
「呼び出すってどうやるの?」
「わし様が商団の御曹司を偽装して、二、三情報を流す。」
情報とな。
「商船が通る場所と時間を漏らしてやるのだ。カルデアで過去の船の記録調べればしれーーーっとできるであろう。そうじゃなければカルナが上から見てくる」
「人使いの荒さは右に出るものがないな(使い所わかってくれて嬉しいです)」
「海賊とどうやってワタリをつけようか?」
「向こうから話に来させればいい」
「そがにうもういくがか?」
「ふふん、以蔵貴様商売をしたことないな?人が船に乗る以上、絶対しなきゃいけないことはなーーんだ?」
「うーん、補給?」
「正解。だから補給地の港に先に行って滞在し、ゆっくり時間を潰せばいい」
「そがに時間はかけられん言いゆーろう」
商売をしたことがないと言われてむっつりした顔の以蔵さんがお酒煽りながら正論。お酒はまだお待ちいただいても?
「安心しろ、接触してくるのに相手に目がついているなら時間はかからん」
「え?」
「マスターの時代はわからんがな、産業革命以前の世界は布は市民がおいそれと手を出せない高級品だったのだ。この時代にちょうどキャリコ禁止令が出ているし、そこに贅沢なシルクの布を使って、刺繍バンバン入れてるわし様だ。目玉がついていれば一発で!高貴で!金持ちと!わかる」
少し認識阻害を薄くすればなんとかなるかな。
ざっくり、中世の物価を一概には言えないが、と前置きした上でダ・ヴィンチちゃんから補足が入る。裕福な農家がチュニック一枚買うのに、熟練大工の十日分の日給が吹っ飛ぶお金を積むらしい。
もしかしなくてもオレ、認識阻害とかがなければ今頃ひん剥かれて路地裏で物乞いしてるかもしれない。
産業革命すごい。でも。
「ハイ!海賊の前で金をちらつかせるのはいかがなもでしょうか!」
「海路ならば、そうだろうが」
「?」
「言っただろう、陸地では海賊はおいそれと暴れられんのだ。補給ができなければ立ちいかんからな。だから海賊が陸でやることは二つ。
陸では抵抗されれば略奪、抵抗されないならば利益を与えて金を落とす」
「ははあ‥」
「海上の人員は有限、向こうだって可能ならば手荒なことなどせずに陸で休みたいものだ。それを叶えてやるのはそこでの有力者だと思わん?」
「で、どうするの」
「無論、休ませてやる。そしていくつかの商船の情報をくれてやる」
「エッ」
「ライバル商会の船を潰したいとか理由は適当でいい。とどめでイイ話があるからとお互い船長と側近だけで話したいと耳打ちだ。場所は近くの酒場で構わん
いくつかイイ話をしている間に、ウチにいるおんなじ顔をした船長(偽)を船に戻らせ、勝手知ったる船長室から聖杯を掻っ攫ってくればいい」
「か、かしこい、戦わずに勝つ戦略が身にしみすぎている」
ンフフ、ドゥリーヨダナは唇を緩めで、テノールが部屋に響く。
「伊達に半神と渡り合っておらんのだ、遠慮なく褒めろ!」
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