翌日の昼前。病院のベッドで目が覚めたジュンが見たのは自分の手を握っている両親の顔だった。
「あれ
…?ぼく
…?」
「気がついたかジュン!」
「よかったぁ、ジュン
…!」
父親は笑顔、母親は泣きながらの笑顔、その光景を不思議そうに見ながら徐々に昨日の記憶を思い出したジュンが口にした言葉は謝罪だった。
「ぼく、まっすぐ家に帰ってなかった。ごめんなさい。」
「そんなこといいんだ!ジュンが元気だったらそれでいいんだ!」
「そうよジュン
…!よかった、本当によかった
…!」
処置が早かったため回復も早く、検査の結果が問題なかったらジュンはすぐに退院できるらしい。そう息子に伝えたゲントはふと気に掛かっていたことを話してみた。
「ジュンは何が好きかな?パパわかってなかったかもしれないんだ。何でも【自由に】答えてほしいんだ。」
ジュンは少し考えてからサトコが渡したタブレットを操作して出てきたたくさんの怪獣の写真を見せた。
「あのね、ぼくは───」
終
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