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DRRV11037
2025-09-30 17:46:19
16304文字
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DRRV:1章地下道編
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ボイラー室
るんたったのリズムでスキップをする昼間くんに先導されて、私たちは校舎裏手のボイラー室の扉を開いた。話にあった通りのマンホールが、まもなく再び発見された。
「これ!」
昼間くんに指し示されたとおり、足下の床を見てみると
…
短く育った草むらに紛れて、銅色の丸い蓋があった。全く錆びたところがなくぴかぴかと光り輝いているおかげで、真ん中に彫られた『才』のロゴがはっきり読めた。
「手先が器用なのは?」
楠木くんが問いかける。
「俺!」
昼間くんが自信満々に手を挙げると、抱えていた細い棒のようなものを蓋の溝に引っかける。そして小さな身体の全体重を棒に押し込めて、てこの原理で持ち上げようとした。それを改瀬さんや私が手助けすると、銅色の蓋が動き出す。
みんなの期待と不安の視線を集めながら、ゆっくりと蓋が除かれると───
そこには、霧めいた薄暗闇に包まれて黄色の梯子が架かっていた。
「降りられる、かな」
私は呟いた。この梯子がどこへ繋がっているのか分からない。
昼間くんが懐中電灯を点けてマンホールに差し向けると、けぶるような闇が少し散って、コンクリートか何かでできた硬質の床が底に映った。どうやら、少なくとも降りられる地面はあるようだ。
「Okay. 早く行きましょう、犯人が私たちを見つける前に。」
清忌さんはみんなを促すと、ネイルの施された指で真っ先に梯子を掴んだ。動きにくい着物衣装やヒールの高いブーツをほとんど気にする様子も見せず、勇敢に下りていく。
「皆さんレディーファーストですよ。僕らは後で行きます。」
一方の楸谷くんは、にこやかに急かした。
「たまにいますよね、給食のゼリーは絶対譲らないくせに、都合の悪いときだけ『レディーファースト』する男子
…
。ま、構いませんけど!」
改瀬さんはそれが気に障ったようで、ツンとそっぽを向いてすぐに下りていってしまった。
「なんで!?俺らが先に下りたほうが絶対都合良かったジャン!」
昼間くんが叫んだ。
私も続けて下りていこうとしたとき、ふと白跳さんの様子が目に入った。
「
…
なんでモニターがここにあるのかなー」
そう呟いた彼女は、マンホールのすぐ傍に設置されたモニターを、穴の空くほどじっと見つめている。モニターもまるで、私たちのことをじっと見つめているかのようだった。
…
あれ
…
?
微かな疑問が頭をよぎる。でも、私はそれを迷いとともに振り払ってしまうと、梯子に手をかけた。
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