伊紀の話

終さよキャラ化の話

戯言


「あの人を恨んでいますか?」
 ぽつりと、問い掛ける。
「彼女に巻き込まれなければ、貴方は、貴方たちは、ここで死ぬこともなかったでしょう」
「じゃあ君は、この町を紹介した僕を恨んでいるのかな?」
……いいえ。まさか」
 そう返されるとは思ってもみなかった。
「この町を気に入ったのも、あの日ここに居たことも、全部自分で選んだことです」
「そういうことだよ」
 いつもと変わらぬ穏やかな笑みに、バツが悪くなって頬を掻いた。


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 衣守さんが大学の非常勤講師で伊紀とも面識あったのでは?という話からの派生。
 伊紀と衣守さんの特に何も無い会話。

 2020/02/27