enoki181
2023-04-14 00:27:15
74597文字
Public リプレイ
 

【CoC】ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち(柑爾×巴)【リプレイ】

PL:黝さん、エノキ(KP兼任)
シナリオ https://booth.pm/ja/items/3563200


【合流】

KP:君たちは繁華街をぬけた先の港付近に位置するコンテナヤードへ向かった。
その中の大きな倉庫へ足を踏み入れる鈴鹿巴。そこには金雀枝柑爾が居た。
最悪だ、と思ったのはどちらが先だろうか。思わず顔をしかめる。何故こんなところに。

金雀枝 柑爾:「……あ゛?」
咄嗟に不機嫌な声がでる。それから、にやりと笑った。
「片喰師匠(せんせい)がこんなとこに何の用ですかね?」

鈴鹿 巴:「はー?!」

「なんで!あんたが!!!??なんで若さんがいんの?!聞いてないんですけど!どっか行ってよ!」

シッシッと手を振って、若さんにどこか別の場所に行ってもらおうとする。

金雀枝 柑爾:「テメェに報告する義務もねぇんだわ」

ふと思い立ち、師匠――ガキの肩に腕を回して引き寄せた。

「誰と仲良くしてるのか、師匠だって教えてくれねぇじゃねぇですか?つれねぇなァ」
……この前、路地裏で。女と遊ぶなら呼べよ、なぁ?」

鈴鹿 巴:「ちょっ……!」

「俺が誰と遊んだって若さんに関係ないじゃん!」

舌をチロッと出してべーっとする。
俺が何しようが若さんには関係ないでしょ?!っていうか、それを今言う??ほんとにさぁ、俺は今真剣に人を探してるっていうのに絡んでこないでよ!

金雀枝 柑爾:「……へぇ」
声色が低くなる。
苛立ちのまま、相手の顎を掴んで持ち上げる。
「上手に遊べたか?」

鈴鹿 巴:「うぐっ……べ、べつにぃ?ふつーだし……

視線を逸らしながらそう言う。だってあの後は別に何もしてないし、本当のことを言えるはずもなかった。言ったらきっと笑われそうだったから。
だから若さんには内緒なんだ!

「聞くけど、俺が遊んでたら若さんやなの?」

金雀枝 柑爾:「は?」
ビビってんのは普段のコイツらしくて、溜飲が下がったと思えば。すぐに心にさざ波が立つ。
……別に。記念撮影したこと、お前が忘れちまったんじゃないかって。それで思い出させただけだ」
腕を解いて離れる。

記念撮影とは名ばかりの、コイツの痴態の写真。ちらつかせて揺すってやれば一晩を共にできるブツ。

今仄めかすのは、あまりにも――

チッと舌打ちをした。

鈴鹿 巴:「ふぁ?!そ、それは待て!待て待て!わかった.......!わかったから!」

それを出されたら俺は終わる、というより恥ずかしい。いや、それ以上の何かなのでちょっとここは若さんにも冷静になってもらいたい。

小声でなんとかそれだけ言って俺は両手を合わせて「ごめんなさい」のポーズをする。

「なんならパスタ食べに行こう、な!夜空いてるから!」

そう言って先程師匠から貰った食事券のことを思い出して、なんとか若さんのご機嫌を取ろうとする。

金雀枝 柑爾:夜は空いているとは、つまり。
「付き合ってねぇのか」
憑き物が落ちたみたいに言葉が落ちた。

……ま、あの女は止めとけ」
相手の頭をぐしゃぐしゃにした。
「夜はわからん。今忙しいんだわ」
そう言って辺りを見回す。

KP:■目星

鈴鹿 巴:CCB<=60 目星 (1D100<=60) > 20 > 成功

金雀枝 柑爾:CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 23 > 成功

KP:君たちは奇妙な袋が落ちているのを見つける。中を見れば、中身のないPTPシートが複数枚見つかる。

[HO1] KP:中身のないPTPシートについて、聞いていた薬の情報と合致する。ここが取引場所のひとつなのだろうか。

[HO2] KP:中身のないPTPシートについて、十羅矢がこんな薬を持っていたのを見た事がある。

鈴鹿 巴:見つけた袋の中には空になった薬のシートが入っていた。

「これって……

これにどこか見覚えがあった。
確か十羅矢が飲んでいたのであろう、持っていた薬もこんなやつじゃなかったか?と。

金雀枝 柑爾:ガキの手元を覗き込み、思い当たることでもあるのかと、ぴくりと眉を跳ねさせる。
「おい。知ってることがあんなら吐け」

鈴鹿 巴:「え、ああ……これは、俺のライバルで、わらび餅仲間がいるんだけどさ。十羅矢っていうの。そいつが持ってたやつと同じだなって思って」

しげしげとPTPシートを眺めながらそう言う。

金雀枝 柑爾:「へぇ……その、わらび餅仲間?紹介してくれよ」
「俺の仕事に絡んでるかもしれん。となると、そいつ、あぶねぇかもな」
真面目な声で。

鈴鹿 巴:「いや、それがさ……一昨日から連絡取れないし全然会ってないんだよね」

若さんの言葉に俺は焦りを覚える。

「え、危ないってなんなの?!十羅矢がなんかやばいことに巻き込まれてるの?!今度公演があるんだよ!今回あいつが一番気合い入ってたんだ……

若さんの言葉に急に不安になって、俺は腕を掴んで揺さぶろうとするけど、非力な俺じゃそれをどうしようもできない。

「あいつ、もしかして公演出られないの?」

金雀枝 柑爾:コイツごときに揺さぶられやしないが、不安げな様子に驚いて黙る。

「いや……うちのシマでヤクの取引が増えてんだ。それがあんなら、十中八九ここが取り引き現場だろうよ」

PTPシートを指差し、少し考えて。

「が、十羅矢って奴は知らん。公演がどうのってのもな。見つけたら教えてやる義理くらいは通してやるが……自分の足で探すのか?この後も極道モンに関わるんなら、テメェ自身が公演に出れるかも知らんぞ」

鈴鹿 巴:「ヤク……あいつ、薬やってたんだ……

ただの薬だと思ってた。でもそれがやばい薬だったなんて俺、知らなかった。
そしてぎゅっと拳を握る。

「勿論、師匠に頼まれたってのもあるけど、俺があいつのこと大切な仲間だって思ってるから助けたいってのもある……

「俺は最悪出られなくってもいい、だからどうにかしてあいつの為にも、師匠の為にも助けたいんだ……

金雀枝 柑爾:「……自分の仕事放り出してまですることか?」
呆れ声の中に苛立ちはない。
「めんどくせェからついてこい。俺の仕事先でウロチョロされちゃぁ困るから、目のつくとこにいろ」

