akinoshiroihana
2024-10-13 20:31:35
15825文字
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名刺置き場8

メモ:ゲッター以外が入ったらここにその旨書くこと



赤いマフラーは愛の証とか勇気だとか
神代からずっと出て来るものだって言うけれど、絵心の無い俺は図書室の本でさえ見た覚えがねえ
俺だってそうさ、だがお前はバイクでももうその恰好だっただろ?
ううんそうだな、母さ……お袋や姉貴のお仕着せかな、服と同じで。ずっと昔に巻いてもらったそのままなんだと思う。なんだいやめろよその優しい笑い方。

 寝返り

そういやお前は自分の赤には、ゲットマシンには冷たいったらないじゃないかイーグルからいきなりドラゴンなんて、ベアー号の方はありゃあもうしょうがないにしても
お前、イーグルって「鷲」って結局書けないままだっただろ?

 伸ばす手

それはほらいやそうだお前だってレーザーディスクのBOX版撮影の時は俺のマフラー付けて行っちゃたじゃないか
あの時は流石に俺でも焦ったし寿命が縮んだし恥ずかしかった!
ああ……

 回された腕

いいんだよ、青緑は赤の反転色さ、ちゃんと対の色だよ
へえ……対なのか!
だからやめろよその笑い方!もうだからそういう時にはさ、最近の正義のヒーローっぽいんだから、赤はリーダーのお前さんが巻いてりゃいいんじゃねえのか、たぶん、似合うぜ、
いつか赤いマシンを駆るお前のトレードマークにだってなるよ、ほら
え?そんなちょっと待って待て待て
なんだよ
……これ隼人の匂いがする
馬鹿。

 頬をするり撫でる

「爺イ!出てきやがれ!」
吠える竜馬の両腕にはだらりと垂れ下がる千切れた鎖
「てめえと隼人をブッ殺す!」
ひるがえるのはぼろぼろの赤いマフラー
それがいつからどんな理由で彼が身におびるのか知る者は一人としていない
ましてそれが嘗て他の誰かを必ず思い出させる色であった事を知る者は、もはや
だがその赤はいまだ褪せることのない、不思議。

『いつかお前の代名詞にさえなるかもよ』

愛の贈り物、勇気。