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はしびろこう
2026-02-09 19:02:03
20954文字
Public
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治安悪ラヴァ
アシュヨダ前提🐮ラヴァわちゃわちゃ
アッパー集団🐮ラヴァが書きたかった
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「流石に大荷物が二つも増えれば重いな」
運転席の男が嘯き、尻にエンジンのトルク音が響く。今もって山道で追われているわけだが、正直どこの手合いに追われているのかわからないくらい恨みを買っているので今の手持ちでは逃げるしか無い。
殿にのるアシュヴァッターマンは真ん中に挟むドゥリーヨダナの盾になれるよう防弾ベストを装着してはいるが、弾丸がまともにあたれば本人曰くクッッソ痛え‼︎らしい。普通ならそれでも骨が折れるらしいのを痛えで済むあたり頑健この上ないが、今はカルナが三人乗せたまま左右に振っているので遠心力は酷い代わりに球に捕まることはない。
「ええーわし様を荷物扱いか?」
「仕方ない、衝撃に備えろ」
上がり続けるスピード、山道である。このまま直進すれば出てくるのは
——
。
頭に入っている道筋に顔を青くする。そろそろギアを落とさないと曲がり切れないだろう。
「おい!この先カーブだぞ!スピード!」
大声を張り上げるがカルナはいつも通りの声なのに何故か聞き取れる声量で。
「安心しろ、ガードレールは先週の事故で壊れている」
「は?いやそれ」
何一つ安心できない要素を聞いた気がするが。旦那もいつもの調子で受けて。
「いけるのか?カルナ」
「問題ない。しっかり支えていろ、アシュヴァッターマン」
「ああくそ!旦那!被ってろ!」
ドルルル!!アクセルをガン踏みするカルナができると言ったらもう信用するしか無い。
殿だからと自分に被らされていた頑丈なフルフェイスのヘルメットをドゥリーヨダナに被せて固定。足で車体を挟み、ドゥリーヨダナが放り出されないようガッツリ捕まえて、ヘルメットしっかり抑えながら
——
先週派手な事故があり、ガードレールの敗れたそこへ六速に入れたまま突っ込んだ。
完全に空中を飛んでる、映画のETみたいに見えんだろうな
——
なんて思っていたら、空中から近くの橋に飛び移り、浮かび上がった尻に、支えていた体重が思い切りかかる。
「〜〜ッいいってええええ!!」
「いったあぁぁあ!!!尻!尻が!!」
何度かバウンドして、数度打ちつけたがカルナの神がかった運転技術のおかげで事故にはならずに済んだ。間違いなくパンクはしているだろうが、ガタガタと言いながら全壊しなかったのは奇跡的だろう。
「アッハハハハ!!あれやろうと思うか?普通!?さすがわし様のカルナ!」
「そんで成功させるかよ!あっははははバッカヤロォもっと早く言えよなぁ!!」
「荷物が重かったおかげだ」
慣性の重さの分飛べた、と薄く笑うカルナに、残りの二人も爆笑した。
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