鈴鹿 巴:「俺にとってはどっちも大事なことだけど、公演はまたやれるでしょ!」

むっと言ったあと、頷いて若さんに続けて言う。

「わかった!若さんについてく!」

KP:ここで二人とも《CON×1》の判定をどうぞ。

金雀枝 柑爾:CCB<=11 (1D100<=11) > 96 > 致命的失敗

鈴鹿 巴:CCB<=14 (1D100<=14) > 62 > 失敗

KP:壮大な腹の音が鳴る。そういえば昼時だ。
二人ともだったのだが、柑爾の方が大きく、巴の腹の音は隠される形になった。

[HO2] KP:先程もらった食事券で食べに行くのもいいだろう。そう思い、見てみれば……なんと、二名様利用 から、と書かれているではないか。

金雀枝 柑爾:ガキみてぇな腹の音に、バツが悪そうに目を逸らす。
「そういう時間だし仕方ないだろう」

鈴鹿 巴:盛大にお腹の音が鳴る。
恥ずかしいと思ったけど若さんも鳴ってたからお互い腹が減っているようだ。まぁ、お昼だから仕方ないよね!

そういえばと思い出して俺は懐にしまっていた、師匠に先程もらった食事券を取り出す。すると二名様から利用可能と書いてある。ちょうどいいなと思って俺はそれを持ってヒラヒラと振る。

「せっかくだからパスタでも食いに行かない?」

金雀枝 柑爾:「パスタって、それか」
さっき言ってたことを思い出して吹き出す。
どうせ飯食った後も連れ立って歩くんだ。離れる理由はなかった。

KP:二人は美味しいパスタ(ビュッフェ付き)を食べに行きます。

美味しいご飯を食べられるぞ!!!!
美味しいぞ!!!!!うまい!!!!

KP:■聞き耳

鈴鹿 巴:CCB<=75 聞き耳 (1D100<=75) > 42 > 成功

金雀枝 柑爾:CCB<=45 聞き耳 (1D100<=45) > 83 > 失敗

KP:巴には、店を出る客が何やら噂話をしているのが聞こえた。

「メデューサの噂知ってる?」
「あれでしょ、視線を奪って釘付けにするって」
「あれ使って彼氏を束縛しようとしてた友達いたんだけどさ……なんか、そのあと別れたっぽい」
「は?なんで。彼氏の為に飲んだんでしょ?あ、もしかして薬の効果で他の男連れた感じ?」
「ん~、そんな感じみたい」
「やっぱ噂の、男を釣る為の薬っていうの、マジなんだ。使い方間違えたらダメなんだねえ」

金雀枝 柑爾:周りの声は気にせず飯を食っている。なんか洒落てんなぁと思いつつ、美味いから文句はない。

鈴鹿 巴:「メデューサ……?」

周りの声に食べる手を止めて耳を傾けている。

金雀枝 柑爾:ひくりと眉が跳ねる。

「んだよ、ヤクのこと知ってんじゃねぇか。どこでそれを」

鈴鹿 巴:「え?ははーん?聞こえなかったの?さっきそれの話をしてる声が聞こえたんです〜」

「で?メデューサって人の視線釘付けにしちゃうって本当?石になるんじゃなくって?」

美味しそうなパスタもぐもぐ!明太クリームパスタ美味しい!!

金雀枝 柑爾:イラっとするのを隠さない。

「魅力を最大限に引き上げてどんな人間も惹き付ける。魅了されて周囲を巻き込むことから、別名『感染型ドラッグ』とも呼ぶ。まだ死人はでちゃいねぇが、中高生の間で話題になっててめんどくせぇ」

すらすらと言葉にして、はんっと鼻を鳴らした。

「石だなんだっておとぎ話みてぇなことは起きねぇ。残念だったな、夢見がち師匠」

鈴鹿 巴:「はぁああああ?!誰が夢見がちだ!!俺はその話が聞こえてきたから『メデューサ』って単語でそう思っただけです〜!!」

俺にドヤ顔する若さん、最悪すぎてムカつく!!!!
それを隠しもしないで俺は口調を荒げながら続けて聞く。

「え、てかそれ……危ないんじゃないの?え?あの薬ってそんなやばいの??」

金雀枝 柑爾:「だから言ったろ」

溜め息を吐き、相手を睨みつけた。

……テメェも足元すくわれるんじゃねぇぞ」

水のグラスを空にして立ち上がり、店を出る。

鈴鹿 巴:「は?ちょっ!待ってよ〜!」

俺は残りのパスタを一口でごっくんすると席を立って諸々を済ませ、若さんの後を追っていった。

KP:ここから探索場所を選ぶことになります。

《探索可能箇所》

・倉庫街
・公園
・路地裏

並びは現在地から近い順


【倉庫街】

不良がたむろしている場所らしく、ガラの悪そうな子供や大人が倉庫の前に座っている。

「なんだァ……おまえら」
「俺らに文句あんのかよ、こっち見んなよ」

金雀枝 柑爾:俺の後ろに引っ込んでしまった落語家先生に、まあ、素直に機嫌が良くなる。大人しくしてりゃ可愛くも見えてくるもんだ。

「『メデューサ』について聞きてぇ」

ガンを飛ばしてやれば怯んだ様子を見せるものの「いや、俺らは話すことねぇし」と突っぱねられる。
怒鳴りつけて無理矢理聞き出すことも可能だろうが……

「穏便に済ませろ、って言われてるしなァ」

呟いて頭を掻いた。

鈴鹿 巴:後ろから話を聞いて若さんの後ろに隠れていた俺は、なんかうまく交渉できてないことを察したので少しだけ顔を覗かせて言う。

「なんか餌をあげればいいんじゃないか?そしたらこいつらもなんか言ってくれるんじゃないの?」

「これだからお前は」なんて思われそうな気もするが、人に話を聞くにはそれなりの対価を支払って得るのが確実な方法なのでは?と思った。
まぁ、嘘やニセモノをつかまされるケースもあるだろうけど、聞かないよりかそちらの方がマシかとも思った。

金雀枝 柑爾:「それよかお前、口先でなんとかできねぇのか。一応は立つんだろ」
「普段ピーチクパーチクうるせぇんだから」

KP:■交渉技能-5
(《言いくるめ》《信用》《説得》など。他に適した技能の提案があれば採用。)

