akinoshiroihana
2025-01-22 02:24:28
11949文字
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ラ―ヒュンワンドロ2025名刺原文




お題「背伸び」
タクトでテンテーとヒュンの動きが同じと漏れ聞き、同じ基礎学習何かやってないかなーと。
この背景はガザ地区内に残ってずっと植木鉢で野菜を育て動物を愛し停戦を訴えてるお子様です。


それは、自分のためには設けられていないとわかっている高さの窓にとりすがる動作
もしかして今何かよいことがあって、どちらかといえばいい気持ちの相手が応じるかもしれないと
ほんの少しの可能性に賭けて助けを請うてみる時の

それは、荒事を期待されない、「青髪の末成り瓢箪」一族の鍛錬の第一歩
朝の図書室で重くて大きな本に触れることを思えば、奪われていく体温だけはなんてことない
パジャマパーティのような軽装で立って、両の足の親指は外へ

*

何を覗いているの
きもちわるいいやらしい
そんな呪われた首飾りみたいに、ひとつながりになって降ってくるだろう言葉に傷付くまいと身構えしつつ、ああでもほんの少しの可能性がと、それに賭けてみる毅さが彼には、幼い彼には既に

さあ回りますよ踊るように
学会の発表での弁舌はさわやかに、飽きさせず、つまらない所での足止めはさせないよう
パフォーマンスは持ち寄った研究を披歴し、共有する喜び。邪教に手を染めてのものなどとゆめ思われぬよう、きっと伝えましょう、明朗に、戦わせましょう壇上で、この旅で探してきた世界の秘密も


今日は調子が今一つだと言って、両足揃えての背伸びの代わりに、ジニュアール家の嗜みでもあったダンスのための各種立ち方重心移動を思い出し、片足の親指でひょいと地面を蹴り伸びあがって見せた青年がいる
手をのばしただけでは僅か届かないところにあった秋の実りを手渡された半魔が、『欲しければそう言え』、礼の代わりにそう言うのに向けて、『できることが増えるのは面白いんだ』お前にしてやれることなら重畳、と。

ちぇ~っ隙あらばキラキラさせやがって、と弟弟子が遠くで空に叫んだ