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森野 霞
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変わらない8月と君がいる9月_メインストーリー_9月
公式Twitterアカウントで画像で投稿しているメインストーリーを文章の形でまとめ直しております(複数画像やツイートに分かれていて見返しにくい部分もあるため)。
日付でページを分けています。こちらは9月更新分です。ストーリーをまとめて見返したい際などにどうぞ。
※多少修正や変更、増減している部分もあります。内容に大きな違いはありません。
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■9譛?譌・ (譛ィ) 螟ゥ豌
8月30日
――
私はアオバくんが飛び降り自殺をする場面を目の前にした。
それでも、9月1日の朝は変わらずやってくる。アオバくんのいない世界に昇る朝日なんて、見たくなかった。
ピピピ
…
無情に鳴り響く目覚ましに、否応なく私は目覚める。
「
……
、」
どうして、アオバくんは自殺なんかしたんだろうか
……
。辛かったのかな?辛かったならどうして自分には何も言ってくれなかったのか
…
。ど
うしようもなく自分が情けない
……
じわりと目尻に涙が浮かび、また鬱々とした気持ちになりかけた時
……
[prrr
…
]
突然、電話が鳴り響く。こんな時に、一体誰だろう
…
?
画面を確認すると
――
[雨海 蒼葉]
私は目を疑った。私は昨日
…
確かにアオバくんが飛び降りたところを見たはず
――
彼の自殺の場面と、スマートフォンの液晶とが交互に頭に浮かんでは消える。
私は混乱しつつも、急いでその着信を受ける。
「も、もしもしっ!」
「おー。今日、ミーティングあるのちゃんと覚えてたか?もう約束の時間の5分前なんだけど?」
あとお前だけだぞ、と続く言葉。
いつもと変わらない、優しい声。もう二度と、聞くことはないと思っていた声。その事実に勝手に声が震える。
「アオバ、くん?どうして
……
、昨日
…
私、」
涙のせいで上手く言葉が続かない。彼は呆れたように「は?」と声を上げる。
「昨日?何かあったか?どうしてはこっちの台詞だわ。何泣いてんの?謎すぎ」
アオバのいつも通り辛辣な言葉も今はもう懐かしい。
………
昨日のことや、これまでのことは全部悪い夢だったの
……
?
「
…
っ、ううん!何でもない!えへへ
……
。ミーティング
…
って
…
えっと
……
、」
「
……
お前ホントに寝惚けてんのか?コラボ前と月初め定例、合わせてミーティングするって予定にあったろ?
はぁ
…
運営には俺が言っとくから、早く目覚まして参加しろよ」
またも呆れたように話すアオバ。悪態も口の悪さを何も変わらない。
……
引退の雰囲気だって感じさせない。
……
おかしい、何かが変だと思った。
……
昨日のことが夢だったとしても
…
、引退するはずのアオバくんがコラボや月初め定例の連絡をするだろうか
…
。そもそも彼は8月31日で配信も、オレステからも退所して、引退しているはず。
……
どうして9月1日の定例を
………
?
やっと頭が働き始め、急速に違和感が頭をもたげる。何気なくスマホの画面を確認すると__
[8月1日 9:55]
「
………
!!?」
自分の目を疑い、何度も、何度も日付を確認する。8月1日。
「は、はちがつ
……
、」
もう何が何やら、私には分からなかった。
ただ、一つだけ分かるとすれば
――
アオバくんは、まだ生きているということだけだった。
頭は混乱していたが、ミーティングには参加しなければ。それだけが私の体を突き動かす。
いつも通り、ミーティングソフトを立ち上げ、グループに参加していく。
この日から私の日常は大きく変わってしまうのだった
――
。
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