校庭でジュンと友達のアラタと妹のツムギがガヴァドンの絵を描いている。一心不乱で描き、気がつけば服は砂まみれ。
「ママ、ごめんなさい。服が汚れちゃった。」
「あー
…うん、いいの。洗えば大丈夫だから。」
怒られると思ったけど何でママは笑ってたんだろうと思いながらジュンの目が覚めた。ガヴァドンのことを考えていたら絵を描いた時のことが夢に出てきたようだ。ジュンがふと机の上を見るとそこには今は親の仕事の都合でアメリカにいるアラタからの手紙が見えた。紙いっぱいに描いてあるのは全てを破壊するパンチと全てを破壊する牙と全てを破壊する爆弾を装備した新たな超絶破壊怪獣ガンヴァンガルーダの絵。そして下には大きく【おれはじゆうにいきる!】の文字。その下には【おにいちゃんがへんなひとでごめんなさい】と書いてあった。相変わらず自由な兄妹だ。

ちょっと楽しい気分になったジュンがリビングに向かうとちょうどゲントが外へ出ようとしているところだった。
「パパおしごと?」
「
…うん、日曜日だけどこれから出なきゃいけないんだ。ごめんな。」
もう何回したかもわからないやり取りをしてゲントは家を出た。サトコの呼ぶ声を聞いてジュンは朝食を食べることにした。食べ終えてアニメ番組を観てから1人で外へ出た。散歩する人、犬を可愛がる人、喧嘩している子供、子猫を咥えて移動する親猫、それぞれの休日を過ごす人々がすれ違う。
その頃SKaRDは再び現出したデルタンダルFの群れの対処に追われていた。ゲントは時折ジュンから貰った腕輪を見ながらも冷静に部下に指示を出していた。
夜、日付けが変わる頃。メフィラスはビルの屋上から地面を見渡しながら嗤っていた。
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