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さもゆ
2024-12-06 15:27:25
17771文字
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BF
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【BF腐】ツイログ2
1~7…A英。
8…シンと肩幅おじさん。
9…あっしゅ誕生日祝い。
10…英ちゃんとコングとボーンズ。
11…
ピザ
のちょこっとした続き。
12…A英。
2020.12.26 たまごのお粥pixiv投稿作品
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付き合っているA英のお誘い。
お誘い
――
抱かれたい。
この唐突で強烈な願いを文字に起こしたならば語尾にびっくりマークが三つほどつきそうな勢いで英二はそれを思った。抱かれたい。とにかく抱いてほしい。素肌の触れ合いをして熱を分け合って健康的に汗みずくになりたい。
もちろん相手は決まっている。もう何度もそうしたことのあるアッシュ。ただ一人だ。
リビングのソファで本を読んでいる彼に寄って、英二は「アッシュ」と呼んだ。これもおそらくびっくりマークが二つほどついている。そんな勢いで呼ばれたアッシュは顔を上げ、「ん?」と翡翠を大きくして首を傾げた。英二は「だ」と口を開いた。
「だっ、だ
……
、
……
だいこん」
やぶれかぶれ、苦しまぎれ。顔をしわくちゃにした英二から発された言葉は「だ」から始まっても全く心情とは無関係の言葉だった。
まだ彼にはそんな勇気がないのである。
――
あ。
アッシュは心情でも明確な言葉にはしなかったが本能的には唐突で強烈極まりない願いを強く抱いた。英二を抱きたい。出来得る限りの術を持って全身全霊で優しく肌を合わし、熱を分け合ってどろどろに汗を掻き合いたい。
もう何度も、彼にしか抱かない欲求は、貴重で、慎重になるべきことだ。
キッチンでお玉片手に鍋を見ている彼に寄って、アッシュは「英二」と呼んだ。これも大変穏やかで、ゆっくりな発音である。そんな柔く呼ばれた英二は振り返り、「ん?」と鍋を掻き混ぜる手を止めた。アッシュは「だ」と口を開いた。黒目と視線がかち合う。
「だ、
……
だ、ダイオキシン」
取り戻した理性、沸き起こった冷静。顔をしわくちゃにしたアッシュから発された言葉は「だ」から始まっても全く心情とは無関係の言葉だった。
まだ彼にはそんな度胸がないのである。
「あれ、お前の夕飯は?」
アッシュがテーブルに着くと自分の分だけしか夕飯が用意されていなかった。不思議に思って訊くと、英二は妙に頬をやわつかせてケチャップを取り出した。夕飯である大きなハンバーグにケチャップを無言で垂らしていく。文字になっている。
『Eat E』
「
……
え。あっ」
アッシュはEが誰かを悟って彼を見上げた。ケチャップみたいに頬を染めた英二がむずりと口を開いて言い加える。
「
……
夕飯の後でね。食べてね」
勇気と度胸と愛嬌を備えた彼は最強なのである。
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