鈴鹿 巴:「え〜、しょうがないなぁ……

怖いと思いつつも仕方ないと背後から出てきて声をかけ始める。

鈴鹿 巴:CCB<=80-5 言いくるめ (1D100<=75) > 95 > 失敗

鈴鹿 巴:「あ、えっと〜、飴ちゃんあげるから、教えてほしいな〜なんて思ってるんだけど〜」

金雀枝 柑爾:CCB<=70-5 言いくるめ (1D100<=65) > 49 > 成功

金雀枝 柑爾:「へぇ、運がいいなぁ?この師匠がてめぇらの不誠実を腹に収めるどころか、飴までやるってよ。悪いことは言わねぇ、早えとこゲロっちまった方がいいぞ?」

不良どもにガン付けながらガキのことを必要以上に持ち上げる。

KP:柑爾の迫力に気圧され、不良たちが口を割り出す。

「メ、メデューサだろ?俺ら全然興味ねぇんだよ。他のグループの連中もこれといって、って感じだな」
「でも、ほら、かっちゃんの元カノ使ってたって言ってたじゃん」

金雀枝 柑爾:「かっちゃん?どこのどいつだ?」

KP:「俺だよ。俺の元カノが使ってるってSNSで言ってて。そしたら急に、マジで急にめちゃくちゃそこから自撮りとか上げて、なんかバズっててさ……あまりに人気出過ぎて怖くてアカウント消してたんだけど」
「まぁたしかにあの時上がってた写真、可愛かったよな」
「俺は別に普通だと思ったけどな」
「お前は彼女にゾッコンだからだろ、目移りするな」

鈴鹿 巴:「へ、へぇ。そうなんだ。メデューサってそんなにヤバい薬なんだ?」

「あ、お話ありがとう。これどうぞ〜」

飴ちゃんが入ってるポーチを懐から取り出して、少し怖いのを我慢しながら不良達に配る。

金雀枝 柑爾:マジで飴やんのかよ、って横目で見る。

KP:s1d100 (1D100) > 37

KP:なるほど~ってことで、探索者のお二人は技能ロールをどうぞ。

■目星

金雀枝 柑爾:CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 42 > 成功

鈴鹿 巴:CCB<=60 目星 (1D100<=60) > 69 > 失敗

KP:ほうほう……分かった情報は柑爾個人にだけプレゼント。

[HO1] KP:一部の人間が鈴鹿を見て少しだけ照れくさそうにしている。

KP:「え、マジですか!?やったあ!」
巴からの飴を、不良たちは嬉しそうに受け取っている。

金雀枝 柑爾:「……
その光景を、心底面白くなさそうに見つめている。

KP:不良たちはチラチラと巴の顔を眺めていたが、一人が声を上げる。

「そういえば、あんた、あれだろ。桃樂亭なんとかっていう落語家!」

「そうだよな!俺も思った!」
「この前、動画で見てめっちゃ面白いなって思ったんだよ!」

[HO2] KP:自分の落語の動画が上がっていたなんて知らない。初めて聞いた。ネットで調べれば出るだろうか。

鈴鹿 巴:「え?!君達俺の落語観たの?」

「面白いって言ってくれるのは素直に嬉しいなぁ!」

まさか動画がネット内で上がってるなんて思ってもみなかったので驚いた後、俺も有名人になってきたってことか……ふふふと内心ほくそ笑んでいる。

「それにしても俺の公演の動画、かぁ……

「若さんは見たことある?」

金雀枝 柑爾:「いや……

周りにチヤホヤされて嬉しそうにしているところが何とも気にくわない。

「どんなもんなんだ、その、動画ってのは」

不良どもではなく、ガキンチョに声をかける。

鈴鹿 巴:「俺も初めて聞いたから今まで知らなかったんだよね。待って、調べてみる」

スマホで動画を調べてみようと、スマホを取り出して検索をしようとする。

巴は動画を検索します。

KP:鈴鹿巴の名前を調べれば、確かに動画が見つかる。再生数は動画投稿を生業としている者達とさして変わらない。つまり、非常に多くの人間に見られている。

KP:巴くんは自分で演じていたので演目名はわかると思いますが、柑爾はどうかな?

■HO1:知識

金雀枝 柑爾:CCB<=65 知識 (1D100<=65) > 37 > 成功

KP:じゃあ、二人ともこの演目が「寿限無」であることがわかりますね!

[HO1] KP:そういえば鈴鹿の落語を初めて見たかもしれない。彼は先日まで見習いといったような身分だったでは無いだろうか。
有名な作品だから、なのか。とても、聞き入ってしまう。不本意だが、噺方も随分上手いと素人なりに感じる。悔しいが、語り口を気に入ってしまう。(任意でSANc0/1)

[HO1] 金雀枝 柑爾:まともに聞いてなくて良かった、と思った自分に悔しくなる。
(※PLが面白いからSANチェックします。)

[HO1] 金雀枝 柑爾:1D100<=55 正気度ロール (1D100<=55) > 79 > 失敗

[HO1] 金雀枝 柑爾:失敗するのかよ!

[HO1] KP:悔しさマッハでSAN減っていったねぇ


[ 金雀枝 柑爾 ] SAN:55 → 54

金雀枝 柑爾:「……
スマホから流れる動画を見て、口元を抑える。動揺を隠そうとするが、つい目が泳ぐ。

[HO2] KP:動画は自分が二ツ目になって間もない頃……つい数週間前の公演だ。投稿者は「417」という名前だ。

[HO2] KP:■アイデア

[HO2] 鈴鹿 巴:CCB<=75 アイデア (1D100<=75) > 20 > 成功

[HO2] KP:アイコンを見てみると虎のアイコンだ。虎と417。まさか、十羅矢ではないだろうか。確かに彼は公演前にスタッフに撮影許可を貰っていた。しかし、なぜ彼がこんなことを。


鈴鹿 巴:これって……

投稿者の名前とアイコンを見て俺は考える。

虎と417……とら、しいな……十羅矢、椎……

確かにあの公演で俺が寿限無をやった時、あいつはスタッフに撮影許可をもらっていた気がするけど、なんで俺なんだ?

ってかよくよく見たらめっちゃ再生されてるじゃん!!何これ!?

