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DD習作(ほぼフラマト、ときどきマトフラ)



 前回、腰が立たなくなるほど犯しぬいたせいだろうか。涙と汗と涎と、そのほかあらゆる体液でどろどろに汚れたベビーフェイスは真っ赤に染まって大層愛らしかったことは覚えているのだが、それについて自分が何かからかうようなことを言った、らしい。記憶にないのはこちらだってそれなりに理性を飛ばして夢中だったからなのだが、夜の街で遭遇して、お定まりの口論と殴り合いを経たあとにマットのアパートメントに移って、さてセックス、というところで両手を後ろに縛られた。「今夜は僕に任せて」という言葉にハッと吐息で笑うと、ジッパーを下げられる。

「笑っていられるのも今のうちだからな」

 まだ兆してはいないものを指先で皮を遊ばせるようにやわく揉んで、マットは鼻をスンと鳴らした。

「ナトリウムとアンモニアの香りがする……僕がきれいにしてあげるね」

 アンモニアという単語が意味するものにギョっとする間もなく、マットは赤い唇のあいだに、まだ柔らかいペニスを導いた。じわりと肉厚の舌の下から滲み出してきた唾液が大量に絡められ、もきゅもきゅという口をすすぐような音と共に口腔の粘膜でやはりやわらかく揉みこまれる。ゆっくりと下腹に血が溜まり、自身に芯が通っていくのがわかる。マットは時おりうかがうように、誘うように、見えもしないはずの瞳をこちらに向ける。きっとそのかわいらしい顔で上目遣いをしたときに、フランクの心音が跳ねるのをよくわかっているのだ。
 気がつけば、フランクはすっかり勃起していた。マットの喉奥に亀頭があたり、ごきゅ、と気道が絞まるような音がして、ハッと我に返る。彼の頭を撫でてやりたいと思ったが、縛られた手はぴくりとも動かない。マットは息苦しさに潤んだ瞳から涙を一粒払うと、ずろろと絡めた舌を這わせるようにしながら、フランクの男根を吐き出した。

「ぼくのおくちまんこ、そんなにきもちい?」

 普段は訥々と整った英語を話す赤い唇が、唾液とおそらくはフランクの先走りでつやつやと光って、そこはまさしく彼が口にした通りの「プッシー」のように見えたが。

「なっ……

 自身の耳が信じられなくて思わず「何を」と訊き返すと、マットは答えにならないことを言った。

「ここはこんなにおつゆ垂らして、もっとしてほしいって言ってるよ……口とは違って、フランクのおちんぽは素直ないい子だね」

 なでなでをするように、手のひらが腫れた亀頭を触れるか触れないかの距離でかるく擦る。

「ふっ……!」

 甘い声が出そうになって、フランクは咄嗟に唇を噛み締める。マットはどこか妖艶に微笑んで、つつ、と裏筋を指先で撫でた。

「フランクは今すごくかわいい顔をしてるんだろうな……我慢できたと思っているのかもしれないけど、息のあいだに、あっ♡あっ♡ってすごく小さく、甘ったるい声でおねだりしてるの、僕には聴こえるよ」
…………
「素直に言って。僕ののどまんこにぴゅっぴゅって濃いせーえきいっぱい出したい?それとも……

 お前をファックしたい、もう生意気な口なんてきけないくらいに腹の奥までぶち犯して、ただ喘ぐことしかできない生き物にしてやりたい……と正直に口にするにはまだ理性が邪魔をしたまま、フランクは眼前でマットが大きく脚を開いて秘められた場所を晒すのを見ていた。