matukumo
2026-07-08 15:21:23
34775文字
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ゲーミング部と漫研部員でTRPGやってみた!

また書いてました!!

ンドラ現代パロ(O山先生のifを元にしています)
ゲーミング部の澄野君、面影君、九十九兄妹と、
漫研部員の凶鳥ちゃんが、クトゥルフ神話TRPGを遊ぶリプレイ風小説です。
いつも拓歪を描いてる人ですが、今回もカップリング描写は無いです。仲はとても良いです。

・ト書き小説でほぼ台詞
・ダイスロールは実際に振っています
・ハウスルール適用や、神話生物への自己解釈や捏造あり
・自作シナリオです
・パロディ(オマージュやリスペクトのつもり)、残酷描写、オリジナルキャラクターや劇中劇的要素、とにかく色々あります

仲良く身内ノリでやってるよ!みたいな軽いノリで書いています。
よろしければどうぞお付き合い下さいませ。







★戦闘!ゲイル博士+研究員3人



戦闘順(DEX順)
カコ→ジョウカ→イマ→クミオ→ゲイル→研究員A→B→C


澄野「あ、わりとこっちが有利……

過子「じ、自分早いけど戦闘能力無いんだった……!ええと、どうしようかな。回避に専念すればいいかな」

今馬「たしか攻撃する場合は回避できないらしいからね、妹ちゃんは自分達戦闘タイプにまかせて回避お願い。生き残るのが先決だよ」

凶鳥「では、拙者の手番でござるな!【日本刀】で博士に攻撃にござる!出目は82、【日本刀】85%で成功!!死ぬがよい!」

澄野「し、死んでいいのか!?」

凶鳥「相手は人をなんとも思わぬ悪の組織でござる……手加減をすればこちらが死ぬでござるよ!!
【日本刀】のダメージは10面のサイコロを1回振る……8!
さらにダメージボーナス4面サイコロ1回を足して、最大値4!
合計…………ッ12!!」

