MN*B
2024-06-21 01:38:54
16745文字
Public 蠱毒な夢術廻戦:pixivバックアップ
 

E.12 乱入者

シリーズ中第26話になります。
注意書きは1ページ目、もしくはシリーズ概要の方にあります。

このシリーズの閲覧、ブックマーク、いいねを、いつもありがとうございます。
お待たせしました~!!

今回、メカ丸戦。それと獣鉤手の補足話みたいな…。
想定より長くなったので、ちょっとキリが悪いような感じになりました。

次回、タイトルからして不穏なのが透けてます。
内容は、たぶん交流会1日目が終了するかな~?くらいです。
上げるなら、やっぱり二週間後くらいになるかと。

 


#オリ主 #夢術廻戦 #パンダ(呪術廻戦) #究極メカ丸 #花御 #狗巻棘
2021年7月18日 23:53



 ワンワン!と、玉犬の吠える声。
それに狗巻は振り返りそして、不思議そうな顔をした。
玉犬と一緒に来るはずだった青嶺の姿がない。
狗巻の足元までやってきた玉犬は、不安げに鼻で甲高く鳴く。
そんな玉犬に何かを尋ねることもできず狗巻は仕方なしに、呪言で玉犬を帰した。

一体何があって、玉犬だけが自分の元に辿り着いたのか
狗巻はそう考え、一抹の不安が彼の胸を過ぎる。

 そのとき。
木の葉が揺れる音と共に、鈍い音が響きすぐそばの地面から砂や小石を巻き上げつつ、何かが転がってきた。制服を着た人影が、頭を抱えながら、ゆっくりと立ち上がる。
サングラスもなければ、特徴的だった制服の袖すらもなくなっているがそれは紛れもなく青嶺衛だ。

「いくら!?」

「狗巻先輩っ!?」

突如現れた彼に、狗巻が驚きの声をあげた。それに振り向いた青嶺も同様に驚き、狗巻に対して焦燥の混じった声を向ける。

「逃げてくれ!相手はッ!!」

話し切る前にその声は中断され、彼は自身が飛ばされてきた方向を注視した。
間髪を入れず、太い木の根のようなものが青嶺に襲いかかってくる!
彼はその身体能力で躱していくも伸びていく樹木によって、瞬く間にその姿がかき消えた。

「高菜ッ!!」

姿の見えなくなった青嶺に対し、狗巻はまた声をあげる。
しかしその直後その頭上から舞い降り、狗巻の隣へ着地する青嶺の姿があった。

「問題ないっ」

そう言った青嶺は、気を引き締め直すように、深く息を吐く。
随分とズタボロな彼だったが、本人は問題なさそうである。
それを確認した狗巻は、その彼が警戒している先を見据えた。


 ズシリと重い足音が、地面を踏みしめる。
それに見合った気配と体格の持ち主が、木立の間からその姿を現す。

「=|#〝、(*%$}∥_>〝」

「しゃけ、すじこ。明太子!」

口元を開き喋った狗巻に、青嶺が軽く頷きを返した。

「もう言うまでもねぇけど特級って感じです」

「こんぶ

「/=゜¥&〝 〝 ̄∥|∥゜」

そう話す呪霊の顔が、ゆるりと青嶺のほうを向く。
聞いた狗巻は不愉快そうに、青嶺は不可解げに、眉をひそめる。

「まだ4級だ」

「おかか、ツナマヨ」

「すんません

軽く窘められた青嶺は不服そうにした。
そんな二人のやり取りを、静かに眺めている呪霊

 三者三様に、相手の出方を窺う。
一触即発の雰囲気が、この場に漂っていた。

ツナ、いくらしゃけ!」

それを合図に攻防戦が始まる。











次回
 『E.13 乱離乱心』









 
【メカ丸との戦いが長い】

書き手の趣味としか言いようがないです。
戦闘描写が上手く書けているかは自信ないです。正直なところ、ある程度削っても問題ないでしょうねでもロケットパンチあるなら打たせるしかなくないですか!!

 
【青嶺が弱い!に関する書き手の言い分】

等級分けの時点ではっきりしててですね
3級術師は3級呪霊に勝てて当たり前。つまりそれで考えると、3級呪霊に値するであろう青嶺は通常、3級術師に勝てないポテンシャルだということです。本編内でもいつか言及するかもしれません。
実のところ、青嶺の現在の等級である4級は妥当というわけです、はい。
獣鉤手があって、やっと2級がギリギリくらいなもんです。それも相性によりますが。

 
【獣鉤手に関して】

わかりやすいとこで例えると、ノベライズ版の"人形"ですかね。
発想元としては、映画・映画・ラノベ・ゲーム・アニメ映画って感じです。それらをこうこねくり回して作ったようなもんです。ついでにそれらの要素が、ちょっとずつ青嶺にもあります。
いずれ本編内でも、それら作品の種明かしみたいなシーンをいれる予定ですが遠いなぁ。

 
【花御・狗巻・青嶺の三名】

(いろんな意味で)話が通じない。
それを描写したかったので、第三者視点で書いたとこあります。花御の記号は特に法則ないです。
ちなみに、花御と青嶺の会話は微妙に噛み合ってないところがあります。
もしこれに加茂さんが加わると、話がさらにややこしくなるでしょうね。