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DRRV11037
2025-09-30 17:46:19
16304文字
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DRRV:1章地下道編
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目を覚ますと、身体がひどく冷たかった。
さっき水に落ちたせいで、シャツもジャケットもスカートも靴下も、ぐっしょりと濡れて重くなり、肌に張りついていた。寒い。寒い。私はスカートの裾を絞って、少しでも水を逃がした。
すぐ傍で身体を起こした改瀬さんが、体育座りをするのが目に入った。目を伏せて迷っている。その表情は、明らかに追い詰められていた。可愛らしかった金の三つ編みが、今はもうぼさぼさに乱れてみすぼらしい。
…
みんなも、そうだ。
服は汚れ、身体は痛み、疲れきっている。
もうぼろぼろだ。ここから一歩も動けない。
そんな疲労の中で、唯一動いているのは目だ。
更なる試練に怯える目、
怒りを宿した厳しい目、
戸惑い彷徨う不安の目、
とうに疲れた諦念の目──
……
互いの目が互いの目を窺うかのようにきょろきょろと落ち着きなく動き回っていて、居心地が悪かった。
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