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鹿
2023-10-07 22:53:16
10468文字
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ある狂人の独白
凄烈鬼と自由の剣、開催誠にありがとうございます。
このお話は土斎と思って書いておりますが、斎藤は最初から最後までずっと死んでいて、土斎はお互いモブ女性と結婚しています。
予めご了承ください。
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それからしばしの後、また夢を見た。
あちこちボロがきていたあばら家は、昨晩の嵐でとうとう童話のように吹っ飛んでいってしまった。噂では、様々な種の二頭身魔王が蠢き覇を競う魔国、通称ぐだぐだの国へたどり着いたらしい。自分は取り残されてしまった。
さてどうしたものだろうかと、なんとはなしに足元を見る。空は晴れ渡り、風も穏やかで、鏡のようになった水たまりがあった。
覗き込んでみると、仏頂面の男の背後に、ヘラヘラした顔色の悪い男の姿が見えた。しかし振り返っても誰もいない。
とりあえず、ペット可ならぬ幽霊可の物件を探すために歩き出した。
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