●バニーの日
「そのヒールで私の心臓を」はx-menのジーンさんが内心思われたやーつですので隼人がやったらまあエライコトでは
隼人は基本石川先生のストーンとした針金体型下半身見た目(左下)で体脂肪率のせいでかなり重いめなのが好みです
https://privatter.net/i/7248932
話はわかった、
俺の長広舌を聞いているのかいないのか、ひょっとして眠いんだろうか疲れてるんだろうかと心配したところで、神さんは業務用電力でがんがんに冷えている店のテーブル脇の灰皿に手をのばした。この人は愛煙家と見せかけてその実そうじゃない、どうも何かしら行動を起こす時の対外的なゼスチャーだとか、面倒ごとを始める時の狼煙っぽくその火口を切ってはそれっきりになる。だとすれば今俺が提案もしくはオネガイしたのはそうした面倒なのかどうなのか(いや完全にソウデスネ)
「『バニーの日』だというから、それにちなんだことをやってみたいと」
「それで新人歓迎会のビンゴでもらったきり部屋に放っていたハンズで投げ売りされていそうなそのぺらぺらのバニーガールセットを発掘してきたと」
不機嫌か身構えている時だけの吐息の匂い、火の匂いが冷気の中にぽっと灯る、そう思えばどうして悪くない、なんて思ってると
「受付の『ネーサーくん』人形にでも着せておけ、あれなら私やお前と違って合わせる下着や靴の調達に奔走する必要もない、あれやこれやがはみ出さないし剃毛の必要もない」
滔々と夏の深い渓谷の冷たく澄んだ川みたいにさらさらと洗い清めるように流れ出した言葉だったが、それはどっちかというと、でもない、「愚にも付かないことを言うんじゃない」系のお断りより「自分には嫌だと主張するこれだけの材料がある」系のそれっぽく聞こえるし本格的な経験者の言に他ならn
「幸か不幸か去年のハロウィン衣装としてもらった中にヒールはあるが、あの時はあの時で来客の中に『そのヒールで私の心臓を踏んでくれないか』と口走る奴が出た」
なんだそりゃプロレスだったらダウンした相手へのストンプになっちまわないか、それもヒール履きならガチ目のヤバい凶器攻撃だ、完全に地下向きの。
「そりゃあ
……チャレンジャー。カジノフロアのネーちゃん達のガタイじゃないんだぜ」
「同名の宇宙シャトルも発射直後の観客の目の前で大爆発全員死亡が有名だな、そして私も無駄な傷心をしたくないし無意味な死人を出したくない」
「
…おう」
俺がまだ生まれてもない時のことをいろいろ、たくさん知ってるんだね、あんたって人は、なんてこともふと思った
わかったならいい、ではこの話は終わりだ、とフィルターを灰皿に押し付けてしまった人は、
神隼人は自分の殺傷力をよく理解してるってことなんだろう、あらゆる方向性での。
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