enoki181
2023-06-23 20:12:02
49319文字
Public リプレイ
 

【モノトーンミュージアム】とあるありふれた異形の話~秘めた心と水の国~【リプレイ】

シナリオクラフトのログ。紡ぎ手の中からボスが決まるテンプレート。
PL:成海さん、守部さん、柳さん、エノキ


▼探索パート3 シーンプレイヤー:オディッシオ

[ GM ] 幕引き:3 → 4

・イベントチャート 1D6 ROC
さらなる惨劇>旅人が犠牲となる

・探索判定 【知覚】12
みづち:2D6+6>=12[11,2]  知覚判定 (2D6+6>=12[11,2]) > 6[2,4]+6 > 12 > 成功
カマル:2d6+5>=12[11,2] 知覚+《奇跡の指先》 (2D6+5>=12[11,2]) > 9[3,6]+5 > 14 > 成功
ウィル:2D6+4>=12[11,2] 【知覚】 (2D6+4>=12[11,2]) > 8[2,6]+4 > 12 > 成功
オディッシオ:潮騒の声(P115)/海守り/LV1/判定の直前/自動/なし/自身/なし/2MP/あなたが水と接している場合のみ使用できる。あなたが行う情報収集判定の判定値を[【感応】+2]に変更する。シーン1回まで。
[ オディッシオ ] MP:21 → 19
オディッシオ:2D6+6+1+2 【感応】 (2D6+6+1+2) > 4[1,3]+6+1+2 > 13

GM:・探索ポイント 1D6
オディッシオ:1d6 (1D6) > 1
[ GM ] 探索P:7 → 8

GM:・事件の断片 1D6 ROC
オディッシオ:1d6 (1D6) > 1
GM:1.真の狙い

オディッシオ:オディッシオはビャッコ、カマルと共にお守りを取りに行きました。
無事に見つかり、家を後にして戻ろうとすると……行きは誰ともすれ違わなかった道から人の気配がします。

「んん!村人の生き残りがおるど!」
茂みの陰から様子を見つつ、駆け寄ろうとします。

朽ノ葉 白狐:「本当か!?」

さっき虚無に呑まれた村人を見たせいもあって、ちょっと覗きに行こうとはします。バレない程度に。

カマル:「ちょっとまって」
駆け出そうとしたオディッシオの服を掴んで、こっそり覗こうと提案する。

GM:オディッシオの知った顔から知らない顔、様々な村人がいました。

しかし、一人だけ服装の違う人物がいます。
外から来たというウィリアムと似たような服装をしており、旅人なのではないかと思い当たりました。

オディッシオ:「あぎゃ」むんずと掴まれストップします

GM:複数の村人と一人の旅人。
その間には嫌な空気が漂っていました。

「お前も異形か!」
「元凶なのか!」

旅人は否定しますが、誰も聞こうとはしません。

村人たちの手には農具。

それが振り上げられ――

本来と違う使われ方をした農具の先からは、血が滴り落ちておりました。

カマル:「……
眉間に皺を寄せ、苦し気な顔で眺める。

朽ノ葉 白狐:「っ……!」

私が出ればあの旅人は助けられたかもしれないとは思うが、そんなことを言ってはカマルやオディッシオを困らせることくらい分かっているので歯を食いしばって耐えている。

オディッシオ:目を見開いて釘付けになっています。
そして大きな涙がこぼれた瞬間には走り出していて。

「もうやめるど!!」
血を流している旅人に覆い被さるようにして庇おうとします。
小さな水かきの手が震えていました。

GM:村人たちが手を止めます。
御使い様を傷付けるわけにはいかないからです。

「御使い様、なぜ庇われるのですか」
「もしかして、あなたも異形の仲間……
「やめろ!御使い様だぞ!」

村人たちの間で口論になりますが、すぐに鎮火します。

……

感情のやり場をなくした村人たちは、ぱらぱらとその場を去っていきます。
後には、息も絶え絶えの旅人とオディッシオが残されました。

朽ノ葉 白狐:「二人とも無事か!?」

村人が居なくなったのを見て手当てしに行こう。

…………本当にすまない。普段はあんなことをするような人たちじゃないんだ……

カマル:「オディッシオ、心配したよ。いくら勇敢とはいえ……

旅人が呻いたのを聞き、そちらに急いで近付いていく。

「まだ生きているね?うちに連れて行こう」

オディッシオ:「オデ……見たんだ……
「あの鍬を持ってた人、オデに優しくしてくれた人で……
…………
「ニンゲンって、優しい時と意地悪なときがあって、どうしてだ……?」
ぼろぼろと大粒の涙を服の袖で拭いながら、頑張って旅人を担ごうとします。

GM:一方その頃。

みづち:「…………???」

「なあなあおっちゃん、おにーさん、なんか変な音聞こえなかった?」

ウィル:「……聞こえたね」

みづち:「ねー。なんかこう、ぐわーっていうか、ね? ね???」

手持ちのでかいぬいぐるみのひぃちゃんにがおーのポーズをさせつつ。

白楽:「き、きこえたか!?」
周りを見回して震えだす。
「どこだ?家の中か!?……そういえば、カマルは犯人の可能性があるんだったな!?」
立ち上がって玄関を目指す。

ウィル:「あまり外に出ない方が良い」
そう呼び止めようとした矢先、部屋の中にほつれが現れる。

みづち:「出たぁ!!? えーと、ひぃちゃんおねがい!」

ぬいぐるみをぶん投げた途端、なんかぬいぐるみから巨大な爪が生えてほつれを搔き消します。
おっちゃんの知ってるやり方(巫女の仕事)と全然違うよ!

