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ssまとめ
2000字未満の文はこっちに入れようと思います。
新しいの書いたら追加していきます。
カプごちゃ混ぜです。
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ふかがも
蒲生は洗面台が空くのを待っている間、明日の支度を済ませ、手が空いたため図書館で借りた本を読んでいた。キリのいいところまで読み終わり、栞を挟んで本を閉じる。深水はまだ寝床に戻ってこない。
立ち上がって洗面所へ向かうと、深水はまだ歯ブラシで歯を磨いていた。
「おい、まだ終わらないのか」
深水に声をかけると、彼は数回シャカシャカと手を動かした。それから泡立った歯磨き粉を吐き出す。
「ごめんね、もうすぐ終わるから」
そう言って歯ブラシを流水で濯いで歯ブラシスタンドに置くと洗口剤を取り出す。専用のカップに液体を注いで口を濯ぎ、液を吐き出してようやく洗面台の前から退いた。
「お待たせ」
蒲生は深水と入れ替わりで洗面台の前に立つ。まずはコップに水を注ぎ口の中を濯いだ。
蒲生が歯磨きを終えて寝床に戻ると深水はリップクリームを塗っていた。蒲生もリップクリームを塗るため棚から取り出す。
「深水、最近歯磨きに時間をかけすぎだ。後のことも考えろ」
塗り終わって棚に戻し、それから文句を言った。蒲生の記憶が正しければ以前は本を読んで待つことはなかったはずだ。
「ごめんね、これからは気をつけるよ」
「全く
……
丁寧な歯磨きを心がけるのはいいことだが、磨きすぎは歯や歯茎を傷つけるから却ってよくないぞ」
「そうなんだ。少しでも綺麗にしたくてたくさん磨いてたよ」
「何でそんなに綺麗にしたいんだ。元々汚くなかっただろ」
「それは
……
」
深水の手が蒲生へと伸びて頬に触れる。少しくすぐったいが、蒲生は抵抗せず受け入れた。
「蒲生くんと、キスするようになったからだよ」
触られた頬に手の温もりが伝わってくる。そこから顔全体へと伝播し、段々火照ってきた。
「別に
……
虫歯とかがないなら気にしなくていいだろ」
「蒲生くんだって以前は唇が少し乾燥しても気にしなかったのに最近はリップクリーム塗るようになったよね。それと同じだよ」
「
…………
ふん、そうか」
深水が僅かに口を開けて笑う。隙間から白くてつるりとした歯が見えた。それから口を閉じ、艶やかな唇が蒲生に近づく。彼の息からはミントの爽やかな香りがした。
2025.4.16
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