「なんで、あいつ俺の動画なんか……

それなら自分の動画を上げればよかったじゃないかと思った時、俺はふとそこで口元を抑えて無言の若さんに気づく。

「ん?若さん?……具合でも悪いの?」

金雀枝 柑爾:「いや……
はっとして首を横に振り、相手を見下ろす。
「師匠、この前まで見習いじゃぁなかったか?のわりには随分人気モンだなァ」
いつもみたくからかって鼻で笑い、片手で両頬を挟んだ。やわらけェ。むにむにと揉む。

「それあげてんの、知り合いか」
何かに気付いたらしいコイツの言葉を拾い上げてたずねてみる。

鈴鹿 巴:「むぐむぐ……む〜!!」

離せ〜!と言うようにバタバタと暴れる。
しばらくもがいたけど、俺に体力が無くて途中で諦めて時折むにむにされながら強気に言う。

「ふ、ふーん!俺くらいになると見習いでも人気ってことなんだよ!なんだ?若さんも俺のファンになってもいいんだぞ〜?」

そして、尋ねられたことに対して思ったことを口にした。

「む、これか……多分、十羅矢だと思う」

金雀枝 柑爾:「ああ、探してる奴な」
もがいて喚いてる姿を堪能して、自覚のないままに機嫌が良くなる。手を離し、一撫でだけ優しく頬をさすった。

「おい、十羅矢……そんな名前の落語家、知らねぇか。師匠、写真は?」
不良どもは有名人に出会えたことが嬉しいのか、まだ『鈴鹿巴』の名に騒いでいる。大したことねぇガキなのに。
そんな不良どもに声をかけながら、ガキに尋ね人の写真はないかと聞いた。

KP:巴が写真を出すか、ネットで調べれば、十羅矢の顔はすぐに見つけられるでしょう。

「この人の名前は知らなかったけど、繁華街で見たよ。明らかに挙動やばかったし」
「合言葉言わないと入れねぇ中華の店があんだけど……あ、怪しいとかそういうのじゃなくて、お客を限定してんのよ、そこに入ってくの見たって」

不良たちは最初の頃の態度と変わり、素直に教えてくれる。どうやら巴と話せることが嬉しい様子だ。

鈴鹿 巴:むーっと離された頬をさすりつつ、スマホにある俺と十羅矢で自撮りのようにして撮った写真を、若さんに言われてそれを見せる。すると不良くん達は素直に話してくれた。

「繁華街……怪しいお店……

顎に手を当てながら考えるような仕草をして、少し信じられないという顔をしながら若さんに聞く。

「若さん、そのお店知ってたりする?」

金雀枝 柑爾:「知らん。オイ、どこだそこ。合言葉は?」
不良どもにガンを飛ばす。

KP:柑爾の目付きに、ひぃ、と縮み上がる不良たち。

「知らねぇよ。ショウさんなら知ってるかも」
「俺たちの間で有名な情報屋さんです。あ、でも、本職やべーみたいで……

金雀枝 柑爾:「後で俺の知り合いでも当たるか」
ショウさんってのに心当たりはないが、本職ソッチのやつが知ってる可能性は高そうだ。

「この街を歩いてりゃいつかヤクザモンに当たる。急いでもいいことはないし、次行くぞ」
師匠のつむじをギュウと押した。チヤホヤされていい気になってやがるとこに水を差してやろう、といたずら心から。

鈴鹿 巴:「むむむ!!押すな!背が縮んだらどうするんだ!」

「とりあえず、店の件は頼んだからね!」

ぷんすこしながら「次に行くぞ」と歩き出す若さんの後を俺は渋々ついて行った。

金雀枝 柑爾:「態度でけぇんだから少しくらい縮めた方がいいんじゃねェか」

ニヤニヤして立ち去る。

――不良どもにチヤホヤされてもコイツがついてくんのは俺になんだよな。

優越感の正体にはっきりと気付かないまま。

金雀枝 柑爾:次、公園に行く。

KP:【公園】

公園に行くと、何やら少しざわついていた。

ざわつく場所に近付いていくか、他を見て回ることができる。
これは二人で一緒に行動しても、別々でも構いません。

鈴鹿 巴:「なぁ、若さん。ちょっと様子変じゃないか?」

ちょんちょんと若さんを指でつついてから声をかける。

「あっち近付いてみる?」

そう言って人が騒ついてる場所を指差しながら若さんに聞く。

金雀枝 柑爾:「なんかあったのか?」
言われるがままについて行く。
厄介事にコイツ一人で突っ込まれてもなぁ、って気持ちがある。

KP:近付いていくなら、ヒソヒソ話している内容がわかるかどうか判定。

■聞き耳

金雀枝 柑爾:CCB<=45 聞き耳 (1D100<=45) > 79 > 失敗

鈴鹿 巴:CCB<=75 聞き耳 (1D100<=75) > 33 > 成功

KP:話が聞こえたのは巴くんだけですね。

「全裸の男の子が滑り台の中で丸くなって死んでたんだって」
「外でエロいことしたんだって聞いたけど」
「腹上死ってことかよ」
「まぁ、お下品ですこと」

などなど。ひそひそしてるのが聞こえます。

金雀枝 柑爾:公園なんてあんまり来る場所でもねぇからな。物珍しくて遊具に気を取られて見ている。眠くもなってきてあくびをしてるうち、話してる集団がいなくなっちまう。

……んあ?おい、師匠、なんて言ってた?」

鈴鹿 巴:「うぇえ?!お、俺!?」

噂の内容に気を取られ、そこで若さんに話しかけられてビクッと体を震わせる。そして、視線をキョロキョロと彷徨わせながらむっとした顔で続ける。

「いや、その……滑り台の中で、裸の男の子が死んでたとか、え、エロいこと外でしてた……とか……聞こえた……

段々と小声になり、もにょもにょと若さんに俺はそう伝える。

金雀枝 柑爾:小さくなっていく声を聞き取ろうと耳を寄せる。聞こえた言葉に思わず鼻で笑った。
驚いたり言いづらそうにする理由が分からずにいたが、なるほど。あんだけ俺とシといて初心な反応をする。

「外ねぇ。羨ましくなったのか?」

ニヤニヤ、頬の緩みを隠さずに耳元で囁く。

鈴鹿 巴:若さんの言葉に思わず慌てて「馬鹿っ!」と口にする。

「う、羨ましいとかそんな……誰に見られるか、わかんないだろ!」

耳元で囁かれて余計に俺は頬に熱を持ってしまう自分がいることに気付いて恥ずかしくなる。
俺は若さんを言い負かしたいのに!余裕ってやつを見せつけて悔しがらせたいのに!

なんでニヤニヤ笑ってるんだよ!馬鹿!!