ウィル:雑だなあ。あ、でも綺麗に縫えてる。凄いなあ

白楽:「ひぃぃ!?!?!?」
先ほどほつれに村人たちが飲まれた記憶が新しい。それを縫う存在も、塗った方法も、恐怖でしかない。
旅人の制止も聞かずに外へ出て行く。込み上げる恐怖には抗えなかった。

みづち:「────!」

「おっちゃん! いま外出ちゃダメ!!!」

なにかに気が付いて叫んだけど、振り向いた時には開け放たれた扉しか見えなかった。

▼探索パート4 シーンプレイヤー:みづち

[ GM ] 幕引き:4 → 5
GM:DT2 歪み表2.0 歪み表ver2.0(63) > 【歪曲御標】 歪んだ御標が下される。歪み表(『MM』P.263)を振ること。
GM:DT 歪み表 歪み表(10) > 【時空歪曲】 昼夜が逆転する。昼間であれば夜になり、夜であれば朝となる。

・イベントチャート 1D6 ROC
暗躍する影>[警吏]が惨殺される

・探索判定 【知覚】12
みづち:2D6+6>=12[12,2]  知覚判定 (2D6+6>=12[12,2]) > 7[2,5]+6 > 13 > 成功
カマル:2d6+5>=12[11,2] 知覚+《奇跡の指先》 (2D6+5>=12[11,2]) > 6[1,5]+5 > 11 > 失敗
ウィル:2D6+4>=12[11,2] 【知覚】 (2D6+4>=12[11,2]) > 8[2,6]+4 > 12 > 成功
オディッシオ:2D6+5 【知覚】 (2D6+5) > 6[1,5]+5 > 11

GM:・探索ポイント 1D6
みづち:1d6 (1D6) > 1
[ GM ] 探索P:8 → 9

GM:・事件の断片 1D6 ROC
みづち:1d6 (1D6) > 2
GM:2.縁深い者

ウィル:「! 追いかけるよ!」
そう言って外に出る。

みづち:「うん! おっちゃんビビりだから絶対神社行ってるよ! こっち!」

ひぃちゃんを抱えて家から飛び出る。
姿は見当たらなかったが、足取りに迷いはない。

ウィル:それを追いかけて走る。
二人が走っていくと、やがて神社に辿り着いた。

GM:二人は白楽に追いつきました。

……物言わぬ姿になった白楽に。

そして、どこからか声が聞こえてきます。

『昼は夜に夜は昼に、月の女王は太陽の振りをし、太陽の王はつきになったつもりなのです』

真っ暗だった空が明るくなります。これは歪んだ御標だ、とあなたたちにはわかるでしょう。

太陽が白楽の遺体を煌々と照らしていました。

みづち:「…………おっちゃん?」

真っ赤な水たまりの中に倒れてる白楽に近付いて揺する。

「おっちゃん、起きてよ。ねえってば」

どれだけ揺すっても動かないし、だんだん冷たくなっていく。

ウィル:みづちの後ろから静かに近づいて、しゃがみ込む。

……ああ、彼女と同じだ。

この人は帰らぬ人となってしまった。
悍ましい異形の手によって。

……紡ぎ手は選ばれし者にしかなれない。だけどそれは良いことばかりではない」

彼はそう話し始める。

「紡ぎ手はハッピーエンドのために走り続けなければならない。だけど、ハッピーエンドの前にはどうしようもない悲劇がたくさんある」

それは自分にも言い聞かせるように。

「その悲劇を前にしても尚、僕たちは前に進まなければいけないんだ」

それは少女には残酷で、今結論を出せというにはあまりにも早すぎるかもしれない。
しかし既に異形の手はすぐそこまで来ている。
待っている時間なんてない。

……君は、どうしたい?」

みづち:「アタシ、は……

…………ばくろのおっちゃん、本当に死んじゃったんだ。

さっきまであんなにぐちぐちうるさかったのに、ちっとも喋ってくれないし。
アタシの頭をげんこつしてきたり、たまにぐしゃぐしゃしてきた手もつめたくて。

「こんなおはなし、やだよぉ……!」

勝手に涙が出てくるし、ひぃちゃんの入ったぬいぐるみを潰れるくらいにぎゅっとする。

ウィル:ずっと低いところにある頭をしゃがんでそっと撫でる。
……そうだよね。これまでずっと一緒にいた人が突然いなくなってしまったんだ。
そんなの、悲しくて当然だ。

……あ、そうか。
俺も悲しかったんだ。

「本当にね」

だって、ずっと一緒にいたんだよ。
同じものを見て、同じ食事をとって、同じときに寝ていた。
そんな君に、どうして芸術家としての好奇心だけでいられたというんだ。
……俺は、仲間を、友達を失ってしまった。

「本当に……こんな話、嫌だよ」

撫でていない方の手をぎゅっと握りしめる。


GM:一方その頃。

カマル:「おや、誰もいないね?」
運んできた旅人を寝かせながら、不思議そうにあたりを見回そうかな。

オディッシオ:「空っぽだな」
涙は引っ込みました。
旅人に布団をかけてあげます。