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pinopipi
2025-11-07 17:28:47
16596文字
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水龍の愛は深海より深く
神様時代に結婚してたヌヴィフリが予言後に別れた話
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そして、彼女に愛を伝え始めて100年。ついにその日が来た。
「フリーナ殿。私は君を愛している。どうか、私の恋人になってくれないか。」
「え
…
!?そ、それは本当なのかい
…
?!うぅ、まさかキミがそんなふうに思ってくれていたなんて知らなかった
……
。えっと
……
僕、恋愛とかよく分からなくてね
………
その、申し訳ないけど
…
」
「愛は後付けでも構わない。交際してみてもし私のことがどうしても気に入らなければその時点で切り捨ててくれてもいい。だから今は、形だけでも私を君の恋人の席に座らせてもらえないだろうか。
……
どうか、頼む。」
「キ、キミがそんなに必死になるなんて珍しいな
…
!
……
じゃあお試し
……
ということなら。うん、キミの恋人になってあげるとするよ。これからよろしくね、ヌヴィレット。」
「
…
!!ああ。よかった、フリーナ殿。私の持てる力全てを懸けて愛する君を必ず守り抜くと誓おう。」
100年焦がれ続けてやっと手に入れた恋人の座。嬉しくて嬉しくて、それはもう舞い上がってしまい思わず頬が緩んだ。フリーナは私の顔を見てとても驚いていたが、優しく微笑んでくれた。その表情がこの上なく愛おしくて、私は彼女に問いかけた。
「君に触れたい。
…
抱きしめても?」
彼女は躊躇いながらも小さく頷き、私はそっと、力加減に気を遣いながら彼女を優しく抱きしめた。
小さくて華奢、柔らかく、そして温かい。
清らかに澄んだ水辺に咲く可憐な花のような彼女の香りはとても好ましく、まるで温かい海の中に漂っている時のような安らぎを与えてくれた。
やはり彼女は私の運命の番なのだと、そう確信して心が踊った。
生涯この愛おしい番を守る。そう、心に誓った。
それから恋人としての関係は順調そのものだった。フリーナへの愛が私の中でどんどん大きくなっていく。
抱きしめることを許され、彼女へ触れる度に心が満たされていく。
できればその熟れた果実のような唇に口付けて愛おしい彼女を味わってみたかったが、彼女は酷く恥ずかしがってしまい、許してはくれなかった。
唾液から感情を読まれることにもなるため、そうなれば誰だって良い気はしない、というのは理解できる。
私は彼女に嫌われるくらいなら口付けなどしなくても構わないとそう思い、考えないようにしていた。
恋人となってから、彼女はよく笑ってくれるようになった。彼女と過ごす時間は本当に楽しく、何にも変え難い大切な時間を私達は積み重ねていった。
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