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はしびろこう
2026-02-09 19:02:03
20954文字
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治安悪ラヴァ
アシュヨダ前提🐮ラヴァわちゃわちゃ
アッパー集団🐮ラヴァが書きたかった
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バラララッ!!
三回の交戦の後、直線の廊下へ続く曲がり角でサブマシンガンの襲撃を受け、慌てて飛び退いた。
顔を出すのは自殺行為かと、鏡で反射させて覗く。なるほど、廊下の向こう側からサブマシンガンを構える人間が見える。
ここの通路はこいつを配置してあとは別通路へ向かわせたのだろう。動くものの気配を感じれば面攻撃をしろ、ってとこか。
廊下自体は二十メートルほど。腕を出せればチャクラムで落とせるが、一か八かにかけるには若干分が悪い。
時間を確認すれば残り五分。装備を確認。チャクラムをここから投げてもいいのだが、腕を持っいてかれると、この後に響く。
カーブを描いて投げるには、廊下の幅が足りない。次善の策を検討していけば、そういえば先ほど手に入れたおもちゃを思い出す。
せっかくだし使ってみるか。相手を無力化した後のとどめ用のチャクラムを指に挟み、目標の足元に届く計算で投げる。
動いたので閃光弾に向けて発砲したようだが、足元までは届いたようで鼓膜が破裂しないよう耳を塞ぎ、壁に背をつけて口をうすく開く。
ダァ
————
ン!!!
音と閃光が廊下を走り、耳を塞いでいたのに耳はぐあんと不調をうったえる。
——
派手な光の後の風圧の層のような暴風がひとしきり逃げ場を求めて土埃と共に走り抜けた後、廊下に飛び出てチャクラムを投げようとしたが、すでにサブマシンガンを持った男は半身を大火傷して目を塞ぎ転げ回っていたのて投擲を止める。
なるほど。殺傷を目的としない閃光弾とはいえ、爆発は爆発である。火が出るのは間違いなく、あまりにも近くで炸裂すればこうなるのか。
次回使うことがあれば参考にしよう、などと鷹揚に構えていれば。
——
バリーン!!
窓があげる高音の悲鳴
——
蹴り込んでくる人影にようやく気づいた。上の階から飛び降りて窓を破ったらしい
——
ダンダンダン!!
「っが‥‥っ!!」
——
三発中二発が腹と胸に当たり、壁まで吹っ飛ぶ。
強かに背中を打ちつけ酸素が勝手に出て行ったが後頭部は打たなかったので体は動く。トドメを入れようとしてこちらを向いた銃口をカポエラの要領で蹴り飛ばし、銃に巻き込まれた男の指をへし折った。
「
——
っはは!効いたァ!!」
「っ!」
防弾ベストは伸縮性が高く、貫通を阻止する生地が編み込まれている。
だがそれは弾が貫通しないだけの話であり、当たれば衝撃は全部まともに食らうし接触点が小さいため、めちゃくちゃ痛い。
「お返しさせてもらうぜ!!」
賞賛と共に拳を固めれば、ピッ、と設定していたタイマーがあと三秒のアラームをつげる。
——
男を窓の外に殴り飛ばすと同時、アシュヴァッターマンも窓枠を蹴り外に飛び出した。
ちなみにここは四階、地上十二M。
※
目の前で柔らかな微笑みを携えながら質問してくる男に、教祖は震えながら声を絞る。
「
——
貴様、なぜ」
「命が惜しくないと見える」
質問に質問で返すのはよくないですよ。カルナがつげるが、男はわざとらしく本棚の方にいかぬよう目線を逸らして言わない旨を示す。
腐っても宗教家。来る祭りの生贄を生きて返すわけにはいかんか。
「おしゃべりが嫌いならばいいか。カルナ、パーツ以外いらん」
「承知した」
「ま、まて!俺の指紋認証は生きていないとでき
——
ごぶっ」
「良かったのか」
「かまわん。指紋が必要になるようだから手だけ持ってきてくれ」
確かに指紋認証も眼球認証も認証時に体から発せられる静電気が必要となる。
だがそれがどうしたというのか。電気が必要ならば、流せばいいではないか。先ほど門兵に使ったスタンガンと、カルナが腕を用意してくれている間に、教祖がみた本棚の足元を見れば、定期的に動かしているあとが見てとれる。
どう開けるのかと周囲を触って、手触りや突起、不自然に埃が払われた場所はないか確認していれば、カルナがそれはオレの仕事じゃない、と後ろから見ながら確認してきた。
「ところでドゥフシャーサナの安全は確保したが、このあとはつれてかえるのか?」
「いいや?連れては帰らん。捕まってると大々的に報道されてしまったから、公安の手で助け出された話は必要だ。だがあまりにも酷い監禁の仕方してるようならすこし整えねばならん。
——
それに」
「それに?」
「帰りのバイク三人乗りだろう?」
かち、滑らせた手が引っ掛けたボタンを押しながらスライドでひらいた中からは、閉じこもった空気の湿気がむわりと広がる。
「めざといことだ」
「こういう後ろめたい組織は、ボスの部屋に撤退路や秘密の部屋があると相場が決まっておる」
「蛇の道は蛇ということか」
「あまり褒めるな♡ここから昔使われてた炭鉱路を使った出口が近そうかな?と思って調べて出入り口近くを公安の連中に固めさせだが、そこまでせんでもよかったようだな」
馬鹿ビーマがわし様のいうことを聞いていればであるが、あいつはそこまで馬鹿ではないからおそらくそこに拠点を敷いているだろう。
いやあ税金いい使い方しちゃったなぁ。
「よし、開いた」
地下へ降りる階段に、頑丈そうな鉄の扉。サイドには似つかわしくない指紋認証セキュリティ。
「さっさと話を済ませて帰ろう。今日はコンビニの新作スイーツが出る日なのだ」
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