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森野 霞
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変わらない8月と君がいる9月_メインストーリー_9月
公式Twitterアカウントで画像で投稿しているメインストーリーを文章の形でまとめ直しております(複数画像やツイートに分かれていて見返しにくい部分もあるため)。
日付でページを分けています。こちらは9月更新分です。ストーリーをまとめて見返したい際などにどうぞ。
※多少修正や変更、増減している部分もあります。内容に大きな違いはありません。
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■8月23日(火) 雨(続き)
[アオバside]
コハレの目から急速に光が失われて、ぼんやりと突っ立っている様子が今でも鮮明に思い出せる。
その様子はまるで
――
まるで、アイツが死ぬ直前を思い起こさせた。コハレの肩を掴んで揺さぶる。
「おいっ、コハレ!?しっかりしろ!」
コハレは俺の方を見ると、薄く微笑んで、それで
……
何だか泣いているようにも見えた。
「
……
コハレは覚えてないだろうけど、お前は何度も死んでる。俺が配信辞めるって、初めて言った日
…
日っていうか、もう今なら時って言った方が近いんだろうな
…
。
お前は毎回、笑って『うん、頑張ってね』て言ってた。大丈夫なんだって思ってた。俺が居なくたって、コハレもトアも
…
ちゃんとやっていけるって思ってた。
でもいざ引退配信が終わって、もう俺が事務所から退所するって日
……
お前は
……………
、自殺したんだよ。口に出すことすら出来ないくらい、酷かった。何でそんなことしたんだって、俺腹立って
…
意味分かんなくて。
……
はぁっ、お前が俺を止めたいって言うように、俺だってお前が死ぬのは耐えらんねぇよ。トアだってそうだ。いや、誰にだって耐えられるわけねぇよな
……
。
……
はあっ、はぁ
…
、苦しい、苦しんだよ、心晴
…
。俺を助けるってんなら助けてくれよ
……
。
――
あの時、お前が最初に死んだ時から何度も時間を繰り返して、その度にお前が死んで、苦しくて、でもそれが俺が死ぬくらいのことで“終わる”なら
………
俺はそれでいいって、そう思ってんだ。
でも
……
あぁ、でもな
………
もう誰も、こんな苦しい思いはしたくねぇよな
………
。
……
なぁ
……
教えてくれよ
……
、何でお前は死ぬんだよ
…………
」
喋っている内に立っていられなくなって崩れ落ちてしまう。途中から勝手に涙が溢れて、上手く言葉が継げなかった。情けない。
こんな俺だから、お前を苦しめてしまったのかもしれないな。
心晴は俺の話を聞いているのかいないのか、ぼんやりと俺の顔を見ている。いや
――
見ていなかったのかもしれない。ただ空虚なその瞳が何だか恐ろしくて悲しくて、思わず心晴を抱き寄せた。
涙は、いつまでも止まらなかった。
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