面影「博士、HP−2で死にました」

凶鳥「あっ本当に死んだ」

澄野「その一撃でーーー!?!?」

面影「あまりにもオーバーキルだから、多分首を跳ねたとかだね……ふふふっ……

今馬「酷い惨状にSANチェック入らないか心配です。禍津ジョウカこそ神話生物なんじゃないすか?」

過子「っていうか、刀が強すぎるんだよ……

面影「やーははは、どうしようかな」

今馬「まあ、一瞬固まりたい気もするけど、自分も動きますね。ナイフを持って研究員Aに突撃っす。【ナイフ】70で……あ、77で失敗」

澄野「オレは……固まるな。回避に専念する」

面影「じゃあ博士は死んだので飛ばして……研究員ABCがそれぞれ動くよ。サクサクいくね」



研究員ABCの攻撃
【ナイフ】50%

A→69で失敗

B→22で成功→対象カコ
カコ→回避36→92で失敗→ダメージ3
カコのHP→10から7

C→29で成功→対象イマ→ダメージ4
イマのHP→10から6


澄野「ちょっと双子の体力キツイな……!!」

今馬「妹ちゃんに何してくれてんすか!後でしばく!」

過子「うう……か、回避に専念……!」

凶鳥「拙者はAに【日本刀】!80で成功!
ダメージは合計4にござる!」

面影「AはHPを一度に半分以上失ったので、ショックロール……CON×5で……失敗!速やかに気絶します」

凶鳥「この者はこれ以上攻撃せぬ。無益な殺生は良くないでござる」

今馬「Bに【ナイフ】……!70ぴったりで成功!ダメージ2、イマのダメボ加えて合計で……5!」

面影「えーと……うん、Bも気絶」

澄野「ちょっと無茶してるな……イマの体力危なげだから、オレが盾になってもいいか?」

面影「じゃあ次のCの攻撃は、イマ君には当たらないことになるね。確率的に宮田君が受けやすくなるよ」

澄野「それでいい」

面影「じゃあ、残ったCの【ナイフ】……12で成功。対象は……ジョウカちゃんだ。ダメージ1」


ジョウカのHP→13から12


凶鳥「かすり傷でござる!」

過子「自分は回避に専念するよ……ジョウカ、やっちゃって……!」

凶鳥「任されよ!79で【日本刀】成功っ!
ダメージは9とボーナス3!合計ダメージは12でござる!!」

面影「Cも死にました」

澄野「この18歳、二人も殺した……

今馬「補導歴あるのに」

過子「エンディングどうなるんだろ」

凶鳥「そこはその、キーパーである面影殿の裁量でなんとか」

面影「荷が重いなぁ……

澄野「なんでちょっと嬉しそうなんだ」

今馬「無茶なキーパリングを求められてマゾの血が騒いでますね」

面影「なにはともあれ、戦闘終了です。おめでとう」







面影「ゲイル博士と研究員Cの死体、気絶しているAとB。静まり返った凄惨なその場で、自動ドアの音が再び響く。

奥からまた誰か来たのかと、君達は身構える。

そこにいたのは3体の、イエティか雪男……
いや、違う。そのように見えたのは、白い毛皮を被っていたからであった。

毛皮を脱いだそれらは、甲殻類のような姿に、羽を生やしたような生き物だった。
頭部からは触手のようなものが生えており、両手に当たる部分には大きなハサミが備わっている。

これらを直視した君達は、0/1D6のSANチェックだよ」

澄野「甲殻類っていうとエビか?」

過子「エビに羽根が生えてる……怖い……



カコ、正気度75→失敗、74
イマ、正気度64→成功、64
ジョウカ、正気度41→失敗、38
クミオ、正気度63→失敗、58


面影「宮田君は一度に5以上減ったから、一次的狂気に陥るか【アイデア】判定だね。成功したら澄野君には発狂したロールプレイをしてもらうことになるよ」

澄野「その薄ら笑いをやめろ……!」

面影「あともう少しで不定の狂気入るところだったね、狂死香ちゃん」

凶鳥「不定?とにかく、正気なら良かったでござる」

澄野「オレの【アイデア】は65……これなら失敗は大いにあり得るな!今日出目大きいし……72で失敗だ!発狂はしない!」

過子「なんだぁ……

今馬「クトゥルフのおいしいところなのにぃ……

面影「まったくだね……

澄野「お前らなぁ…………

面影「さて、君達、どうする?この恐ろしい生き物3体を前に」

凶鳥「来るなら迎え撃つが……こちらに敵意は?」

面影「特に向かってくる様子はないね。じ、と君達を見て、すぐに興味なさそうに機械の方へ向き直るよ。君達からは何もしないということでいい?」

過子「何もできる気がしないよ……自分達、さっきの戦闘でボロボロだし」

今馬「警戒しつつ、カコに【応急手当】を使いたいっすね」

澄野「宮田は驚いてるし、何もできないな」

面影「そうか。じゃあ……イマ君が手当てをしようとしたその時、怪物のハサミが器用に何かのボタンを押して、突然警報が鳴り響いた。
その後、自動音声のようなものが流れる。

『爆発まであと10分』
『全ての機能をシャットダウンします』

警報はこの研究所全体に鳴り響いているようだ。サイレンの音と共に、何かの機械音が聴こえると、拘束具から少女が解放された。しかし、少女は動かない。怪物達は君達には目もくれず、先ほど出てきた扉の中へ去っていく。

さて、ここからはリアルタイム10分……のところ。15分以内に、どうするか決めてもらいます。文字打つのは時間がかかるからね」

過子「え?これテキストセッションじゃなくてオンラインセッションじゃ……

今馬「妹ちゃん、メタだよ、メタメタ」

面影「では、用意スタート!」




澄野「え、どうするったって、とりあえず逃げるだろ!?」

過子「えーと……まず、島尾ランを連れて行かないと。できれば行方不明になった人全員も……あの部屋はどうなったの?」

面影「カコちゃんが例の部屋を見に行くと、カプセルの機能もシャットダウンされたようだ。意識を取り戻した行方不明者は、自分で動けるようで、自分の足で出入り口に向かって逃げ出していくね。島尾ランも逃げていってる」

