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先日えねっちけーの「今日は何の日」で西城秀樹の『抱きしめてジルバ』が流れまして、何か記念日だったのかなと
書き終えてみたら、この曲は84年リリースでした、70年代のコス✨では歌っていらっしゃらなかったようです、ごめんヒデキ
そういえばこれ原曲もありましたからそっちかな?
サーガ、號での竜馬ファーストシーン後
何台かのパトカーや消防車と行き違ったあと、赤いランプの回転を目にした後で、不意に俺の脳裏には場違いな懐メロのイントロがよぎった。やたら官能的過ぎるのが、その曲を知らなければコントか何かが始まったように聞こえるかもしれない、とンだお笑いに聞こえるかもしれない。芝居がかった衣装と演出が恥ずかしい歌の多い時代だった。最近の80年代歌手達よりみんな遥かに上手いっていうのに。
『抱き締めて』と繰り返すのは相手に求めるものではなく、離れがたい情念だった。「これ」を踊り終わるまで心をひとつにして、身体がままならないというなら、目を閉じてゆっくりと息をしろ。『氷のようだ』と繰り返し嘆く接吻は俺達の間には実在しただろうか、もう離れる他ない時が来たと互いが悟ったからではなかったか。それでも『抱き締めて』、目の前の、 へと、ともに身を踊らせた。
恥ずかしい歌の多い時代だった。
ふとみれば救急車も真っ白い滑らかなボディに赤いカンムリを乗っけてこっちに静かに走って来る、俺のためではなく。イイさ、行きなと夜の街路樹の向こうから見送ってやれば、プラタナスの枝々の中、眠っていた野良のインコ達が黄色に緑に鈴生りでこちらを見下ろしており、覚えずぞくりとした。
夜明けはまだこない。
あの日から夜は、目を閉じればいいものを見やしないんだ
お前と最後に行ッたあの夢を除けば
はやと。
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