「別にぃ!?俺はそんな物好きもいるんだなって思っただけです〜!」

そう強がって俺は返す。

金雀枝 柑爾:「見られるのが問題か?」

不満そうな唇を指でなぞってやった。
なんで俺の言葉ひとつで表情をこんなに変えるのか。いつまでもからかってやりたくなっちまうだろうが。

「じゃあ、次はそういうコンセプトの部屋でシようぜ」

囁いて離れる。
存分に堪能した俺は、公園の中を見て回ることにした。

KP:公園の中を見て回る

■目星

金雀枝 柑爾:CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル

[ 金雀枝 柑爾 ] CL:0 → 1

鈴鹿 巴:「は?!何それ?!ちょっ、おい!」

俺に勝手なこと言って勝手に行動し始める若さんの後に慌てて俺もついていく。

本当に機嫌が悪かったり良かったり、なんなんだよこの人。
そう思いながら俺も公園を見回してみる。

鈴鹿 巴:CCB<=60 目星 (1D100<=60) > 92 > 失敗

KP:柑爾は何かが落ちているのを見つける。

「貴方もモテモテになりませんか、メデューサの購入経路についての記事」という、ネットの掲示板を紙にコピーしたものらしい。
その下には「ビッチかよ」「そのビッチが使ってもさ、俺らみたいなのじゃなくて、いい男しか相手にされねえじゃん草」「解散」とネットの声が書かれている。

KP:クリティカルおまけは今思いつかないので、チケットだけ持ってってください。

金雀枝 柑爾:「その経路について詳しく書いとけよ。使えねェ」

舌打ちをして、拾い上げた紙を師匠の顔にべちんと貼り付けた。

「知り合いらしい奴もいねぇ。十羅矢だっけか、早く見つけないとマズいんだろ?」

鈴鹿 巴:「うぷっ!!」

顔に汚い紙を押し付けられて、俺はそれを剥ぎ取る。

「おい!なにすんだ~!!」

なになに?モテモテ?メデューサの購入経路?ビッチ?はぁ……

その紙を斜め読みした俺は「くだらない」というため息と共にその紙をポイっと捨てる。

「そりゃあ十羅矢を見つけ出さないとまずいんだけど……結局、なんもいい情報手に入らなかったなぁ、はぁ……

公園に来ても何の収穫もなかったかと少しだけ肩を落とす。

金雀枝 柑爾:ポイ捨ては良くない、などと説く立場でもない。俺自身もはみ出し者だからだ。

「あー、わらび餅仲間だったか?……ソイツともキスする仲なのか」

また腹の底がムカムカと煮え出して、気付けば低い声が出ていた。
コイツの関心をさらっていってる顔も知らない探し人も、裏路地で身を寄せて唇を合わせていた女も。脳裏に浮かんでは苛立ちの原因となる。

「あの女はなんだ?」

そういえば、見てから直接聞いたことはなかったなと。訪ねたのはそれだけの理由だ。
――自分の顔が険しく変わっていたなど、気付かなかった。

鈴鹿 巴:「はぁ?あいつとはただの仲間で、ライバルだけど?キスするわけねーじゃん!」

突然低い声で十羅矢のことを言ってくる若さんに俺は怪訝になりながらも素直にそう言う。

そして更にまさかそれを言われるとは思ってなかったことを若さんに聞かれた。
いや、確かにあの現場を若さんに見られたから、いつか俺とあの女の人の関係も聞かれるかもしれないとも思ったけど、それを今ここで言う?!さっきからそればっかりだな?!
そんなに、あの女の人が気になるのかな?

あ~も〜、さっきから俺を動揺させて何したいの若さん?!ま、まぁ、俺は噺家だからこんなところで感情を表には出さないけどね!

そう内心自分を奮い立たせ、俺は見ず知らずの女性とキスをした時のことを思い出しながら怖い顔する若さんに口を開く。

「べ、別に〜?若さんにはかんけーないじゃん」

真っ直ぐ若さんの顔は見れなくて視線を逸らしながらそれだけ言う。

実は見ず知らずの人でなんか知らないけどキスされたなんて言えねーーーーーー!!!!どうせ本当のこと言ったら若さんに笑われるんだ!!!ここは思わせぶりなこと言って誤魔化そ!!
俺はモテる男なんですってところ見せてやる!!!

そうビクつきながらも俺の心は内心熱く燃えていた。

金雀枝 柑爾:関係ない。
そりゃそうだ、間違っちゃいねぇ。
いくらヤッてようが、このガキとの関係に名前はない。何も縛るもんはない。

なのに、腹の奥からフツフツと湧き上がるものがあった。

片手で頬を掴み、上を向かせる。

……俺の好きな時にテメェを呼べねぇなら、意味ねぇんだよ」

自分でも言葉の意味はわかっていない。
このまま顔を近付ければキスができる。あの女よりすげぇやつをかましてやれる。
真昼間の公園じゃなきゃァ、な。

チッと舌打ちをする。

鈴鹿 巴:「ちょっ、俺はいつでも来る便利屋じゃないんだけど〜!」

さっきからたまに機嫌が悪いと俺にあたってくる若さんに「なんだよもー!」ってなりつつ、俺は離してほしくて頬を掴む若さんの手に触れる。

「それに、あの女の人はホイホイ呼べないんです〜」

そもそも知らない女の人だから連絡取りようもないんだけどね〜!!

「そんなに俺とキスしたいんですか〜?」

少しだけ茶化すようにそう言った時、俺達に呼びかける声が聞こえてきた気がして、視線を声の方へ向けた。

金雀枝 柑爾:気軽に呼べねぇんなら恋人じゃない。いやでも上下関係のある恋人かもしれん。
そう考えていたが、茶化された声に思考停止した。

……あ゛?」

ドスの効いた声が飛び出たときだった。

四葉 奏士郎:「アンタら、ちょっと話ええか……って、ちょいちょい!こんなとこで何してんの!俺なぁ、こういうモンでなぁ。止めなあかんのよ」

KP:君たちに緑色の髪の男が話しかけてくる。

男は君たちを引き剥がすように間に入ると、手帳を見せてきた。

そこには「警部補 四葉 奏士郎(よつば・そうしろう)」と書かれている。
どうやら警察官らしい。

[HO1] KP:噂で聞いたことがある。この街の警察のマル暴にいる、キレ者の警察官が四葉という名前だった気がする。

四葉 奏士郎:「俺、ここいらで色々調べもんしとってさぁ。ちょーっと話聞かせて欲しいんよね」
「アンタら、メデューサって薬知らん?最近流行っとる、モテモテになる薬やねんけど……

「ってあれ?よくよぉ見たら黒八鬼んとこにおる兄ちゃんやないか。んで、そっちは、って、あ!?」

鈴鹿に目を向けると、口をあっと開いて肩を掴む。

「桃樂亭片喰やんか!!俺めっちゃ好きやねん、いやあのな、一回春菊のトークショーみたいなのあったやんか、そん時に弟子の紹介しとって、ちょこっと話したやんか」
「そん時から、この人絶対ビッグになるやんか、思っとってん、いやーまさかこんなとこで会えるとはなぁ!明日の公演えらい楽しみにしとりますわ〜」

KP:やや早口で語る彼の表情は、先程の厳しそうなものと打って変わり陽気である。ニコニコと笑いながら楽しそうにしていた。

四葉 奏士郎:「あっ、せやった。世間話しとったらあかんな。いや、あんな。実は薬について警察で調べとってな。 聞き込み中やねん。なんか知らん?」

金雀枝 柑爾:「あー……顔知られてんじゃ悪いこともできねェな」

呟いてガキの頬から手を離す。

「ちょうど俺らも調べてた案件だ、情報交換といこうや」
……師匠、なんか聞きたいことねぇのか」

ちょっと気まずい。

鈴鹿 巴:突然現れた警察官の言葉に少し押され気味になりながらも、先程の若さんとのやり取りも一瞬頭から消える。俺は「お、おぉ……ありがとうございます」とお礼を言って話を聞いていた所に、再び若さんが声をかけてきた。

