akinoshiroihana
2025-04-14 22:09:30
26278文字
Public
 

ノーマルぷらいべったーゲッターネタ倉庫2




ぼなぺてぃ

これくらいからが名刺にするには文字数オーバーでしょうか>入院直後殴り書きシリーズ
==============

なあ、どうしたよあのピザ屋のキッチンカー。
弁慶の見舞いに取ってやろうと思ったんだがな、しばらく麓に下りられない連中が何とも羨ましそうというか、ここまでピザ一枚運ばされる方も恨めしそうでだな

お前の奢りかよそりゃいいや、とデザートピザのメニューを覗き込む竜馬の隣で隼人は手許のファイルの付箋をあらためている。いわく「トッピングの注文がうるさくって、この糞忙しいのにわざわざ脳味噌使って憶えてやるのがいやになった」とか。その尋常でない頭脳はたまにきれいに捨てられずに延々残る雑多な記憶もあるとかで。
確かに研究所は忙しかった。恐竜帝国百鬼帝国の残党という噛みつきも毒のある針で刺しもする羽虫の相手と真ゲッターに宇宙開発。幸いにも生き残った者、呼ばれ自分の分野以外何も知らない者興味からしてない者盲従が性に合うと思う者、そこにさらに目的も志も異なるもの、が普通にひしめいた。特に隼人の周辺には
一個人スタートの研究施設としてはもはや飽和状態ではないかと危うく見えるまでに。いくら施設が増築されようかシステム化を進めようが、この地で始められたこととは至ってシンプルな--

「で、なんだって弁慶の部屋から医療コールがじゃんじゃんかかってんだ」詰め所のランプがビカビカ光りっぱなしでうるせえったらねえや
「足をやっちまったばかりだから心電図と血圧計繋がれてるんだろう、で、勝手に立ち歩いてるのが筒抜けだってそろそろ叱られてるんじゃないのかね。」
さもなきゃそうだな、呼んだトラックがジェラートも取り扱ってるってのが、戻っていった職員連中経由でバレて怒ってんのかもしれねえ。そう笑った隼人がかの人類絶滅研究所に踏み込んでしまった時の表情にまあまあ似ている辺り、厄介なことになったと本気で焦っているのかもしれない。

「でなきゃウ◯コでもしてるか」
「」
「計器付けっぱなしできばるとすごい波形出やがるよな、あれはあれで」
「そういうトピックはやめろ」
「じゃあいつの血管がぶっちぎれる前にアイスも持ってってやるか。ナニ食いたがるかわかんねえ上にうるさそうだけどよ」

お前だったらバニラかミントか紅茶の何とかいうやつでいいのになあ。
野郎の好みなんぞ基本考慮してやらんよ、ああいうのはたまに構ってやるくらいがちょうどいいんだ、などと応えつつ、ブラッドオレンジはむしろこいつの好みだろうと隼人が考えていれば、ステーションから一際大きなアラート音が鳴り響く。
『だからてめえら、ナチュラルにイチャイチャしてんじゃねえ!』そう空耳してそんなばかなと思う隼人だったが、その隣では竜馬がなぜか「おほっ」と首をすくめ、そして笑った。

彼らがこの地に初めて立ったのは、もっとシンプルな--