今馬「じゃあ普通に自分達も逃げればいいんじゃないすかね。問題は……ニクスとやらをどうするかすよ」

凶鳥「このまま見殺しにするのはやるせないでござるな……

過子「この子、生まれてこの方、怒りや悲しみしか与えられなかったって言ってた……そんなのあんまりにも可哀想だよ」

今馬「可哀想とはいっても、この子、生きのびたとしてろくに生きられるのかな……

澄野「分からない……分からないけど、これ以上人が死ぬのは黙って見てられないよな」

今馬「……後先考えないで連れ出すのもまあ、ありっちゃありですかね。死なれるのも寝覚めが悪いですし」

澄野「……ところでさっきから気になってたんだけど、凶鳥ってさ」

凶鳥「拙者?」

澄野「返り血とか……浴びてないよな?」

凶鳥「えっそういえば」

面影「【幸運】でどうぞ」

凶鳥「1のクリティカルでござる!!」

面影「おめでとう、すっごく綺麗です。刀もその辺の白衣で拭いておいたおかげで、一見血は見えません」

澄野「じゃあ安心して逃げれるな。返り血浴びたままの奴と民宿戻ったら危なさそうで……

過子「そろそろ時間が来そうだよ!この中で一番サイズが大きいのは……ジョウカ!」

凶鳥「では拙者が少女を背負うでござる!そして退避!あばよとっつぁん!」

面影「少女は抵抗することなく、背負われるね」

今馬「ついでに刀置いてったらどうすか。職質されたらアウトですよ」

凶鳥「拙者、在瀬犬とは一心同体でござるから……

今馬「あそう……









面影「と、言うわけで、だいたい時間内にどうするか決められた君達は……少女を助けて、原生林にある地下研究所を抜け出すことが叶った。
木々の隙間に、突然の警報にパニックで逃げ出した研究員達を見つけることができる。
混乱に乗じて、君達は彼らに見つかることなく、原生林から命からがら抜け出した。

その直後、原生林の奥の方……そして、小高い丘の洋館の方から、大きな爆発音が響いた」

澄野「あ、洋館も爆発するのか!?」

過子「上野邸にもいろんな記録あったもんね……証拠隠滅だね……

面影「爆発が起きたことにより、洋館と原生林に火災が起きて……島の消防団が動くね。じゃあ皆で【幸運】ね、一人成功したらいいよ」

過子「自分が成功したよ」

面影「じゃあ、島民達に特に怪しまれることもなかった。原生林にいたらなんか急に爆発音がしたので、逃げてきました、で話が通じたよ。少女のことはどう説明する?」

今馬「んー……原生林で倒れてたのを保護した、とかでいいんじゃないすか。行方不明になった人の一人かも、とか言って」

面影「島民は、明日には警察が来ると思うので、良かったら詳しいことを話してくれないか、と頼むね」

今馬(ナイフ持ち)「自分たちは関係ないので!!と言いくるめたいです」

凶鳥(前歴あり日本刀持ち殺人犯)「拙者もできれば言いくるめたいでござる」

面影「やってみてごらん」

今馬「36で成功したんで凶鳥先輩は余計なことしないでいいです」

凶鳥「【言いくるめ】10%でござるしな」

面影「じゃあ、本当に幸運なことに、島民は君達を警察に関わらせることはないでしょう。良かったね。フェリーで明日、警察と入れ違いに帰ることができるよ」

過子「強引に解決……!ところで、島尾ランと合流したいんだけど……

面影「島尾ランは混乱しながらも民宿に戻ったね。かつては宿を取っていたから。女将さんは今頃驚いていると思うよ」

過子「じゃあ、自分達も民宿に戻って、島尾ランに依頼人の白鳥歩夢さんが探していたことを伝えるよ。白鳥さんにも連絡したいな。これで依頼は達成だね」

面影「うんうん。じゃあ、エピローグに行こうか」