「あ、ああ……そうだ、あの俺と同じ落語家の十羅矢 椎が一昨日から行方不明なんですけど、何か知りませんか?」

「あ、それとそのメデューサって薬、十羅矢も飲んでたみたいで……

俺の聞きたい事と言えばそれ一択しかないのだけれど、この人は何か知っているだろうか?スマホの十羅矢の写真を見せながら俺は聞いた。

目撃情報があった繁華街の他にも何か情報がないかと、藁にもすがる気持ちだ。

それと、少しだけ様子のおかしい若さんも気になった。さっきはこの警察官さんの勢いで思考を奪われたけど、なんで俺が他人とキスしたくらいでこんなこと?と少しだけ若さんをチラリと見た。

四葉 奏士郎:「なんやて!?どんな子?写真ある!?」

「あれ?この子、春菊さんのお弟子さんやないか。俺は知らんな……んー、せやけど目撃情報があったんやったら、そこ行くんがええんとちゃう?」
「どこ……繁華街かぁ。あそこ広いからなぁ。裏の入り組んどるとこ、店がぎょうさんあるし……情報通は山ほどおる。せやけど危険やろうから、そういう連中に近づいたらあかんで」

鈴鹿さんに心配そうな目を向けるなぁ。

金雀枝 柑爾:四葉の視線を遮るように師匠の前に出る。

「サツが出てくるとはなぁ。とうとう薬で死人がでたか?」

四葉 奏士郎:「いや、薬で直接死ぬことは少ないというか、無いんとちゃうか。というか、薬を使ったヤツらの部屋を捜索しても、欠片も見つからんのや」

「あるのはこれだけ」と見せてきた写真に写っていたのは空のPTPシートだった。

「これ、物によくまぁ溶ける便利な薬らしくてなぁ……実物あらへんから調べようがないんやけど」
「魅力を引き上げるっちゅう、めちゃくちゃ抽象的なもんやからな。見つけにくいねん」

四葉 奏士郎:「今大事になっとるというかなぁ。そら治安悪いやろこんなん。なぁ、黒八鬼組のあんちゃん」
「やることは別として、守りたい気持ちは変わらへんよな」
笑みを浮かべる。

金雀枝 柑爾:「……さぁなぁ。俺はオヤジに頼まれただけでな」

つい、と目を逸らした。

そのタイミングで、師匠と目が合う。不思議そうな顔をするから「なんだ?」と声を掛けた。

鈴鹿 巴:「いや、別に……

なんとなく若さんの様子が変だなと思っただけ〜、なんて根拠もなく揶揄って言っても鼻で笑われそうだと思って「なんでもない」と言うように視線を逸らした。

そして警察官の四葉さんに向き直ってお礼を言った後に、少しだけ気になったことを聞いてみる。

「そういえば、若さんと四葉さんって仲良いんですか?」

普通、警察官とヤクザ者って仲悪いんじゃ?なんで思うんだけど見たところそうでもないような気がしたので少しだけよく分からないモヤっとした気持ちを抱えながら聞く。

金雀枝 柑爾:「ハァ?初対面だが……まあ、名前は前から知ってたけど。マル暴のキレ者って有名だからなぁ。まさか一方的じゃなく、知られていたとは」

四葉 奏士郎:「んはは!何冗談言うとるん。マル暴におって、黒八鬼の若頭を知らんわけないやろ!」

「ほな、何かあったらまた」
「いつでも連絡してな」

……あっ!握手してもろてもええ?」

多少強引にでも鈴鹿さんと握手させてもらうで!
んで、ヒラヒラ手振りながら去ってくわぁ。

[HO1] KP:四葉は鈴鹿に羨望こそ向けていたが、あの不良が見せたような顔はしていなかった。今思えば、 あの不良たちはまるで「恋をした」かのような顔をしていた。

[HO2] KP:別れ際に四葉からメモを渡される。
「君の隣の奴、やたら君を見とったで。別に大したことじゃないかもしらんけど、何かあったら連絡しいや。それと、宇鷺(うさぎ)って男には気ぃつけや」
金雀枝が自分を見ている?どうしてだろうか。


金雀枝 柑爾:「……

四葉の後ろ姿をぼんやり見つめる。

「ま、アイツの言う通りだ。繁華街、行くか」

鈴鹿 巴:「お、おう……そうだな」

繁華街へと歩き出す若さんの背中を確認しながら、俺は先ほど渡されたメモを見る。

若さんが俺を見てた?特に視線に関しては気に留めていなかったが、側から見るとそうなのかもしれない。でもなんで?
考えたって分からないし答えも出ないのはわかっているが、人から言われるとやたら気になってしょうがなくなった。

ちょっと、若さんの事も気にしとくか……

それと最後に書いてある「宇鷺」と言う名前の男がもし現れることがあったら気を付けよう、そう思った。

なんて考えていると前を歩いていた若さんから「おい」と声がかかる。どうやら遅い俺に気付いたらしい。

「あ、ああ。ごめん、すぐ行く!」

俺は少し慌てつつも、若さんの元へと急いで歩いていった。「っていうか、お店の合言葉はどうすんの?!」なんて思い出しながら。

KP:繁華街まだ行けないのKPが言うの遅くなってごめんね巴くんありがとう!!

繁華街行っても合言葉わかんねぇんじゃなぁ、って空気感で。柑爾の知り合いっぽいヤバい奴を探して路地裏に向かいます。

KP:【路地裏】

繁華街から少し外れた路地裏に向かう。
簡素なバーや個人経営のスナック、怪しげな店があるよう な場所だ。ゴミがそこらに捨てられているため、綺麗だとは言えないだろう。

しばらく進んでいくと、前方から黒を基調とした服を着た若い男たちが歩いてくる。
男たちは下品な笑みを浮かべながら近づいてきた。

「可愛いやつ連れてんじゃん、お兄さん」
「その連れ貸してよ」

その連れ、とは。
どうやら、巴のことを指しているようだ。
彼らは巴に下品な目線を向ける。まるで、見定めるように、舐め回すように。巴は男たちからの視線を集めていた。

ちなみに、柑爾の知り合いではないです。

[HO1] KP:胸糞が悪い気持ちになる。
どうして自分がこんなことを思うのだろうか。実に腹立たしい。虫唾が走る。


金雀枝 柑爾:「オマエ、モテ期だな」

鼻で笑ってから、肩を押して後ろに下げる。

「俺のモンに見えるんなら、口出ししないのが利口な選択だったなァ」
「邪魔だ、退け」

男どもの足元に唾を吐き捨てる。

鈴鹿 巴:こんな汚くて怪しい店が並ぶ所なんて早く離れてしまいたくて仕方がないのに!何故か俺達絡まれてる?!ていうかなんで俺なの?!

