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ssまとめ
2000字未満の文はこっちに入れようと思います。
新しいの書いたら追加していきます。
カプごちゃ混ぜです。
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ふかがも
依頼を終えて蒲生と深水が外に出ると雨が降っていた。天気予報で午後から降ると言っていたため傘を持ってきて正解のようだ。
今日は天気と距離を鑑みてバイクを利用していない。徒歩で帰るため蒲生は傘を開くがカチッと音が鳴らず閉じてしまう。何回か試したが傘が開く音は一度として鳴らなかった。
「くそっ、開かねえ」
「傘が壊れちゃったのかもしれないね」
予想外の出来事に焦る蒲生とは対照的に深水が冷静に言う。深水の傘は異常がないようできちんと固定されていた。
「手で支えながら帰るしかねえか」
仕方なしにもう一度傘を開こうとしたところ、深水から予想外の言葉をかけられる。
「ずっと腕を上げ続けるのは大変じゃないかな。もしよければぼくの傘に入って」
「鍛えているから問題ねえ。それに大の大人が二人で入るのは狭いだろ」
「ぼくの傘少し大きいから大丈夫だよ。それと実はぼく、相合傘に憧れてたんだ」
深水の頬が桃色に染まる。その言葉と顔で蒲生も釣られて頬を染めた。
二人は先日から付き合いはじめている。相思相愛ではあるもののお互い慎重派であるため未だ手を繋ぐ以外の恋人らしいことはしたことがない。そんな状況下で深水は蒲生としてみたいことへの憧れを募らせていた。
「
……
男二人で相合傘だなんて見苦しいだけだぞ。それでもいいのか?」
「ありがとう!蒲生くんと一緒なら嬉しいよ」
蒲生は傘を手に下げて深水の右隣に入る。すると深水が傘を右に寄せた。
「おい、それだとお前が濡れちゃうだろ。お前の傘なんだからお前が濡れないようにしろ」
今度は蒲生が傘の中棒を掴み左に寄せる。深水も負けじと右に押し返した。
「じゃあ真ん中にしよう」
深水は傘の中心が二人の真ん中に来る位置に止める。蒲生は再度左に寄せようとしたが深水が抵抗するため受け入れることにした。
二人は足並みを揃えて歩き始める。お互い歩調を合わせようとしてゆっくりと進んでいく。深水の左肩と蒲生の右肩はそれぞれ少しずつ濡れていた。
2025.3.15
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