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はしびろこう
2026-02-09 19:02:03
20954文字
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治安悪ラヴァ
アシュヨダ前提🐮ラヴァわちゃわちゃ
アッパー集団🐮ラヴァが書きたかった
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治安悪ラヴァ
ドゥリーヨダナが一人で出かけることはそうない。だからスマホを片手に一人で事務所から出てきたところを襲撃できたのは幸運と言う他ない。
斜め後ろには赤毛の男、先導するのは真白の男とに大体挟まれている。その二人は馬鹿みたいに強いしアホみたいな話もたくさんある。
「ドゥリーヨダナだな」
八メートル。銃の有効距離はこんなもんだがこれで十分。ドアからも離れ、この男の近くに護衛はいない。
離れたところから銃口を突き受ければ、スマホ口で「おっ、今襲撃されたぞ」なんて悠長なことを言っている。いつまで話しているつもりだスマホをよこせ、と口にすれば、何度か頷いた後投げてよこす。
「わし様のダーリンがお前に話って」
投げてよこした男は両手をあげてニコリと笑った。プラスチック爆弾の一つも仕掛けられている可能性もあるが、俺がダメでも仲間を連れてきているから問題ない。
ボスを取られた組員の声を聞くのも悪くない。投げられたスマホを耳に当てれば耳元から男の声が。
「ハロー?別れの挨拶は済んだかな」
『うちのハニーがどうも。なにしてくれてんだテメェ』
瞬間、手首から上が飛んでいく。
タァン
——
音が遅れて届いた。一キロ以上先からのライフル狙撃。後ろからだったので撃った射撃光も見えないが、ほぼほぼドゥリーヨダナの真横を手首を撃ち抜いた弾が飛んでいった。
馬鹿みたいな射撃精度。飛んでいった手首は骨が全部イカれたらしく、冗談みたいにぐにゃぐにゃしながら地面を這った。
後ろに控えていた仲間も、手首が飛んでいった瞬間に伏せたが伏せる途中で眉間のど真ん中を撃ち抜かれている。
「
——
」
今日は風が強い。土埃もある。
「わし様のダーリンは痺れるだろう」
こんな環境で一キロ以上先から狙撃だと?
にこり、笑った男は狙撃者のいるであろうところに手を降って。
「さっすがアシュヴァッターマン、後で褒美をやらねば」
ひどく嬉しそうにはるかかなた先を見つめる男が、視線を落とす。手首が引きちぎれて、痛みに喘ぎ血溜まりにへたり込むオレに。
「さて、さて。ところで、だ」
男は手を叩く。するといつも前を先導する男がビルから飛び降りて
——
オレの首根っこを掴む。
「ここ最近わし様のところ嗅ぎ回ってるお前たちのボスはだーれだ?」
(ドゥリーヨダナ)(ん?)(電話が切れた後もアシュヴァッターマンはえらい剣幕で叫んでいたぞ。お前を囮になど正気ではない、と)(ええー?だってなぁ)
わし様のためなら地の果てでも迎えにきてくれるだろう?
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