「いや、こんな奴等にモテても嬉しくないから!」

全く、さっきから俺ってなんなの?!やたら絡まれたり好意的に受け取られたり、本当に今日はなんなんだろう?

とりあえず、ここは非力な俺ではなく、若さんに頼るしかなさそうだ。まぁ、俺もできることがあったらするけど。
なんて考えながら様子を見守った。

KP:「あ?めんどくせぇな、だったら力ずくで奪ってやるぜ!!」
男たちとの戦闘になります。

KP:ガラの悪い男×3
巴くんもばっちり巻き込まれるぞー

KP:1ラウンド目
・柑爾

金雀枝 柑爾:Aに武道(柔道)+頭突き

金雀枝 柑爾:CCB<=70 武道(柔道)+頭突き (1D100<=70) > 36 > 成功

ガラの悪い男A:CCB<=20 回避 (1D100<=20) > 8 > 成功

KP:なんで??

KP:・巴

鈴鹿 巴:Aにこぶし

鈴鹿 巴:CCB<=50 こぶし (1D100<=50) > 24 > 成功

ガラの悪い男A:CCB<=14 回避2/3 (1D100<=14) > 16 > 失敗

鈴鹿 巴:1d3 (1D3) > 3

鈴鹿 巴:「やった~!」
「へっへ〜ん!若さん今の見た〜?俺強くな〜い?(ドヤ」

金雀枝 柑爾:「まぐれだろ何言ってんだ(むっかー)」

KP:・ガラの悪い男A

ガラの悪い男A:schoice こぶし ナイフ 組みつき (choice こぶし ナイフ 組みつき) > ナイフ

ガラの悪い男A:choice HO1 HO2 (choice HO1 HO2) > HO1

ガラの悪い男A:CCB<=30 ナイフ (1D100<=30) > 19 > 成功

金雀枝 柑爾:CCB<=36 回避 (1D100<=36) > 96 > 致命的失敗

KP:ええええ
じゃあ柑爾にナイフのマックスダメージあげようか4点です。

[ 金雀枝 柑爾 ] HP:13 → 9

KP:・ガラの悪い男B

ガラの悪い男B:schoice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2 (choice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2) > ナイフ>2

ガラの悪い男B:CCB<=30 ナイフ>巴くんに (1D100<=30) > 69 > 失敗

KP:・ガラの悪い男C

ガラの悪い男C:schoice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2 (choice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2) > こぶし>2

ガラの悪い男C:CCB<=50 こぶし>巴くん (1D100<=50) > 17 > 成功

鈴鹿 巴:CCB<=55 回避 (1D100<=55) > 17 > 成功

鈴鹿 巴:「ぎゃ〜!!痛いのは嫌なんだよ~!!!」

金雀枝 柑爾:「ちょこまかしてんなぁ!?ちょうどいい、その調子で頼むぜ、先生!」
ナイフで切りつけられて血がでてる

KP:2ラウンド目
・柑爾

金雀枝 柑爾:Aがやたら強いからBにさっきのセットで

金雀枝 柑爾:CCB<=70 武道(柔道)+頭突き (1D100<=70) > 35 > 成功

ガラの悪い男B:CCB<=20 回避 (1D100<=20) > 83 > 失敗

金雀枝 柑爾:2D4++1D6 頭突き+武道 (2D4+1D6) > 6[3,3]+5[5] > 11

KP:Bフラフラしてるけど落ちないねぇ

KP:・巴

鈴鹿 巴:フラフラなBにこぶし

鈴鹿 巴:CCB<=50 こぶし (1D100<=50) > 89 > 失敗

KP:・ガラの悪い男A

ガラの悪い男A:schoice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2 (choice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2) > こぶし>2

ガラの悪い男A:CCB<=50 こぶし>巴くん (1D100<=50) > 57 > 失敗

KP:・ガラの悪い男B

ガラの悪い男B:schoice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2 (choice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2) > 組みつき>2

ガラの悪い男B:CCB<=25 組みつき>巴くん (1D100<=25) > 79 > 失敗

KP:・ガラの悪い男C

ガラの悪い男C:schoice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2 (choice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2) > ナイフ>1

ガラの悪い男C:CCB<=30 ナイフ>柑爾 (1D100<=30) > 54 > 失敗

KP:3ラウンド目
・柑爾

金雀枝 柑爾:Cにいつもの。Aは親玉っぽいから最後に回すか。

金雀枝 柑爾:CCB<=70 武道(柔道)+頭突き (1D100<=70) > 2 > 決定的成功/スペシャル

KP:当たったらダメさらに二倍でいいよ!回避振ります!

ガラの悪い男C:CCB<=20 回避 (1D100<=20) > 56 > 失敗

金雀枝 柑爾:4D4++1D6 頭突き+武道 (4D4+1D6) > 8[2,1,4,1]+6[6] > 14

KP:一発キルでした。

[ 金雀枝 柑爾 ] CL:1 → 2

KP:・巴

鈴鹿 巴:Bにもう一回こぶし~

鈴鹿 巴:CCB<=50 こぶし (1D100<=50) > 91 > 失敗

金雀枝 柑爾:「調子戻って来たから引っ込んでていいぞ」

鈴鹿 巴:「あ゛〜?!俺だってできるし!!次はできるし!!!」

KP:・ガラの悪い男A

ガラの悪い男A:schoice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2 (choice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2) > こぶし>2

ガラの悪い男A:CCB<=50 こぶし>巴くん (1D100<=50) > 50 > 成功

鈴鹿 巴:CCB<=55 回避 (1D100<=55) > 23 > 成功

KP:・ガラの悪い男B

ガラの悪い男B:schoice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2 (choice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2) > こぶし>1

ガラの悪い男B:CCB<=50 こぶし>柑爾 (1D100<=50) > 74 > 失敗

KP:4ラウンド目
・柑爾

金雀枝 柑爾:Aを殴るか。頭突きだけど。

金雀枝 柑爾:CCB<=70 武道(柔道)+頭突き (1D100<=70) > 22 > 成功

ガラの悪い男A:CCB<=20 回避 (1D100<=20) > 85 > 失敗

金雀枝 柑爾:2D4++1D6 頭突き+武道 (2D4+1D6) > 3[2,1]+4[4] > 7

KP:落ちないけど良い感じのダメージ

KP:・巴

鈴鹿 巴:Aにこぶしだ〜!

