enoki181
2023-06-23 20:12:02
49319文字
Public リプレイ
 

【モノトーンミュージアム】とあるありふれた異形の話~秘めた心と水の国~【リプレイ】

シナリオクラフトのログ。紡ぎ手の中からボスが決まるテンプレート。
PL:成海さん、守部さん、柳さん、エノキ


■ミドルフェイズ

▼導入パート

[ GM ] 幕引き:0 → 1

GM:PCたちが合流するシーン。全員登場。

GM:夕刻、村のはずれにて。

鳥たちが騒がしく鳴いている下に、人が倒れていました。
人型は血だまりの中に沈み、ぴくりとも動きません。めくれた服から覗く肌には異形の兆候が見られます。
顔や背格好から、知り合いならば彼女の名前がわかるでしょう。

“狂笑の”ジュリエットは、静かに息を止め、死んでいました。

最初に発見したのはみずちでした。

みづち:「あーもーおっちゃんってばひどいなー! ねえひぃちゃんもそう思うでしょ!?」

ぽこぽこ怒りながらひぃちゃんと帰っていたら、道端でぱたんと倒れてる人影。
こんなとこにいるなんて変だなーと思いつつ近寄って……

「ぎゃーーーーー!!!!!」

みづち:ギャーギャー村中に響く大声を上げながらおっちゃんのいたところに突っ走って戻ろう

「おっちゃんおっちゃん!!! なんか女の人が死んでるよおっちゃーーーん!!!!!」

白楽:みづちの騒ぎ過ぎじゃないか、とヤレヤレ顔で現場に案内させる。
……!これは……
顔色を真っ青に変える。

オディッシオ:(つい勢いで飛び出してきちゃったけど、ここがどこかわからないど……
(あっ!あの二人に道を聞くだ!)

「あのよ、オデ、道に迷っちまって……あばばーっ!」発見

みづち:「ぎゃーーー!!? しらない人ふえたよおっちゃーん!!!!!」

白楽:「知らない人と言うんじゃない!この方はフィーネの御使いの方だぞ!」
村人から報告がきたので知ってる。

みづち:「聞いてないから知らないもん!!!」
何故ならサボっていたから。

オディッシオ:おろおろと歩き回ります

カマル:「どうしたの、なにか……
外の騒がしさに家から出てくる。のんびりと近寄っていって、死体に目を見開こう。
「これは……いったい……?」
集まった皆の顔を見回す。
知らない顔もあるし、異形の者が殺されている……自分と重ねて警戒してしまう。

朽ノ葉 白狐:「何事だ!?」

尋常じゃない騒ぎになっているだろうし駆け付けます。

「これは……異形の仕業か?」

カマル:「白狐、きみがやったわけじゃないんだね?」
……こんな酷い有様、きみらしくないものね」

朽ノ葉 白狐:「私ではない、先ほどまで村の中に居たからな。……異形は憎いが、ここまでやるほど堕ちてはない」

ウィル:人々がざわめいている中、少年は静かに声を漏らす。

「ジュリア……?」

そのまま誰の視線にも気がつかず、彼はその死体に近寄った。

……はは、悪い冗談だろう?」

「異形を討ちに来たというのに」

「君が討たれてたら興ざめも良いところだ」

「ねえ」

カマル:「ウィル……もしかして、彼女が連れかい?」
少し前に話をした旅人の少年だ。吟遊詩人の彼は、相棒と共に旅をしているのだと言っていた。

ウィル:「え?」

そこで周囲に人だかりができていることに気がつく。

「あ……

「そう、だね。彼女が同行者だ」
ウィル:(まずいな、彼女が異形であることがこんな形で周知されている)
(となると、俺も最悪袋だたきに遭うなんてことも)
(困るな、犯人捜しをしなきゃいけないんだけど)
……誰が? もうジュリア "主人公"はいなくなってしまったというのに)

GM:その時でした。

意味のない騒音でしかなかった鳥たちの鳴き声が形を成します。

『異形は朽ノ葉白狐なり。火によってあぶるのだ』

村中に響き渡るようなはっきりとしたそれは、御標でした。

GM:紡ぎ手である君たちには歪んだものだとわかるでしょう。

しかし、他の村人たちは、御標に従う他ありません。
そうしないと、そこで死ぬ彼女のように、異形化してしまうのですから。
白狐へは鋭い視線が投げかけられ、じりじりと距離を詰められます。

朽ノ葉 白狐:「な……!?」

御標の示す内容が信じられずに硬直しているかな。

オディッシオ:オディッシオはしばらく首を傾げていましたが、事の重大さに気付くと白狐を庇うように立ちます。

「逃げろ!!」

GM:御使い様が庇う仕草をとったことで、村人の反応が鈍ります。

カマル:「白狐、今のうちだよ」

白狐の手を取り、山の方へ走り出す。

「遠回りしてぼくの家へ行こう。あそこは周りから離れているから大丈夫だ」
「さあ、しっかり握っておいて。獣道を通るからね」

朽ノ葉 白狐:「っ、すまないカマル!」

そのまま手を引かれて逃げだす。

みづち:「そーだよそーだよ! さっきの御標おかしいって!!!」

びゃっこはそんなことする大人じゃないし御標は変だしー!!!

ウィル:その場で立ちすくんでいますね。

カマル:みづちの首根っこを掴んで持ってしまうよ。

「みづちはこの辺りに詳しいね、道案内を頼むよ」

「さあ、ウィル。今は一旦退こう、はやく」

……小さく勇敢なお客さん、きみもついておいで」

最後にオディッシオに声を掛ける。

ウィル:その言葉に再び正気を取り戻して付いていく。

みづち:「ぐぇ! 道案内!? うーん、まかせて!」

ちょっとお話で聞いた物語みたいな展開で半分わくわくしてる。

オディッシオ:皆が先に行ったのを確認して、何度も後ろを振り返りながらその場を後にします

GM:DT2 歪み表2.0 歪み表ver2.0(13) > 【虚無現出】 ほつれの中から虚無がしみ出す。シーンに登場しているエキストラは虫一匹にいたるまで消滅し、二度と現れない。

GM:その場に大きなほつれが現れる。
命あるものを喰らわんとして、人々に襲い掛かろうとする。

みづち:「ぎゃー!!! おっちゃん後ろ後ろーーー!!!!!」

白楽:「なに!?」
驚いて避ける。

GM:バクン、とほつれが村人たちを呑み込んだ。

あれだけ騒がしく鳴いていた鳥も、虫の音色も、ぱったりと途絶えてしまう。

あとには静寂と、腰を抜かした白楽だけが取り残された。

カマル:「……遠回りをする必要はなくなった。急ごうか」

苦々しく口にして、皆を家に案内しようか。
僧侶の人はそのまま置いて行くよ。異形化して欲しくはない……

みづち:「えっとえっと……。おっちゃーん!!! 危ないからおうちかえってていいよーーー!!!!!」

そのまま輸送されてます。

オディッシオ:あんなに優しくしてくれた村人たちがあっという間にいなくなってしまい、呆然と何もないところを見ていました。
そのあとワンテンポ遅れて皆の後を追います