akinoshiroihana
2025-04-14 21:29:56
13333文字
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名刺置き場4




五半 五右衛門の里はこんななってるかもしれんと思ってる、https://privatter.net/i/7375469三衛門とかなんとかデカい下位互換くんだらけだったんで信長の急襲には弱かったんだよ!(´;ω;`)ウッ

「そものう、この庄の間の行き来に目をつぶってもろうておる童どもは」
不思議と似通った者が多くなりよるわ、べつに血が混じったわけでもないのにの。そう五右衛門が言う、朝の野に降りた霜にぶるりと巨躯を身震いして見せながら。
そうして烏帽子親の世話になる頃にようよう自分等の色が出てきおる、背がすくすく伸びる子はみな有望じゃが剣技に向いておる者はしこい者、文机卜占の才を見せるもの。背丈が伸びるのなおも勢い止まらん者は石川の庄に多いの、わしが生まれてからというもの、とみにそうじゃと爺様達がぼやきよる、忍ぶ気もなくみな打(ぶ)ち飛ばして通る気かと、みな本当はわしの子ではないかとまでの、わしが八、九の頃からのう、ひどかろ?
おぬしの里でも賢い芸達者がよう生まれるようになって、そういう無茶苦茶言われておらんか?言われんのかそうか………わしとお主の子だとかは言われんの、あ痛。つねるでないわ

まあしかしじゃ、新吉はとりわけわしの細かい頃にも子供の頃のお前にもよう似ておる、どっちかのう、どう育つかのう

「つまり、親ガチャならぬ子ガチャというやつみたいなものかの、あ、ぃ痛たーッ!なにしやがる、なんじゃはやと、今つねるどころでのうて捻切り(ひねぎり)おったななんじゃあ!」
「いや、つくづく、「あの」世には罰当たりなことばが流行っておるものであるよとな」
「あの世」だけのことはあるわい、そう言い、霜がきらきら光りつつ滲んで溶け始めたひがしの野へと、朝風呂の濡れ髪を揺らし半蔵は降りていく

ちいぃ、久しぶりにあの頬っぺた捻切(ひねぎ)ってやれたらのう!ええい今となってみれば叶わんこともできちまったもんだぜ。
風呂上がりの赤く焼けた火鋏か万力のような分厚く熱い手で、大男は顎を一撫でした。