鈴鹿 巴:CCB<=50 こぶし (1D100<=50) > 1 > 決定的成功/スペシャル

KP:当たったらダメージ二倍!

ガラの悪い男A:CCB<=14 回避2/3 (1D100<=14) > 11 > 成功

KP:うそーー

[ 鈴鹿 巴 ] CL:0 → 1

鈴鹿 巴:「うそ〜!?なんで避けられるの~?!」

金雀枝 柑爾:「いいフォームだったんだけどなぁ」

KP:・ガラの悪い男A

ガラの悪い男A:schoice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2 (choice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2) > ナイフ>2

ガラの悪い男A:CCB<=30 ナイフ>柑爾 (1D100<=30) > 11 > 成功

金雀枝 柑爾:CCB<=36 回避 (1D100<=36) > 78 > 失敗

ガラの悪い男A:1D4 ナイフ (1D4) > 4

[ 金雀枝 柑爾 ] HP:9 → 5

金雀枝 柑爾:「やっぱこいつがリーダー格か

KP:・ガラの悪い男B

ガラの悪い男B:schoice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2 (choice こぶし>1 こぶし>2 ナイフ>1 ナイフ>2 組みつき>2) > ナイフ>1

ガラの悪い男B:CCB<=30 ナイフ>巴くん (1D100<=30) > 27 > 成功

鈴鹿 巴:CCB<=55 回避 (1D100<=55) > 23 > 成功

KP:男たちと殴り合っていると、突如、大人数の足音が聞こえる。
君たちのから、ゾロゾロと黒いスーツを身に纏う男たちがやって来たのだ。

KP:柑爾、あなたは先頭に立つ男を知っている。襲だ。

黒八鬼 襲:「乱闘騒ぎだと聞いてここまで来たんだけど、まさか柑爾だったとは」

引き連れた部下たちに命令し、残りの男たちをのしてしまおう。

KP:というわけで戦闘は終わりです。

黒八鬼 襲:「おや……お前にしては随分痛めつけたね?何か嫌なことでもあった?」

柑爾が倒した男を見つめ、ニコニコと意味ありげに笑いながら柑爾に話しかける。

KP:鈴鹿にとっては、なんの事か、そもそも彼が誰なのか分からない。
ふとその胸元にあるバッジを見て、彼もまた金雀枝と同じ極道組織に属する人間であるのだと察するだろう。

黒八鬼 襲:「君は、柑爾のお友達?初めまして、俺は黒八鬼襲(くろやぎ・しゅう)。よろしくね」
巴くんへと握手を求めるよ。

[HO2] KP:細められた視線を見て、身体がぞくりとなる。脳髄の奥底にある、色欲を誘われるような不思議な感覚。貴方はその視線に見覚えがあるような気がした。どこで見たのだろう。

金雀枝 柑爾:「うるっせぇな……
助かったのは事実だから、チッと舌打ちをする。ボロボロだからな

鈴鹿 巴:「あ、えっと……よろしく、オネガイシマス……

握手をするこの男から視線をとっさに逸らしてしまう。

なんかやばかったって!なんかダメだって!なんかわかんないけど!!!

内心焦りながらもそう言うと俺はボロボロの若さんを見て、あとで傷の手当してやんないとなと思った。

黒八鬼 襲:「恥ずかしがってるの?かわいいね」
にこっ

鈴鹿 巴:「いや、別にそんなんじゃ……!ち、違いますから!」

そう言って若さんの後ろに隠れる。

金雀枝 柑爾:「コイツをテメェの“お遊び”に巻き込むんじゃねぇ」
襲を睨みつけた。
「師匠、気をつけろ。コイツ、誰彼構わず寝るから」
……てか、襲、お前男も範囲内なのかよ」

黒八鬼 襲:「まあ、可愛ければどっちでも?」

鈴鹿 巴:「え?!お、俺は食べても、美味しくないんでぇ……

他をあたってくださいと言わんばかりの口調で言う。

黒八鬼 襲:「ふふふっ!へぇ……かわいいじゃん」
ますます目が細くなる。

KP:■アイデア

鈴鹿 巴:CCB<=75 アイデア (1D100<=75) > 50 > 成功

金雀枝 柑爾:CCB<=45 アイデア (1D100<=45) > 3 > 決定的成功/スペシャル

[ 金雀枝 柑爾 ] CL:2 → 3

KP:彼ならば不良の言っていた中華の店の合言葉を知っているかもしれない、と思いつく。

金雀枝 柑爾:「それより聞きてぇことがある」
視線を遮るように間に入る。
「繁華街の……中華だったか?その店の合言葉、知ってるか?」

黒八鬼 襲:「中華の店……あぁ。我想你(ウォシャンニー)の事かな。合言葉っていうと、あの店くらいだ。いいよ、教えてあげる」
「唐揚げ屋さんの店のすぐ隣の路地から奥に入って、骨董品の店に行って。その店の奥の蛇の像の前で合言葉を言うんだ」
「合言葉は、我去洗澡(ウォチューシーザオ)」

KP:■知識1/2 or 中国語

金雀枝 柑爾:CCB<=65 知識1/2 (1D100<=65) > 94 > 失敗

金雀枝 柑爾:33だったから失敗

鈴鹿 巴:CCB<=38 知識1/2 (1D100<=38) > 40 > 失敗

KP:二人とも中国語に詳しくはないんだなぁ。合言葉の意味はわからなかったです。

金雀枝 柑爾:「助かった。戻るならオヤジによろしく言っといてくれ」

黒八鬼 襲:「構わないよ、アレ絡みだろ」

「何はともあれ、ここは危険だよ。これからは襲われたり絡まれないように気をつけてね、綺麗な人」
巴くんに微笑む。

鈴鹿 巴:「綺麗な人って!?違います〜!俺は鈴鹿……ちがった、桃樂亭片喰って名前があるんです~!」

「あ!それはそれとしてご忠告、どうもありがとうございます!!それじゃ!」

若さんを置いて先に歩き出そうとする。

黒八鬼 襲:「あー、なんか警戒されちゃったなぁ」
「もちろん、柑爾も気を付けて。君も綺麗な顔してんだから、気をつけなよ。 性格抜きにしても好きになるような物好きは沢山いるんだから」
「大丈夫大丈夫、今の褒め言葉だから」

金雀枝 柑爾:「はあ?」
何言ってんだコイツ、って顔。冗談だと思ってる。
「ご忠告どうも。じゃ……おい、待てよ、あぶねぇって」
追い掛けてく。

KP:倒れた男たちをどこかに運ばせると彼は「じゃあね」と言って去っていく。

気付けばすっかり街は暗くなっていた。
貴方たちは、言われた店に向かうべく繁華街へと足を進める。